シチリア島の州都パレルモから電車で約1時間乗ったところに、「Cefalù（チェファル）」という村があります。
「Cefalù（チェファル）」は、イタリアで最も美しい村のひとつと言われており、世界遺産の大聖堂があります。
場所は、シチリア島の北海岸に位置しており、高さ 270 メートルの巨大な岩に囲まれている要塞都市でもあります。
さて、そんな「Cefalù（チェファル）」の街村は一体どんなところなのか？徹底解剖していこうと思います。
「Cefalù（チェファル）」
冒頭でもお話しましたように、州都パレルモから電車で1時間ほど行った場所に「Cefalù（チェファル）」があります。
駅を降りると、正面には切り立った岩が見え、要塞の雰囲気を醸し出していました。
「Cefalù（チェファル）」は見どころがたくさんあるのですが、一つは街全体を見渡すことができる展望台、もう一つは旧市街地、そして海です。
旧市街地に行く？展望台に行く？
どの順番で行くか？悩むところですが、効率のいい行き方をご紹介したいと思います。
展望台編
まず、駅から約7分ほど歩くと旧市街地に入ります。
旧市街地の入口らへんには、街全体が見渡せる展望台へ行く道があるので、ここで先に展望台へ登ることをおすすめします。
展望台から戻ると、同じ場所に戻ってくるので、今度はそのまま旧市街地を散策できます。
展望台の入口はこのへんです。
ということで、展望台への行き方です。先程の階段を登ると、石の道が続きます。ここをくねくね登っていきます。
ある程度登ると、景色がだいぶひらけてきました！ここでも十分綺麗ですが、まだまだ登ります。
すると、展望台の入口のような場所に到着しました。
ここでチケットを購入します。展望台へ行くには入場料が必要なんですね。1人5ユーロでした。係員がお釣りを持っていないので、クレジットカードでの支払いがオススメです。
展望台のチケット売り場「Rocca di Cefalù（チェファルー砦）」の場所
チケットをかざして、本格的に展望台へ登っていきます。
少し坂道が険しくなってきました。ちらちらっと見える景色がとても綺麗ですが・・・
まだまだ登ります・・・＞＜結構しんどいですね。
切り立った岩と海、そしてオレンジの街が見えてきました。
そして、街全体が見渡せる場所まできました！湾になっていて、とても美しいです！
と、満足していましたが、まだまだ登ります！！！
そして、更に約15分登り続けると・・・
なんとも美しい景色を見ることができました！
「Cefalù（チェファル）」のオレンジの旧市街地と遠くまで広がる美しい海・・・苦労して登ったかいがありましたね。
さて、美しい景色を堪能したらまた戻りますが・・・
展望台の頂上から下を見下ろすと、街の様子をよく見ることができます。実は、私と赤ちゃんはベビーカーだったので下の街でお留守番していたのですが、主人が上から私達を撮ってくれてました！
ちなみに、下からも見えましたよ！この十字架が目印になるので、もし登る人と下で待つ人に分かれることがあったら、ここで手を振るのも面白いと思います♪
「Punto panoramico（展望台）」の場所
展望台を満喫したら、また来た道を戻って下まで降りていきます。
旧市街地編
さて、主人が展望台に登っている間、私と赤ちゃんは旧市街地を散策します。
旧市街地の目貫通りに入るところからちらっと海が見えました。すでに街が高台になっているため、海を見下ろすことができます。
まっすぐに伸びる細い道には、パステルカラーが可愛い建物が並んでいます。
途中途中の路地に目を向けると、まるでジブリの作品に出てきそうなワンシーンのような一コマを見ることもできました。
そして、まっすぐ歩き続けると、世界遺産の大聖堂「Duomo di Cefalù（ドゥオーモ・デイ・チェファル）」が見えてきます。この大聖堂は、ノルマン様式で建てられた、要塞のような大聖堂です。2015年に世界遺産に登録されました。
「Duomo di Cefalù（ドゥオーモ・デイ・チェファル）」の場所
この大聖堂から上を見上げると、先程ご紹介した展望台を見ることができますよ！
さて、この通りには可愛いお店がたくさん並んでいます。シチリア島独特のお皿や、
コッポラという帽子の専門店、
小さな雑貨のお土産屋さんと両脇に数え切れないほどたくさんのお店がありました。
お土産はここの道沿いで買うのがよさそうです。
ランチ
さて、時刻は12時半になり、展望台から戻ってきた主人と合流したのでランチを食べに行きました。
事前に調べて評価の高かったお店を予約していましたよ。
レストランの窓からは美しい海を見ることができ、シーフードをふんだんに使った美味しいイタリアンを食べることができました。
詳しくは別記事で書いていますので、是非合わせてお読みくださいね↓
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見どころ
ランチの後は街の見どころを周ります。レストランを出て、右にまっすぐ進むと海が見えてきました。
途中たくさんのレストランやお土産屋さんがあり、ここも歩いているだけでも楽しいです。
ずっと真っすぐ進んでいくとビーチがありました。
まだ肌寒い日でしたが、それでもビーチで遊ぶ人が何人かいましたよ！ここで遊んでいるみんなは早く夏が来てほしいよね・・・（笑）
ビーチの横には、桟橋があります。舗装されているのでベビーカーでもことができましたよ！
桟橋から後ろを振り返ってみるとこれまた美しい村を見渡すことができました！
ちょっと雲が多かったのですが、とても綺麗な景色を見ることができました。
「Molo di Cefalú」の場所
桟橋からは、また旧市街地に入っていきます。
するとすぐに見どころの一つ「Porta Pescara (Porta Marina)（ペスカラ門）」に着きました。
「Porta Pescara (Porta Marina)（ペスカラ門）」は、チェファルーに残る唯一の城門です。この門から覗く景色も美しく、写真を撮る人がたくさんいました。
「Porta Pescara (Porta Marina)（ペスカラ門）」の場所
次に来たのは、「Lavatoio Medievale（中世の洗濯場）」です。
「Lavatoio Medievale（中世の洗濯場）」は、1514年に作られましたが、なんと20世紀に入ってからも日常的に使われていたそうです。シチリアの洗濯婦達がここで実際に洗濯をしていたそうですよ。
「Lavatoio Medievale（中世の洗濯場）」の場所
ドルチェタイム
たくさん歩いたので、甘いものが食べたくなりました。
色々調べて村で人気のドルチェ屋さんに行ってみました。
ここでは、ジェラートやミニケーキ、マリトッツォやコネッティというアイスまでたくさんの種類がありました。
ただ、カフェスペースはなく基本テイクアウトのお店になるので、行かれる際はご注意くださいね。
ドルチェはどれもとても美味しかったです。
詳しくは別記事にしていますので、こちらからお読みくださいね！↓
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さて、先程のお店ではコーヒーを飲むことができなかったし、席もなかったので、改めて駅近くのカフェに移動しました。
ここではカプチーノとカンノーリを頂きましたよ♪カプチーノはきめ細かい泡でクリーミーでとても美味しかったです。
「Bar Al Caffè」の場所
カフェで時間を潰していたら電車の時間になったので16時半頃戻る電車でパレルモに戻りました。
まとめ
パレルモから電車で一本、約1時間で来れる可愛い街「Cefalù（チェファル）」。パレルモに来たなら行くべき街です。
展望台から美しい景色を堪能して、歴史ある旧市街地を散策して、美味しいシーフードイタリアンにドルチェ・・・充実した1日を送れること間違いなしですよ♪
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