シチリア島の州都パレルモから、バスで約25分行ったところに、海沿いの街「Mondello(モンデッロ)」という街があります。
ここには、ミシュランガイドで10年間1つ星を獲り続けた名店「bye bye blues」があり、女性シェフのパトリツィアさんが料理を振る舞っています。
また、2022年には東京にも店舗ができ、日本でも有名なレストランです。
今回は、せっかくパレルモにいるのだから!ということで「Bye Bye Blues」へ行ってきました!お店には女性シェフのパトリツィアさんもいて、素敵な内装のレストランでしたよ♪
シチリアの海の幸をふんだんに使ったイタリアンのコースを食べてきたのですが、どんなお料理だったのでしょうか?ご紹介していきますね。
「Bye Bye Blues」
「Bye Bye Blues」は、海沿いの街「Mondello(モンデッロ)」にあります。バスを降りると目の前がビーチになっていて、寒いのに日焼けをしたり、ビーチボールで遊んでいる人達がたくさんいました。
バス停から歩いていくと閑静な住宅街に入り、
約5分ほどでレストランへ着きました。ピンクの可愛らしい建物が「Bye Bye Blues」です。
入口には、ミシュラン一つ星の看板が掲げられていました。(現在は星がありません)
中に入るとすぐに真っ赤な待合室がありました。ここで待っていたら、なんと女性シェフのパトリツィアさんが来てくれました!
実は私パトリツィアさんのお顔を知らなかったので、この時はまさかシェフだなんて思わなかったし、なんならホールの人かと思っていました(汗)
パトリツィアさんが直々に席まで案内してくれました。テーブル席はこんな感じでこじんまりとしています。
赤ちゃんも一緒でしたが、ベビーカーごと席に通してくれましたよ!ベビーチェアはないとのことだったので、ベビーカーごと入れたのは助かりました。
テーブルには、和の雰囲気があるお皿がセッティングされていました。そういえば、現在も日本人の男性が働いているそうで、ちらっとお見かけましました。その方のアドバイスなんでしょうかね?
メニューはコースが2つ、4コースで45ユーロと6コースで60ユーロがありました。また、アラカルトもOKとのことでした。
私達は、せっかく本店に来ているのだから、6コース60ユーロの方をお願いしました。
まずは、主人が料理に合わせた白ワインを選んでもらいました。
パトリツィアさんのご主人はソムリエです。ご主人が自ら選んで持ってきてくれました。
スッキリした白で飲みやすかったそうです。私は、授乳中につき、いつものようにお水で乾杯です(笑)
すぐに、自家製パンやグリッシーニが運ばれてきました。
オリーブオイルもとっても美味しくて、ボトルを撮らせてもらいました。見つけたら買いたいな〜。
あとは、パンにつけるお塩としてオレンジピールが入ったお塩が提供されました。オレンジピールが入ったお塩なんて初めてみましたよ!オレンジが強すぎなくて、このオリーブオイルと一緒にパンにつけるととても美味しかったです。
さて!ドリンクやパンを楽しんでいたらコースの始まりです。
アミューズとして野菜とイカボールロスティがきました。見た目は地味ですが、とっても美味しかったです。普通のイカボールじゃないんです。なんか高級イカボール・・・?
1皿目は「赤海老が乗ったウォームベジタブルサラダ」です。
海老が新鮮で、甘くてとろっとしていて美味しかったし、下に敷いてある温かいムースやサラダがホクホクしていて新感覚でした。
2皿目は「牛肉のタルタル、ケッパーとアーモンド、ブリオッシュパンとアンチョビ添え」です。
一口食べた時に、あれ!?っと思いました。といいますのも、鮪みたいだったんですよ!牛肉なのに鮪みたい・・・!つまり全く臭みがなく新鮮だったということです。軽くトーストされたブリオッシュと食べるとサクサクでとても美味しかったです。おかわりしたいくらいでした。
3皿目は「魚のスープとカサゴの切り身入のマンチーニパスタ」です。マンチーニパスタとは、写真にありますように平たい大きなマカロニみたいなパスタです。お魚のエキスを吸ったマンチーニパスタはするっと食べれました!こちらも美味・・・!
4皿目は「スパイス入りビーフトルテッリ、セロリアック、ミートストック」でした。トルテッリとは、詰め物がされたパスタでラビオリのようなものです。セロリアック(根セロリ)のムースと食べるとクリーミーになってこちらもとても美味しかったです。
5品目は「炙った魚と柑橘系のソース」と書いてありましたが、なにのお魚だったんだろう・・・?白身でふわふわでした。
6品目は「炭火牛肉のマルサラオニオンフォンダン添え」でした。とても柔らかい牛肉で噛むごとに牛肉の旨味を感じられました。
最後にデザートですが、いくつかの中から選べるとのことだったので、私は「チョコレートのファンタジー」を、
主人はふわふわのケーキみたいなのをお願いしました。(名前忘れちゃった・・・)
どちらも素朴で家庭的なデザートで美味しかったです。個人的にはチョコレートのほうが色々楽しめてよかったです。
食後には小菓子の盛り合わせがきました。こんなにたくさんの種類が来ると嬉しいですね♪
まとめ
イタリアン6コースでも、前後に色々な料理やデザートが付くのでなんか得した気分になりました(笑)
どれもとても美味しくて素敵なランチとなりましたよ!
ただ、お客さんは私達の他に一組しかいなくて、なんだかさみしい感じがしました。ホールスタッフもいなくて、シェフのパトリツィアさんとソムリエの旦那さんが料理を運んだり接客したり・・・
というか、パトリツィアさんはもう料理を作ってないのだなと思い、少し残念な気持ちになりました。
これが星を落とした原因かな・・・
それでも、料理は正真正銘美味しかったし、60ユーロでこんなに美味しいものが食べれるのですから来たかいがありました。
東京店も気になるので、いつか行ってみたいなと思います。
「Bye Bye Blues」の場所
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最後までお読み頂きありがとうございました。イタリアンのコースはパスタが入るのが嬉しいよね!と思った方は、是非「ぽち」っとお願いします♪押して下さるとブログを更新する活力になります♪
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