ローマ市内にある世界最小の国土面積を持つ国「バチカン市国」には、歴代法王達がコレクションしてきた美術作品を展示した「バチカン美術館」があります。
「Musei Vaticani(バチカン美術館)」は、「バチカン美術館」と一言に言い表していいのかわからないくらい広く、この建物の中には20の博物館・美術館・絵画館・図書館があるんだとか・・・!
その全てを周ろうとすると一週間はかかると言われていて、とてもじゃないけど観光客にはその時間を捻出するのは難しい話です。
そこで、本日は時間がない私達のような観光客向けに「ここだけ見ておけば、間違いない!」というポイントを8選ご紹介していこうと思います!
が・・・!これだけは言わせて下さい!
ミケランジェロの「最後の審判」がある「Cappella Sistina(システィーナ礼拝堂)」は、バチカン美術館内にあります!これだけは絶対に外せないので、どんなに疲れてても、ここだけは行って下さいね!!
では、「バチカン美術館」のご紹介を始めていきま〜す!
Musei Vaticani(バチカン美術館)
チケットの予約
美術館の紹介をする前に、チケットについてお話します。
バチカン美術館への入場は事前予約が必須となります。また、チケットの種類がたくさんありますが、メインは「Cappella Sistina(システィーナ礼拝堂)」ですので、「Cappella Sistina(システィーナ礼拝堂)」が見学できるチケットを購入する必要があります。
公式HPのチケットを予約するページから、まずは以下を選びましょう!
「Vatican Museums(バチカン美術館)」
そして、日時・人数を選択します。
そうすると、通常のチケットや、開演前入場&朝食付きチケットとか、中庭での朝食付きとか色々な種類のチケットが出てきますので、好きなものをクリックして購入して下さい。
通常のチケットであれば、大人一人17ユーロ&手数料4ユーロ、6歳〜18歳と25歳までの学生(学生証提示)は8ユーロです。
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すると、今度は入場時間の選択となります。上記の画面のように、選択した日で入場できる時間が選べますので、ここで都合のいい時間を選びクリックします。後は支払いをして予約完了です。
予約が完了するとQRコードが発行されますので、画面を用意しておくか、心配な人は印刷して持参して下さい。
ちなみに、試しに9月1日で検索しましたが、既に午前中の予約は埋まっていますね・・・
バチカン美術館の予約は一週間前くらいにしておくと確実ですので、行くことを決めたら一番最初にバチカン美術館の日程を固めることをオススメします!
美術館の入り方
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無事チケットをゲットしたので「バチカン美術館」の入り方を説明しますね!
入口ですが、「バチカン市国」の正門から離れていますのでご注意下さい。
一度「バチカン市国」に入ってしまうと、美術館の入口までかなりの距離を歩かないといけなくなりますので、美術館の入口は行く前によく確認しておく必要があります。
「Viale Vaticano(ヴァチカーノ通り)」に美術館の入口がありますよ。
バスだと「V.Le Vaticano/Musei Vaticani」というバス停で降ります。私達は、バスで行く予定でしたが、バスが来なくて、結局予約の時間に間に合わずタクシーで行きました(泣)
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美術館に入る前に、簡単なセキュリティーチェックがあります。
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セキュリティーチェックを抜けるといよいよ美術館内へ入ることができるのですが、入口はこっちだったのね・・・(笑)
1枚目の写真の立派な石造りの門だと思ってました(笑)
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ちなみに、この混雑しているレーンは団体さん用です。個人と団体では並ぶレーンが違いますので、間違えて団体さんレーンに行かないようにしましょう!
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美術館内に入ると、こんどは本格的なセキュリティーチェックがありました。ここで、カバンや靴などを機械に通します。
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これで、ようやく見学できるのかな?と思ったら、まだです!
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今度は看板に沿ってエントランスへ向かいます。こちらの階段を登りましょう。
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すると、ようやくチケットカウンターに到着です!
ここで、予め予約していたQRコードを見せてチケットに交換します。
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こんな感じのチケットになりました〜!このカードに交換しないと中に入れないので、忘れずに交換しましょう!
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様々な関所を抜けて、いよいよ入場ですよ!
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カードをかざして中に入ると、正面にオーディオガイドのレンタルコーナーがあります。
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対応言語は上記の写真の通りで、日本語もありますし、その他9カ国語も用意があります。
レンタル料金は8ユーロです。
但し、冒頭でもご紹介しましたように非常に大きな美術館です。オーディオガイドを聴きながら周っていたら、いつまでたっても美術館を抜けることができないのでは・・・?とふと思いまして、私達はレンタルするのをやめました。
じっくり見て周りたい方は、是非日本語のオーディオガイドを借りてくださいね!
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そして、このエスカレーターを登れば、ついにバチカン美術館の見学が開始となります!
ここまでも結構長かったな・・・
見どころ①「Cortile della Pigna(ピーニャ(松ぼっくり)の中庭」
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階段を上がるといきなり外に出ます。
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と思ったら、左右にも行くことができ、看板には様々な美術館の案内が・・・
正直、最初の段階から「ど・・・どこに行けば!?」状態に・・・(泣)
でも、大丈夫です!とにかくこれらの看板を無視して直進し、中庭に出ましょう!
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すると、広い広い四角の中庭に到着します。ここでの見どころは1つです!
それは・・・
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真っ白な建物にそびえ立つ「 Pigna(松ぼっくり)」です!
「なんで松ぼっくり??」と思ったのですが、ギリシャ語で「オンパロス」という名の石の置物が昔からあり、これは「へそ」の意味を持つそうです。ここにあるのは、松ぼっくりですが、形がそっくり・・・ギリシャ神話上でも、「オンパロス」が登場し、2羽の鳥に囲まれていることから、同じような意味を持つのでは?と言われているそうです。
つまりは、「へそ」・・・「ここは中心!」とでも言いたかったのでしょうかね・・・?
とにかく、存在感が凄いので、この「松ぼっくり」は見ておいてくださいね。
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さて・・・次はどこに行こうか・・・?地図があるのですがイタリア語表記なので、解読が難しいです(泣)
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ただ、見たいものは決まっています!次は看板に沿って「Museo Pio-Clementino(ピオ・クレモンティーノ美術館)」へ行きましょう!
見どころ②「Museo Pio-Clementino(ピオ・クレモンティーノ美術館)」〜「Laocoonte(ラオコーン)」〜
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「Museo Pio-Clementino(ピオ・クレモンティーノ美術館)」の一部が小さな四角い中庭のような作りになっていました。
この中庭を囲むように大きな彫刻が展示されているのですが、その中でも重要な彫刻が1つあります。
それは、こちら!!
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ではなくて(笑)これもすっごい彫刻だけど・・・
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こちらの彫刻です!
これは、「Laocoonte(ラオコーン)」という名の彫刻です。
「Laocoonte(ラオコーン)」は、大理石でできた石像で、後期ヘレニズム時代の傑作と言われています。この彫像の作者はロドス島出身のアゲサンドロス、アテノドロス、ポリュドロスの三人です。
「Laocoonte(ラオコーン)」は、ギリシャ神話の登場人物でトロイアの神官でした。ラオコーンと一緒にいるのは彼の2人の子供なんですが、なぜ、そんな凄い人が蛇に巻き付かれているのでしょうか・・・?
ラオコーンは、トロイア戦争中、「トロイの木馬」がギリシャ軍の計略であることを暴露しようとしたらしのです。ところが、その作戦がばれ、女神アテナによって遣わされた海蛇に襲われて彼の2人の息子と共に殺されてしまいました。そのシーンの一部だそうです。
女神アテネつよ・・・
さて、次の美術館へ行きましょう!
見どころ③「Museo Pio-Clementino(ピオ・クレモンティーノ美術館)」〜ミケランジェロが設計した「Sala Rotonda」〜
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圧巻の「Laocoonte(ラオコーン)」を見たら、中へ戻ります。
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すると、真っ赤な壁の部屋に行き着きますので、なんとなく人の流れに沿って進んでいきましょう。
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すると、「Sala Rotonda」という部屋に着きます。
ここでは、写真にある大きな赤大理石の椀のようなものがあります。これは直径13mの巨大なモニュメントです。
この部屋自身はミケランジェロが設計しており、半球形の丸天井となっております。小さいながらも圧巻の部屋なので、必見です。下に敷かれたモザイクタイルも見逃せませんよ!
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「Sala Rotonda」を出てから振り返っても、中心に置かれた赤大理石の椀は目を惹きますよね・・・というか、入口を囲むようにいる人形の石像や天井に至るまで、全てが豪華すぎて言葉もでませんね・・・
見どころ④「Museo Pio-Clementino(ピオ・クレモンティーノ美術館)」〜「Sala a Croce Greca」ピンク色の花崗岩でできた棺とモザイクタイル
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隣の部屋は「Sala a Croce Greca」です。
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この部屋もミケランジェロが設計しており、床には女神アテネをモチーフとしたモザイクタイルがあります。縄で囲んであるので、この上を歩くことはできませんので、じっくり見ることができます。
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そして、ピンクの花崗岩でできた2つの棺があります。これらがこの部屋の見どころとなっていますので、是非見ておきましょう!
さて、ここからは階段を登って次の部屋へ進みます。
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見どころ⑤「Museo Pio-Clementino(ピオ・クレモンティーノ美術館)」〜「Galleria dei Candelabri」の地図の間
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今度は、「Galleria dei Candelabri」に入っていきます。ここは、色とりどりの大理石の柱と組み合わせて 6 つの展示セクションから構成されています。
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まずは、左右に大理石の彫刻が展示してある部屋を抜け、
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また、天井に美しい絵画が描かれている部屋を通ります。(前の人に注意しながら天井の絵を楽しみましょう!)
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この辺から人が多くなってきました・・・
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そして、巨大なタペストリーが展示してある部屋に入っていきます。タペストリーも凄いですが、やっぱり私は天井が気になる・・・
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最後は、地図の部屋です!ここには左右にイタリアの各地域の地図が展示してあります。
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これは、シチリア島ですね!自分が行ったことがある場所は気になります♪
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イタリア全土の地図の前は大大大混雑していました!正面から撮影するのは困難すぎる・・・
こんな感じで全40点の地図が展示されていました。地図はみんな興味あるのか、度の人も興味津々で見ていましたよ!
見どころ⑥「Stanze di Raffaello(ラファエロの間)」
さて、次は有名な「Stanze di Raffaello(ラファエロの間)」です。25歳のラファエロが37歳でこの世を去るまで描き続け、彼の死後、4年後に弟子達によって完成された部屋なんだそうです。
そんな「Stanze di Raffaello(ラファエロの間)」は4つの部屋で構成されています。
4 つの部屋は、ユリウス 2 世デッラ ロヴェレ (1503 年から 1513 年まで教皇) が住居として選んだ部屋の一部だそうです。
さて、どんな作品で、どんな部屋にいたのでしょう・・・?
ただ、必見としては、「アテネの学堂」が見れる「Stanza della Segnatura(セグナトゥーラの部屋)」です!他の3つの部屋にも様々なストーリーがありますが、「アテネの学堂」だけは抑えておきましょう!
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では、看板に沿って進んでいきますよ!
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一度外にでて、細い内廊下を進んでいきます。
部屋①「Sala di Costantino(コンスタンティヌスの間)」
まずは、「Sala di Costantino(コンスタンティヌスの間)」に着きました。
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「Sala di Costantino(コンスタンティヌスの間)」は4つの部屋の中で一番大きく、「ミルヴォ橋の戦い」の様子が描かれています。白い馬が印象的でした。
部屋②「Stanza di Eliodoro(ヘリオドロスの間)」
この部屋は、教皇の私的な謁見のための部屋として使われていたそうです。作品も圧巻で、「法王レオとアッティラの王の対面」の絵があったり、「ボルセーナのミサの奇跡」「神殿から追放されるヘリオドロス」、「聖ピエトロの解放」を見ることができます。
部屋③「アテネの学堂」が見れる「Stanza della Segnatura(セグナトゥーラの部屋)」
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次は、「Stanza della Segnatura(セグナトゥーラの部屋)」です。
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この部屋には、ラファエロの最も有名なフレスコ画が収められています。もともとこの部屋はユリウス 2 世 (1503 年から 1513 年まで教皇) が図書館とプライベート スタジオとして使用していたそうですが、こんなに絵が書いてあって、落ち着いて本読めるのかな・・・?
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そして注目すべきは「Scuola di Atene(アテネの学堂)」という作品ですが、中央にいる赤い服を着た人が、レオナルド・ダ・ヴィンチがモデルとなっている哲学者プラントンで、隣にいる青い服を着た人がでしのアリストテレス、また階段下にいる黒髪の男性はミケランジェロがモデルのヘラクレイトスと言われているそうです。
部屋④「Stanza dell'Incendio di Borgo(ボルゴ火災の間)」
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最後は、「Stanza dell'Incendio di Borgo(ボルゴ火災の間)」です。
ここは、ダイニングルームとして使用されていたそうです。
見どころ⑦「Cappella Sistina(システィーナ礼拝堂)」
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「Stanze di Raffaello(ラファエロの間)」を抜けたら、いよいよ大本命「Cappella Sistina(システィーナ礼拝堂)」へ向かいます!
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「Cappella Sistina(システィーナ礼拝堂)」は特別な場所なので、まわりの雰囲気もピリッとしてきました。
こんな感じの無機質な通路を進んでいきます。
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途中、コロッセオの絵画なんかを発見して、ちょっとテンションがあがりました!
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前の人に沿って、とにかく進みます。
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このステンドグラスを見たら、いよいよ「Cappella Sistina(システィーナ礼拝堂)」です。
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「Cappella Sistina(システィーナ礼拝堂)」は、撮影禁止、おしゃべり禁止、露出の高い服禁止です。(みんな露出の高い服着てたけどね・・・)
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ということで、撮影禁止なので室内のお写真はなかったのですが、ものすごい圧巻の礼拝堂でした!
ちなみに、ポスターを貼っておきますが、この絵画作品「最後の審判」が大きな天井いっぱいに描かれている礼拝堂となります。その神聖さと言ったらなんと表現していいか・・・
「最後の審判」は、絵画史上の大傑作と言われており、作者はミケランジェロです。ただ、ミケランジェロ一人で礼拝堂の絵を書いたわけではなく、両壁はボッティチェリ、ギルランダイオ、ペルジーノによって描かれ、ミケランジェロは天井と残った壁画を描いたそうです。
この作品は、それぞれの部分に意味があり、旧誓約書の創世記を中央に、周りには預言者と巫女を描いているそうです。
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そして、特に重要なのはこちら「アダムの想像」で、指先からアダムに生命を授けるために神の右腕は伸ばされ、神の似姿で創られたアダムの左腕も同じように伸ばされている様子だそうです。
余談ですが、映画「ET」の「と・も・だ・ち」はこれがモデルだったんだとか・・・?
ちなみに、「Cappella Sistina(システィーナ礼拝堂)」は、法王の公的礼拝堂で法王選挙の会場でもあるそうですよ!
お疲れさまでした!
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さて、「Cappella Sistina(システィーナ礼拝堂)」で「最後の審判」をじっくりみたら、バチカン美術館の見どころはほぼ制覇しました!
このあとは、ちょっとした現代アート風なものが展示されていますので、興味のある方は是非ご覧下さいね。
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そして、宝物庫を通り、
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美しい通路を歩いていくのですが、誰もがまわりの作品に見向きもしていない・・・きっと「Cappella Sistina(システィーナ礼拝堂)」で満足したのですね(笑)
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途中で、「え?こんなところに??」という場所にお土産屋さんが出現しますので、記念品などはこちらで購入しましょう!
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最後にフードコートもあります。どうせ高いんだろうなぁと思ったら・・・
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結構良心的なお値段でした(笑)
ここで食べてもいいですが、特に雰囲気がいいとかではありませんので、オススメはしません。
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フードコートを抜けると、そのまま出口ですが、中庭に出ることもできます。
中庭からみた美術館も美しいので、時間がある方は是非お散歩がてら中庭見学をするのもいいですよ♪
見どころ⑧最後の螺旋階段
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最後に出口へ向かう螺旋階段のご紹介です。ここは、とても美しく、上りと下りが1つの階段のように見える不思議な螺旋階段なのです。
こちらは上から見た螺旋階段で、
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降りた後、下から見るとこんな感じでした。
不思議だけど美しいですよね♪実は、私は「Cappella Sistina(システィーナ礼拝堂)」の次にこの螺旋階段を見るのを楽しみにしていました(笑)
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出口を出ると、あれ???ここは最初に入口だと思っていた門じゃないですか!
しかも、この門はミケランジェロとラファエロの彫刻が上部に飾られているんですって。気が付かなかった〜!!
最後の最後まで、芸術作品で埋め尽くされたバチカン美術館でしたね。
まとめ
以上が、バチカン美術館のオススメルートでしたがいかがでしょうか?
じっくり見たら、一週間はかかると言われている美術館も、ポイントを抑えていけば数時間で見ることができます。
ちなみに私は、このコースで2時間でした。
また、美術館のチケットは大変人気なので、ローマ行きを決めたらすぐに、バチカン美術館のチケットをオンラインで購入することをオススメします!
傑作に溢れるバチカン美術館で、是非素晴らしい時間を過ごして下さいね♪
Musei Vaticani(ヴァチカン美術館)の場所
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