大阪の難波に香港人夫婦が営む茶餐廳（チャーチャンテン）があると聞いて行ってきました！
私はスイスに来るまで香港に住んでいたのですが、香港で食べる茶餐廳の味がずっと忘れられず、食べたい食べたいと思っていたので、かなり楽しみにしていってきました！
さて、その味は本場香港で食べたものと同じだったのでしょうか！？
「源元食堂」
「源元食堂」は、大阪難波駅から徒歩約12分の場所にあります。
店構えは日本風で、一見ちょっとしたカフェのようです。
ところが、お店の前にある看板を見てみると、懐かしいメニューがずらりと並んでいるではありませんか！！
すでに、全部食べたい・・・！
お店の中は、なんとも香港らしさMAXで、懐かしいイラストや文字に感激しました。
更に、違う壁には香港の駅の路線図まで！懐かしいなぁ・・・何度も遊んだ場所や自分が住んでいた駅を見つけてテンションが上がりました！
さて、席につくと「食得係福」と書かれた紙が目につきました。
「食得係福」は、食べることは福に繋がるという意味で、香港には食事を大切にする文化があります。多くの香港人が家族と友達とテーブルを囲みながら、飲茶をします。食器がせわしくカチャカチャと動く音と共に、楽しそうな話声が、お店からよく聞こえてきます。・・・
などと書かれていました。本当にそのとおりで、あの賑やかな香港のローカル店の光景が目に浮かんできました。
食券を買う
さて、店内をぐるっと見渡したところで食事の注文を！と思ったら、こちらでは食券を買ってオーダーするシステムになっていました。
どうやら、お店の香港人ご夫婦はまだ日本語を上手に話せないので、この形式を取っているそうです。香港では、こういったシステムではないので、賢い香港人ならではアイディアですね♪
メニューをざっとみていくと、なんと・・・なんと！！本格的な飲み物ばかりなんでしょう！！
私は絶対に鴛鴦茶（ユンヤンチャ）を飲むとずっと前から決めていたので、即決でしたが、レモンたっぷりの香港式レモンティーや濃いミルクティーも飲みたかったな。
ちなみに、鴛鴦茶は日本人にはびっくりな飲み物でして、なんとコーヒーとミルクティーを混ぜた飲み物なのです！
私も最初は「！？！！？！？」と思っていたのですが、これが最高に美味しくて、一度飲んだら病みつきに・・・！
飲み口ミルクティー、後味コーヒーって感じなんですよ。
ここのメニュー表では「香港式コーヒー」になっていますね。
次は、軽食のメニューです。
エッグタルトとか香港式フレンチトーストとか、卵サンドとかもう全部食べたすぎる・・・
ここでも、ちょっとした香港料理の豆知識をご紹介したいのですが、エッグタルトは香港式とマカオ式で土台が違うのです。
香港式は写真のようなタルト生地になり、マカオ式はパイ生地なんです。好みはそれぞれですが、どちらも美味しいことには違いないですよ♪
ここでは、香港式のエッグタルトが食べられますね。
次に、「麺／ご飯」のページです。
ここでは、茶餐廳（チャーチャンテン）でおなじみのメニューが並んでいました。
どれも美味しそうでしたが、私は特に気に入っていたものがあったので即決しました！後ほどご紹介しますね。
最後にセットメニューです。セットで頼むとちょっとお得なのかな？今回は食べたいものをそれぞれ選びたかったので、セットにはしませんでしたが、悩んだらとりあえずセットを頼んでみるのもいいですね。
ちなみに、言語は日本語の他に、英語、中文（簡）＝中国語、中文（繁）＝広東語の４つの言葉が用意されていました。
実食！
まずは、飲み物が来ました！
左から温かい香港式ミルクティー、冷たい香港式ミルクティー、冷たい鴛鴦茶（ユンヤンチャ）です。
香港式ミルクティーは、日本のもとは違ってとにかく濃厚なのが特徴です。甘いのですが、お砂糖は使っておらず香港で売っている専用の練乳みたいなものを混ぜているため、コクがあって美味しいのです！
鴛鴦茶（ユンヤンチャ）も、間違いなく香港の味でした！嬉しすぎて涙がでそう・・・！
そして、私がオーダーしたメインはこちら「チキンステーキ出前一丁」です！
なんてジャンキーな！って感じですが、これが最高に美味しいのです！実は香港で出前一丁はレストランで出てくるメニューの定番の一つ。こんな風に、平たいお皿に盛られた出前一丁の上には、プリプリジューシーなチキンが乗せられていて、この組み合わせが絶品なんです！
味も本格的でした！
こちらは、「ポークステーキ香港式麺」です。
このゴムみたいな麺も香港ならではの麺で、上に柔らかいポークステーキが乗せられています。見ているだけで、よだれが・・・
そして、こちらは、私が頼んだ「チキンステーキ出前一丁」の仲間「ランチョンミートと卵出前一丁」です。
ベースの出前一丁は一緒ですが乗せられた具材がなんとも香港ぽい・・・
どれも、まるで香港で食べているみたいで最後まで美味しく頂けました。
そして、デザートには「ピーナッツバターフレンチトースト」を食べました。
香港スタイルのフレンチトーストは、好きで何度も食べたことがあったのですが、ピーナッツバターが挟まっているのは初めて食べました。
上にかかったシロップやピーナッツバターの味は香港そのものでしたが、パンが日本だった（笑）
こちらも、とても美味しかったです！
まとめ
以上が、香港人夫婦が営む茶餐廳「源元食堂」でしたが、いかがでしたでしょうか？
香港の茶餐廳で食事をしたことがある人は、本格的な味に懐かしさを感じることは間違いないですし、香港料理を食べたことがない人は、是非こちらのお店に行って食べてみて下さいね！
ここは、本格的なものが食べられるので、満足すること間違いなしです！！
また日本帰国の度に、日本中にある香港料理屋さんを探していこうと思います♪
過去に行った、香港料理が食べられるお店の記事もありますので、合わせてお読み下さいね。↓
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茶餐廳「源元食堂」の場所はこちら
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