みなさんは、「Patek Philippe (パテック・フィリップ)」という時計ブランドをご存知ですか?
「Patek Philippe (パテック・フィリップ)」は、知る人ぞ知る、時計界のトップに君臨し続けるスイス・ジュネーブ発祥の高級時計メーカーです。
さて、今日のお話ですが、その「Patek Philippe (パテック・フィリップ)」の本店サロンに行き、様々な経験をしてきたのでお話していきたいと思います。
「Patek Philippe (パテック・フィリップ)」とは?
「Patek Philippe (パテック・フィリップ)」とは、冒頭でも簡単にご紹介しましたように1839年にスイス・ジュネーブで創業された時計メーカーです。現在では、ジュネーブにある最後の家族経営の独立時計メーカーとなっており、創業以来途切れることのない時計製造の歴史を持つ世界最古の時計メーカーの 1 つでもあります。
また、世界三大複雑機構(永久カレンダー(パーペチュアルカレンダー)、ミニッツリピーター、トゥールビヨン)搭載モデルも複数生産しており、その複雑な仕組みと美しいフォルムから世界中にファンを持っています。
男性用腕時計では、最低でも現在の為替レートで400万〜1億以上と超高額なものしか取り扱いがないにも関わらず、ふらっとお店に行って誰でも購入できるものではありません。
そのため、注文を入れて何年も入荷を待ち続けるか(実際に買えるかはその時点では分からない)、プレミアム価格を払って中古市場で購入するしかない状態となっています。
ところで、なぜお金を持っていても時計を買うことができないのでしょうか?
それは、「Patek Philippe (パテック・フィリップ)」の腕時計は、細かい部品から全て訓練された職人による手作業で作られていることから、年間約6万本しか生産されない上に、欲しい人が多すぎて需要と供給があっていないからです。
(ご参考までに、同じく人気の時計メーカーROLEXは年間105万本以上(2021年時点)生産されています。)
そういったことから、常に「Patek Philippe (パテック・フィリップ)」の腕時計を待つ人がいる状態が続いているため、非常に価値が高く資産として持つ人も多いのです。
「Patek Philippe (パテック・フィリップ)」との出会い
さて、そんな「Patek Philippe (パテック・フィリップ)」ですが、私たちがその存在を知ったのは、今から約4年前の2019年になります。
主人の仕事で初めてジュネーブに来た時に、友達にあることを頼まれたのがきっかけでした。
「スイスのジュネーブに行くなら、「Patek Philippe (パテック・フィリップ)」の時計を見てきて欲しい」
スイスが時計の国という認識はあったので、時計好きな人ならそうだよね〜と思いながら「見に行くのは全然いいよ〜!」と返事をしました。
その後のやり取りはこんな感じです。
私「ところで、「Patek Philippe (パテック・フィリップ)」のどんな時計を見てくればいいの?」
友達「ノーチラスっていう名前の時計を見てきて!値段は800万くらいだよ。今日本で全然買えなくて・・・」
私「えっ!!800万もする時計が存在するの!?しかも日本で買えないとかどういう事!?」
友達「スイスのジュネーブは発祥地だからあるかもしれない!今ノーチラスはセカンダリーで買うとプレミアムが乗っていて1000万超えてて・・・」
こんな感じのやり取りをしました。とにかく当時私が驚いたことは、腕時計が800万もするものが存在することと、日本で買えないこと、値上がりしていたこと、です。
これが「Patek Philippe (パテック・フィリップ)」との出会いでした。
当時の旅行記があるので、是非こちらを読んで見てくださいね。当時の感想がそのまま書いてあります(笑)↓
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🇫🇷南仏&🇨🇭スイス旅行記〜4日目🇨🇭ジュネーブ編〜「Patek Philippe Salons」で高級時計を下見と美味しいチョコレート「Auer」、スイス牛「Le Relais de l'Entrecote」でディナー
ドイツのMunich(ミュンヘン)経由で南仏(Niceニース・Monacoモナコ公国・Lyonリヨン)とスイスのGeneva(ジュネーブ)へ行ってきました!(2019年4月時点) 5泊7日の旅行記とし ...
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ということで、4年前に「Patek Philippe (パテック・フィリップ)」のジュネーブ本店へ、アポなしで訪問し、見事撃沈したわけですが(笑)当時だったら、ウェイティングリストに名前を書くことができ、しかも500番待ちでした。
今思えば、なんで書かなかったんだろう・・・
1年後、ジュネーブに移住
さて、「Patek Philippe (パテック・フィリップ)」とそんな出会いをしたわけですが、それでも当時は全く購入することに興味がありませんでした。
確かに、とっても素敵な時計で間近で見ると、あまりの美しさに引き込まれたのですが、腕時計に800万なんて出せない・・・という気持ちもありましたし、自分達ではとても買えない金額だったので、調べることもしませんでした。
そこから、1年後の2020年に私たちは無事ジュネーブに移住することになりました。ただ、当時はコロナ禍真っ只中で海外に旅行に行くこともなく、スイス内の美術館とか博物館巡りをして過ごしていました。
その時に、ジュネーブに「Patek Philippe Museum (パテック・フィリップ ミュージアム)」があることを知り、1年前に友達とやり取りをしたことを思い出したのです。
「あの高級時計の博物館がジュネーブにあるんだぁ!じゃぁちょっと行ってみよう!」
ジュネーブの静かな通りにひっそりと佇んでおり、外観からは高級感を醸し出しているミュージアムでした。
16 世紀から現在までのパテック フィリップとスイスの時計作りの歴史を伝える博物館となっており、中の撮影は禁止でした。
※入場料は1人10フランで、火曜日〜金曜日は14時〜18時、土曜日は10時〜18時の営業となっています。
ここでは、数々のコレクションや職人さんの作業デスクなど貴重なコレクションが展示されていて、その数に圧倒されたのを覚えています。
改めて、凄い時計メーカーなんだと認識はしたものの、ここでもまだ「パテック・フィリップの時計欲しいな〜。」とはならず、「いつか買えたらいいな・・・」くらいの気持ちでした。
さて、そんなこんなでまた日々の日常を過ごすうちに、パテック・フィリップについての気持ちがまた薄れていき、現在2023年になるわけですが・・・
まとめ
今日は、私たち夫婦と「Patek Philippe (パテック・フィリップ)」の出会いについて書きましたが、いかがでしたでしょうか?
この続きはその②にて・・・続きはこちらから↓
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🇨🇭時計界の頂点「Patek Philippe (パテック・フィリップ)」物語②〜パテック・フィリップに恋をする〜
今日は、先日アップした記事「時計界の頂点「Patek Philippe (パテック・フィリップ)」物語①〜パテックフィリップとの出会い〜」の続きです。 昨日の記事を読んでから、今日の記事を読むと話が繋 ...
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