ジュネーブにはたくさんの博物館や美術館がありますが、今回は図書館に行ってきました。図書館と言っても、本を自由に読んだり、手に取れるわけではなく、貴重な書物を見るような博物館形式になっています。
豪華なお家のような建物です。
門をくぐると広いお庭になっています。
お庭からの眺めが素敵でした。ボドメールは、自分が集めた書籍を多くの人に公開したいという気持ちがあり、その意思を財団が受け継ぎ、邸宅をそのまま残す形で財団図書館ができたそうです。建物は、国際的に有名な建築家のマリオ・ボッタ氏が作ったそうです。
入り口がとても分かりにくく、入るのに一苦労しましたが、どうやらこの階段を降りていくみたいです。
看板を見ると、右にエレベーターがあり、ミュージアムに行けると書いてありますが、この時は気が付きませんでした。ですが、階段を降りても無事辿り着きました。
入り口です。
こちらの図書館はユネスコ世界文化遺産に登録されていました。
中に入ったら、受付の前にコートをかけて荷物はロッカーにいれておくと身軽に図書館内を見て回れますのでオススメです。入場料は15フランですが、スイスミュージアムパスがあれば無料になります。
まず1階は、象形文字が描かれたエジプトのパピルスやメソポタミアの楔形文字が刻まれた石碑などの古代文明から、ギリシア、ローマ時代の叙事詩、中世の写本、活版印刷に始まる印刷本の時代の展示物がされていました。
驚いたことに、源氏物語までありました。本物です・・・凄いですね。
こちらは翡翠に文字が書かれたものです。こんなに大きな翡翠は物凄い高価に違いないんでしょうが、展示の仕方が恐ろしいです。。。何故なら壁にかけてあるだけで、下は吹き抜けなんですよ!落ちたらどうするんでしょうね・・・
こちらは、世界的に希少な「グーテンベルグの42行聖書」です。「グーテンベルグの42行聖書」とは、活版印刷技術を用いて印刷した西洋初の印刷聖書のことで、現時点で現存確認できているのが48冊のみだそうです。そのうちの1冊がここにあります。日本にも3冊あるそうですよ。
階段を降りて地下に行きます。
途中に飾ってあったこの小さな小さな本のポスターがとても気になりました。まさか、これがあるのでしょうか・・・?
地下2階は、ニュートンの「数学的原理」のオリジナル原稿、モーツァルト自筆の楽譜、ゲーテ、ダンテ、アインシュタインの手稿、草稿などがあります。
こちらは、サルバドール・ダリの絵です。なんだかダリらしくないのですが、素敵ですよね。シェイクスピアのハムレットを描いた作品だそうです。
こちらは、「くまのプーさん」や「ハイジ」の本です。昔から可愛いイラストだったのですね。
モーツァルトの直筆の楽譜です。
直筆・・・を見れるなんて!
先程ポスターで見かけた小さな小さな本を見つけました!拡大してみると・・・
こんなに精密です。しかも、ちゃんと文字も書いてありました。凄いけど、誰用?(笑)
こちらは、ジュネーブの地図です。ほぼ正確に書かれています。
こちらのフロアはシェイクスピアのハムレットのコーナーが一番大きかったのですが、写真を取り忘れ・・・
戻ると、様々な本の販売コーナーになっていました。
「Fondation Martin Bodmer(マルタン・ボドメール財団図書館)」は本当に様々な時代の貴重な本が、見やすく展示されていますので、足を運ぶ価値がある図書館でした。
「Fondation Martin Bodmer(マルタン・ボドメール財団図書館)」の場所はこちら↓
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