みなさんは、バスケットボールの「FIBA(国際バスケットボール連盟)」という組織をご存知でしょうか?
サッカーの「FIFA(国際サッカー連盟)」は日本でも有名ですが、バスケットボールの「FIBA(国際バスケットボール連盟)」はあまり聞かないですよね。それは、日本のバスケットボールがサッカーほどメジャーではないことが関係していると思うのですが、数年前からNBAでドラフト指名された八村塁選手や、自力で1軍まで這い上がった渡邊雄太選手など、日本人でも有名なバスケットボール選手が増えており、日本でもだいぶ人気が出てきました!
ただ、もともとバスケットボールが好きな方からしたら、「何言ってるんだ!」と怒られそうですが・・・実は、私の主人は学生時代からバスケをしていて、今も高校バスケや日本のプロバスケ、もちろんNBAの大ファンで毎日のように試合をチェックしています。
そんな主人の影響を受けて、今では私もバスケ好きに・・・!
そんな矢先、ジュネーブにFIBAの本拠地があり、しかもミュージアムを無料で公開していることを知ったので行ってきました!
(コロナ禍は、ずっとクローズしていたのですが、現在オープンしています)
というこで、どんなミュージアムだったかご紹介していきますね♪
「Fédération Internationale de Basketball FIBA」
「Fédération Internationale de Basketball FIBA」は、世界中のバスケットボールを統括する国家組織の協会です。現在、合計 212 の国が加盟しており、1989年以来、アフリカ、アメリカ、アジア、ヨーロッパ、オセアニアの 5 つのゾーンで組織されています。
そもそも、設立は1932年ジュネーブなんですって!バスケと言ったらアメリカのイメージが強いので、スイスのジュネーブに協会が設立されたのってなんだか不思議ですよね。
「Fédération Internationale de Basketball FIBA」の行き方
では、ジュネーブの中心地からの行き方をご紹介しますね。
「Fédération Internationale de Basketball FIBA」は、ジュネーブの郊外にあります。
コルナヴァン駅(ジュネーブ中央駅)から行く場合だと、Coppet行きの電車で「Mies」駅というところまで行って、そこから徒歩6分歩きます。電車の所要時間は約20分です。
結構郊外ですよね!?
電車を降りると、こんな感じの静かな通りを歩いていくことになります。
ほぼ一本道ですが、5分くらい歩くと看板が見えてきました!この看板が見えれば、後ろにミュージアムがあります。
ミュージアムの正式名称は「Patrick Baumann House of Basketball」なんですね!
ミュージアムに到着!
こちらが、「Patrick Baumann House of Basketball」の建物です。ミュージアムの入口にはバスケットリングがあり、バスケットのミュージアムだということを感じさせてくれます。
リングには「FIBA」のロゴ入りです!
近くのベンチには、バスケットボールの考案者James Naismith (ジェームズ・ネイスミス)さんの銅像がありました。
また、誰でも自由に使うことができるバスケットボールも置いてあって、ミュージアムに入る前からバスケ好きには堪らない演出となっています!
ミュージアム内を見ていこう!
ミュージアムの営業時間は、月曜日から金曜日の午前9時から午後5時までで、入場料は誰でも無料です。
無料だなんて凄いですね!
受付に行くと、国籍とどうしてここに来たのか?などの簡単な質問をされました。あとは、「自由に見てね〜」って感じです。
無料なので、実はそんなに期待していなかったのですが・・・
広いではありませんか!しかも、展示の仕方もカッコいいです!
このカッコいい球体に近づいてみると、様々な展示がされていました。
昔のチャンピオンシップのポスターやグッズ、ユニフォーム、
過去のトロフィーや、
マイケル・ジョーダンのユニフォームに雑誌など、ファンからしたら堪らない展示品の数々がありました。一つ一つ見ていくだけでも楽しかったです。
ちなみに、手前に「AMERICAS DREAM TEAM」と書いてある雑誌がありますが、これは、1992年夏に開催されたバルセロナオリンピックに出場したバスケットボール男子アメリカ合衆国代表の公式のニックネームなんですよ!
現役のNBA選手が代表入りした最初のナショナルチームで、ほとんどの選出メンバーがバスケットボール殿堂入りを果たしてるんです!
実は、これについて詳しく分かるドキュメンタリーがNetflixで見れるのですが、とっても面白いのでおすすめです!
是非「マイケル・ジョーダン: ラストダンス」という作品を見て下さいね♪
さて、他にも展示品がありますよ!壁沿いには、液晶画面があって色々な動画を見ることもできますし、
女子バスケの展示コーナーもあります。
日本チームのユニフォームも展示されていました!日本の女子バスケは、アメリカと互角なくらい強いですからね♪
他には、オリンピックのポスターやチケット、
様々な有名選手のユニフォームやバスケットシューズの展示コーナーもありました。
また、これはちょっと面白いのですが、選手の身長を影にしていて自分と身長比較できるコーナーもありましたよ!
これと並ぶと、自分が本当に小さく感じますね・・!
こちらは、マイケル・ジョーダンのバスケットシューズですって!証明書まで付いていて、オークションとかに出したら価値が凄そう・・・
さて次に気になったのはこちらのコーナーですが、これはミュージアムの入口にもいた、バスケットボールの考案者James Naismith (ジェームズ・ネイスミス)さんのコーナーです。
本当の最初のバスケットボールは、左下にあるカゴにボールを入れる競技だったみたいです。ちなみに、かごの中に桃が入っていますが、そもそもこのかごは桃を入れるためのカゴだったそうですよ。
今みたいに、上の方にリングがあるわけでもなく、本当にバスケット(かご)にボールを入れるという名前そのままの競技だったのですね。
そして、その横には1920年代のボールも展示されていました。形は今と一緒ですが、縫い目が表面に出ていて、歴史を感じますね。
他にもたくさんの展示があったのですが、ちょっと気になるコーナーが・・・
こちらは、2019年のワールドバスケットゲームの展示コーナーです。2019年は中国・上海が舞台となりました。
当時香港に住んでいたので、NBA選手や日本の八村塁選手、渡邊雄太選手も出場するということで上海に見に行ったのです!
当時、日本はまだ強くなくて敗退してしまいましたが、迫力あるプロのプレーを見ることができてとても印象に残っていたので、このコーナーを見つけた時はとてもテンションが上がりました!
そうそう!このチケットですよ!全く同じチケットでした。
ちなみに、自分達の席と選手たちが退場する通路が近く声をかけることもできました!
そこで、日本は負けちゃったのでみんなテンションが低かったのですが、その中でも渡邊雄太選手だけはハイタッチしてくれましたよ!
記念記念〜!!
ということで、一通り見終わったと思っていたのですが、こんな感じで階段裏に隠れ選手がいたり、
選手の足の大きさと自分の足の大きさを比べられるコーナーがあったり、(比較したら信じられないくらい大きかった・・・)
無限に無料で遊べるバスケットゲームコーナーもありました!
ここで、私もチャレンジしましたが中々リングに入らず><主人は楽しそうに何回もやっていましたよ!
お土産
展示フロアは1フロアのみで、受付正面にはお土産コーナーがありました。ホイッスルとかペンとかネームタグとか、
バスケットボールも売っていました!
しかも、そんなに高くないのでファンは是非ゲットして下さいね♪
まとめ
以上、ジュネーブにある「Fédération Internationale de Basketball FIBA」の公式ミュージアムのご紹介でしたが、いかがでしたでしょうか?
展示物は充実しているし、ゲームもあって楽しめるミュージアムでした。
是非、バスケットボール好きの皆さんは足を運んでみて下さいね♪
「Fédération Internationale de Basketball FIBA」の場所
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最後までお読み頂きありがとうございました。スイスって色んなミュージアムがあるんだね!と思った方は、是非「ぽち」っとお願いします♪押して下さるとブログを更新する活力になります♪
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