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🇪🇸実は悲しい事実を持つ「Park Güell (グエル公園)」押さえるべきスポット6選!

2023年5月8日

スペイン出身の世界一有名な建築家と言っても過言ではない「Antonio Gaudí y Cornet(アントニ・ガウディ)」の作品の1つである「Park Güell (グエル公園)」に行ってきました!

「Park Güell (グエル公園)」と言えば、別名「お菓子の家」とも呼ばれ、その可愛らしい建築物に一度は訪れてみたい場所と言われています。

私も、バルセロナに来たら絶対に行ってみたかった場所だったのですが、思っていた以上に公園内は広くてびっくりしました!見どころもお菓子の家だけではなく、色々とあるので、ポイントを5つに絞ってご紹介したいと思います♪

この記事を読めば、時間が限られている方でもスムーズに、見どころのみを周れるので是非最後までお読み下さいね♪

「Park Güell (グエル公園)」

「Park Güell (グエル公園)」の悲しい物語・・・

実は・・・「Park Güell (グエル公園)」は、もともと高級住宅地にする予定だった場所です。

バルセロナの実業家 フィンカ・グエルさんが所有していた土地に、ガウディに建築の依頼をしました。2人の考えは一致していたので、自然と調和を目指した総合芸術をテーマにした住居地を設計したそうなのですが、当時バルセロナでは工業化が急速に進んでいて、この自然と調和した総合芸術という価値観が市民に理解されず、分譲住宅地60軒のうち、たった2軒しか買い手がつかなかったそうです。

しかも、その2軒というのが依頼した実業家 フィンカ・グエルさんとガウディの2人・・・か・・・悲しい!!こんなに素晴らしいのに!

なので、実際にガウディはこの公園内の建物に住んでいた時期があったそうですよ!

公園に到着!

こちらが、「Park Güell (グエル公園)」の入口です。

「Park Güell (グエル公園)」は昔は無料だったそうなのですが、現在は指定された場所に入るのにはチケットが必要となっています。

その理由として2013 年 10 月にバルセロナ市議会が「可能な限り最良の状態に保つことを」と目的としたからです。1984年にユネスコの世界遺産に登録されて以来、たくさんの観光客が訪れたわけですが、今後も美しい状態を維持するために、入場料を取ることは大事ですよね。

チケットについて

チケットについては、細かい注意点があるのでご注意ください。ただ、全ての場所に入るのに入場料が必要というわけではなく、特定の場所のみになります。

詳しくはHPでご確認頂きたいのですが、よく見るカラフルな場所は基本的に入場券の確認があります。

【入場時間】一般公開は9時半〜19時半。※その前後はバルセロナ市民とグループ予約者のみが入れます。

【入場料金】大人10€、7歳〜12歳は7€、6歳以下は無料、65歳以上7€

【チケット購入場所】チケットはオンラインで購入が一番オススメですが、他にも入口の自動販売機、地下鉄レセップス駅とバルカルカ駅の自動販売機、公園のカスタマー サービスデスクでも購入可能です。

【注意点①】6歳以下の子供は無料であっても、対応するチケットを持参する必要があります。

【注意点②】指定予約時間以降30分後まで有効。例えば、9時半に予約していたら、10時まで有効です。30分を過ぎるとチケットは無効になります。

見どころ①公園内を散策しよう!

さて、無事に公園内に入れたら散策開始です!

公園の最初の方はこんな感じで、ジャングルみたいになっていました。これは予想していなかったのでびっくり!ただ、木が多く、道が綺麗なので気持ちよくお散歩できます。

公園を歩いていると、途中このような遺跡みたいなものを目にします。人によっては近くまで行って見ていましたが、これは興味があったら見に行きましょう!今回は、最重要見どころのみをご紹介しますよ!

暫く歩くと、ピンクの教会みたいなのが見えてきます。これが見えてきたらそろそろ心の準備です。

ほら!見えてきましたよ!!

ちょっと変わった柄の塔が見えませんか!?

そして、そのまま人の流れに沿って歩いていくと、このような広場にでます。

広場の2箇所、左右に階段があるのですが、そこの階段でチケットの確認がありました。

事前に購入したチケット持って指定された時間に行くとメインの公園に入ることができます。

公園内に入ると・・・

見どころ②「El Teatre Grec o Plaça de la Natura(ギリシャ劇場または自然広場)」

公園の周りをぐるっと囲むかのように、このような石でできた椅子が見えてきました!タイル破片で作ったモザイクタイルの模様が入ったカラフルな椅子にテンションがあがります!

椅子の柄は全て違っていて、カラフルな場所もありました!でも、カラフルな場所は写真を撮る人が既に座っていたので、待たないといけませんでしたよ。

椅子の中央に穴があるのがわかりますか?この穴は雨が振った時に、雨水が溜まらないように穴から自然に水が流れるように設計した穴だそうです。

ただ、美しいだけじゃないのがガウディの凄いところですね!

こっちの椅子も素敵です♪どこを撮っても同じ柄じゃないので、見ていて楽しかったです。お気に入りの柄を探すのもいいですね!

そして・・・

こちらが、公園中央からの眺めです!

正面にお菓子の家のような建物が見えます!この建物を見たスペインの画家サルバドール・ダリは、「砂糖をまぶしたタルト菓子のようだ」と評したそうですよ!本当に、その通りですよね〜。お天気だったらもっと綺麗だったと思いますが、曇でもとても可愛くて感激しました!

中央の凸凹椅子には様々な装飾がしてあるので、横から見るとまた新しい発見がありますよ!ほら!なんかライオンみたいなのが見えるでしょ・・・?

映え写真が撮れるので、みんな動画や写真をたくさん撮っていました!私は朝行ったので、まだ人が少ない方でしたが、お昼から午後にかけて人が増えてくるので、もしいい写真が撮りたかったら午前中に行くことをオススメします♪

ちなみに、リールも撮りましたので、是非こちらもご覧下さいね!↓

見どころ③「El Pòrtic de la Bugadera(洗濯女の柱廊)」

さて、素晴らしい景色を堪能し、たくさん写真を撮ったら次のスポットへ移動しましょう!階段を降りていくと、不思議な形の岩が見えてきます。

ここは、「El Pòrtic de la Bugadera」と言って、日本語では「洗濯女の柱廊」と呼ばれています。

未加工の石でできた柱を使った回廊となっており、傾斜した柱の上に大きな波の形を採用して、二重列柱で支えている建築構造なんですって。なんか難しいけど、とにかく自然の石を斜めに使っていることが凄いし、その通路の長さも凄いんです!

せっかくなので、一番奥まで進んで戻ってきてみました。こうして見てみても斜めなのが分かると思います。いや〜不思議ですね!

ちなみに、斜めの柱にはそれぞれ1本ずつ真っ直ぐな柱が付いています。その中の1つだけ・・・実は洗濯物を頭に乗せた女性がいるのです!だから、日本語では「洗濯女の柱廊」、英語では「The Laundry Room Portico」と呼ばれているのですね!

ここの回廊に来たら、洗濯女を是非見つけて下さいね♪

そうそう!洗濯女さんの近くの茂みには可愛い小鳥がいっぱいいたんですよ〜!

信じられないくらい綺麗で可愛くて、もう洗濯女さんそっちのけで小鳥ちゃんを追っかけてました(笑)可愛い〜♪癒やされる♪

さて!「El Pòrtic de la Bugadera(洗濯女の柱廊)」を十分に見たら、次のスポットへ移動しますよ!

また階段を降りて行きますが、この階段から上を見上げると、最初に見どころとして紹介したカラフルなイスの側面を見ることができます。美しく波打っていますね。

見どころ④「La Sala Hipòstila(多柱式建築室)」

「La Sala Hipòstila(多柱式建築室)」は、86本の円柱で支えられている広場です。古代ギリシア美術の様式の一つ「ドーリス様式」を用いて設計されたそうです。この柱を見るだけでも圧巻なのですが、実はここにも写真スポットがあるのです♪

天井を見上げてみると・・・

カラフルな円盤があちこちにあるのを見ることができます!

柱と一緒に撮ってもいいし、iPhoneを下に置いて自撮りモードで自分も一緒に映ってもいいし、いろんな撮り方ができるスポットになっていましたよ♪

見どころ⑤「L'escalinata del drac(ドラゴン階段)」

素晴らしい「La Sala Hipòstila(多柱式建築室)」を見たあとは、そのまま中央の階段を降りてみましょう!

すると、正面には「El Teatre Grec o Plaça de la Natura(ギリシャ劇場または自然広場)」から見えたお菓子の家が出現します!上から見るのもよかったけど、近くで見るともっと可愛いですね♪

この階段は「L'escalinata del drac(ドラゴン階段)」と呼ばれていて、バルセロナのシンボルであるカラフルな「エルドラク」を見ることができます。この「エルドラク」は公園の守り神として大切にされているんだとか!

それから、こちらは「蛇」の頭です。

トカゲとか蛇とか、普通に考えたら怖い爬虫類だらけですが、カラフルなモザイクタイルで作られていると可愛く感じてきますね・・・?

更に下まで降りると、モザイクタイルと白いタイルが均一にはめ込まれた壁を見ることができます。

ここは、写真スポットになっていて、たくさんの女の子が映え写真を撮っていましたよ♪なので、真似してみました(笑)

見どころ⑥メインエントランスの2つの建物

実は私は正門から入ったのではなく、公園側から入ったので、みんなと逆ルートになっていたようです。

でも、見どころは一緒ですからね!

こちらの建物はもともと待合室と電話ボックスを備えたコンシェルジュがいる建物として建てられたそうです。

ちなみに、こちらの建物は実際に中に入って見学することができます。ただし、並んでいるので時間に余裕があれば入ってみて下さいね。私たちは、時間が無くて中に入れませんでした。

もう片方の建物は「ポーターの住居」として建てられたんですって。

まとめ

ということで、正門から出ましたが(笑)・・・「Park Güell (グエル公園)」の見どころまとめでしたが、いかがでしたでしょうか?

本当に、どこもカラフルで見どころ満載のグエル公園でした!チケットがちょっと複雑ですが、買う価値ありなので、是非チケットを事前に購入してグエル公園散策をして下さいね♪

「Parc Güell」の場所

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最後までお読み頂きありがとうございました。悲しい事実があったけど、壊されなくてよかったよね!と思った方は、是非「ぽち」っとお願いします♪押して下さるとブログを更新する活力になります♪

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