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🇨🇭スイス人のお家のクリスマスパーティー(4人)に行ってきたよ

2020年12月26日

先日、スイス人のお宅にお呼ばれしましたので、その時のお話をしたいと思います。

さて!お伺いするに当たって、まず悩んだのがお土産です!何を持っていくのがいいのか、そしてクリスマスの時期だから、子供へのプレゼントもあったほうがいいのか、などとても悩みました。

スイス人にとってクリスマスはとても重要なイベントですよね。ということは、日本人にしてみたらお正月みたいなもの・・・かな?もしお正月に子供に会ったら、お年玉をあげるのが大人のしてのマナーだと思うのですが、それと同じで、スイス人の子供からしたらクリスマスなのに、プレゼントをくれない人ってありえない、みたいなものだったりして!とか色々考えてしまいました・・・

スイス人ご夫婦には2人の子供がいると聞いていたので、何を持っていくかとても悩んだのですが、おもちゃだと好みもあるだろうし、子供には会ったことがないので、好きなものもわからないし・・・

そこで、悩みに悩んでこれを買いました!

巨大リンツです!!(笑)右の赤いのが普通サイズのリンツで、今回子どもたちに持っていったのが、金の巨大リンツでした。ちなみに、これは大きなチョコレートが一つではなくて、

こんな風に、たくさんのチョコレートが入っています!スイス人はみんなリンツが好きだし、これなら家族で食べられるからいいかなと思って買いました。

大人用には風呂敷でラッピングしたシャンパンと、日本のお菓子(ガルボと柿の種とルマンド)、TWGの紅茶、お茶漬け(笑)を持っていきました。

さて、当日は夜19時からだったので、時間ちょうどにお伺いしました。駅まで奥さんが迎えに来てくれて、ご自宅へ向かいます。

家の中に入ると、それはそれは素敵な空間でした!白を貴重とした内装に、本物の暖炉、アンティークの家具やテラス付きのお部屋、星が見える天窓など、ロマンチックなもので埋め尽くされていました。

早速持ってきたお土産を渡したのですが、風呂敷で包んだシャンパンを凄く喜んでくれました!「クール!!!」って感じで開けずに飾ってくれました。「シャンパンはもう用意しているから、あなたからもらったシャンパンは飾らせてもらうね。」と。そして、お茶漬けと柿の種は知っていたようで、旦那さんが奥さんに説明していました。奥さん、お茶漬け食べたらどう思うんだろう(笑)

そう、そういえば、子供がいなかったんですよ。恐らく、大人同士のお食事だから、子どもたちは両親に預けた?みたいでした。なので、「お子様へ・・・」と巨大リンツをご夫婦に渡しました。やっぱりとても喜んでくれました!リンツは誰にあげても喜ばれますね(笑)

お土産の説明も一通り終わったところで、ソファ席に通されました。まずは、シャンパンで乾杯です。シャンパンに合わせて、塩味のカシューナッツと、スイスチーズのツイストパイが用意されていました。シャンパンも、こだわりのシャンパンみたいで、通常店舗では買えないんだと、と説明してくれました。ボトルの写真撮らせてもらうの忘れた(泣)

シャンパンを飲みながら30分くらい4人で雑談して、そこからディナーへ移ります。

席には、すでにお食事の用意がしてありました。今日はラクレットです!

これは、家庭用のラクレッ機で最大8人まで個人のラクレットを作ることができます。2段になっていて、上ではお肉や野菜を、真ん中の段ではラクレットチーズを好みの柔らかさになるまで焼くのだとか。

チーズはこんな風に四角く切ってあるので、一人分のラクレットのフライパンみたいなのに入れて、好みのやわらかさになるまで焼きます。

こちらは前菜でビーフの生ハムみたいなものなのですが、チーズと一緒に焼いて食べると美味しいよと言われ、そのとおりにしたら本当に美味しかったです。付け合せは、ピクルス、ビネガー漬けのきのこ、ヤングコーン、茹でたじゃがいもでした。ビネガー漬けのきのこがさっぱりしていて、美味しかったので、真似しようと思いました。

ちなみに、ラクレットには様々な調味料をかけて味を変えて楽しんでもいいそうです。カレー粉、パプリカパウダー、クミン、オニオンパウダー、塩、胡椒、などなど・・・

それと、ラクレットに合わせて飲んだのは、白ワインでしたが、これもご主人様こだわりのワインで、とても美味しかったです。

「AOC Dézaley Grand Cru Chasselas 2019」(写真遠目ですが、おしゃれなラベルです)

このワインはスイスのヴォー州で栽培される「シャスラ」というぶどうを使っています。シャスラは栽培ぶどうとしては最古の品種で、5000年前からナイル川流域で栽培されていたのではないかという説もあるそうです。このラヴォー地区のブドウ畑は、いまや1000年以上の歴史があり、ユネスコの世界遺産にもなっています。そんな場所でつくられたぶどう「シャスラ」を使った白ワイン、とても美味しかったです!

味は、白桃のような甘さで、塩っぽいラクレットにぴったりでした。このワイン美味しいから買わないと。。。というかワイナリー行きたい!

Château RochefortのHPはこちら

美味しいお食事とワインに話もはずみました。クリスマスプレゼントの話になったので、奥さんに「クリスマスプレゼントは何をもらうのですか?」と聞いたら、旦那さんの方を見て「わたしは、あなたが居てくれることが最高のクリスマスプレゼントよ」と言っていました。お・・・おぉ!素敵!そして、とても自然!旦那さんもとても嬉しそう!

あー、だから、海外のご夫婦っていつまでたってもラブラブなんだなぁと思いました。思い返してみれば、常にお互いを気遣ってたなぁ・・・

例えば、私達のお皿からチーズがなくなりそうになったことに気がついた奥さんが、席を立とうとしたら旦那さんが「君は座ってて、僕が持ってくるよ」と、すっとキッチンに行ったり、旦那さん同士が仕事の話をしていて会話に入れない時は奥さんに「僕の話は、つまらないよね。ごめんね」と謝ったり、そして、奥さんがそれに対して「いいえ、あなたの話はいつも最高よ」みたいなことを言うんですよ。その都度、2人は見つめ合って手を握ったり、肩を抱き寄せたり。本当に自然で一緒にいる私達も気分が良かったです。

そこうしているうちに、22時半に!楽しい時間はあっという間です。最後にデザートがありました。

ジンジャーで漬け込んだフルーツと、砂糖で漬け込んだフルーツ、そしてクッキーです。どれも、食べたことがなかったので、斬新な味にびっくりしましたが、とても美味しかったです。

こんなに素敵なご夫婦から最高のおもてなしを受けて、本当に楽しかったです。来月は私の家に呼びたいなあと思いました。焼き鳥でも作ろうかな・・・

最後までお読み頂きありがとうございました。

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