北大西洋上に浮かぶ島、ポルトガル領の「マデイラ島」は、南国のため美味しいフルーツがたくさん採れます。
その中でも、有名なフルーツの一つに「バナナ」があるのですが、島の特産物ということで博物館までありました！
1歳半の息子はバナナに目がないほどバナナ好き！息子のためにも！？バナナ博物館へ行ってきたのですが、どんな博物館だったのか！？
ご紹介したいと思います。
「Banana Museum of Madeira (BAM)」
「Banana Museum of Madeira (BAM)」は、マデイラ島の首都フンシャルから15キロほど離れたバナナ畑の中にあります。
バナナ博物館と聞いて、最初は植物園みたいなのを想像していたのですが、到着してみると看板はカッコいいし、建物も石造りで素敵だしで、「あれ！？結構今風！？」とびっくりしました。
建物の外にも駐車場があるのですが、外の駐車場は4台くらいしか停められず満車・・・困って、チケットカウンターの人に聞いたら「広い駐車場が中にあるよ！」とバーをひらいてくれました。正面はバナナの木で埋め尽くされています！これは凄い！
中の駐車場は広くて、20台くらい停められました。
車を降りたら、チケット売り場へ行きました。
大人は8ユーロ、65歳以上は6ユーロ、6歳〜14歳は4ユーロ、5歳以下は無料です。
手続きが終わると、敷地内について口頭でとても丁寧に説明してくれました。
チケット売り場のすぐ横が入口で、博物館からスタートです！息子よりも私がワクワクしていました（笑）
扉を開けると・・・
博物館でバナナについて学ぼう！
「ようこそ！バナナセンターへ！」みたいなパネルがお出迎えしてくれ、
すぐ横に、バナナができるまでの３D映像とパネルがありました。
バナナはバショウ科のムサ属に属していて、南アジアが原種、16世紀に航海家によってマデイラに来たそうです。
正面には貴重な伝統工芸品がありました。
これは、1837年にサン・ロレンソ宮殿で行われた産業博覧会で展示されたものだそうです。今から約190年前のものですが、この作品を見ると、左上と右下にはサトウキビ、対角線上には葡萄の葉、中央下にはバナナを担いだ男性、中央にはそれらを運ぶ男性と牛という構図で、当時からバナナ、サトウキビ、葡萄（ワイン）が島の特産物だったことがわかります。
さて、マデイラ島の当産物が分かったところで次のブースへ行ってみましょう。
ここでは、バナナの箱と液晶に映る男性のコーナーですが、手前の画面で操作すると、バナナの採取についてこの男性から色んな話を聞くことができました。
その横には、マデイラ島の立体映像画面があり、島のどこでバナナが採れるのかを知ることができましたよ。
バナナ大好きな息子もこの通りです（笑）真剣に島の地図をみていました。
更に巨大なデジタルブックがあり、ここではマデイラバナナについて年代別に学ぶことができましたよ。
その横には、まん丸の液晶があり、ここでは簡単にマデイラバナナについて知ることができました。
例えば、マデイラにバナナが来たのは・・・？1883年！です。とか、
マデイラに住む人々が年間に食べるバナナの量は・・・？一人頭年間12キロ！とか、
バナナの70％は水分でできていますよ！とかとか・・・
とにかく簡潔な質問タイプで見ていて楽しかったです。
博物化の一番奥は、光るバナナが飾ってありました。
色が違っても形はバナナ。息子は「バナナ！バナナ！」と夢中になって触っていました（笑）
カラフルなバナナの裏は大画面のシアタールームでバナナの歴史を映像で見ることができましたよ。
カフェ＆ショップ
博物館見学が終わったら、カフェ＆ショップへ行きました。
本当はバナナ農園をゆっくりお散歩したかったのですが、あいにくの雨でお散歩は断念しました。
ショップにはバナナグッズが色々売っていましたよ。
Tシャツやリュック、帽子にバナナチョコ、バナナチップスなどなど！
子供用のTシャツも売っていたので、息子のを買おうとおもったのですが、１歳用はありませんでした（泣）３歳用くらいかだったかな・・・？
他にも、リキュールやマグ、ボールペンなどもありましたよ。
一番奥はカフェのオーダーカウンターです。
メニュー表がバナナの形で面白いなと思いました。
ここでは、ビールサーバーから注がれれるバナナビールがあるのですが、私はビールが好きじゃないし、主人は運転があったので誰も試せませんでした。ちょっと気になりましたけどね・・・
なので、バナナジュースをオーダーしましたよ！横にあるバナナチップスは、入場券を見せるともらえるおまけです。バナナチップスはとても美味しかったのですが、バナナジュースは特に・・・って感じでした（笑）
それから、一人１本バナナをもらうこともできました！
息子はその場ですぐに１本完食でした！マデイラバナナって私達が日本で食べているバナナと味が全然違うんですよ！濃厚で甘くて・・・驚きました。
まとめ
ということで、バナナミュージアムのご紹介でしたが、いかがでしたでしょうか？
まさかバナナだけのミュージアムがあるなんて思いもしなかったので驚きましたし、結構楽しめました。
ただ、カフェのおばさんが超超超態度悪くて、それだけが残念でした・・・
バナナ好きのみなさんは、マデイラ島に行くことがあったら是非立ち寄ってみてくださいね♪
「Banana Museum of Madeira (BAM)」
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