バルト三国のエストニアは、リトアニア、ラトビアの3国の中で最も北にある国で、フィンランド湾を挟んでヘルシンキの真向かいに位置しています。そのため、船での移動がとても便利です。
タリン⇔ヘルシンキ間には、高速船やフェリー、観光船と船での移動が充実しています。
今回は、船の中が充実している観光フェリーに乗って、船の中でランチビュッフェを楽しみながら移動してきました。
今日の記事では、船の乗り方や船の中の様子など、細かくご紹介していこうと思います!
観光フェリー
まずは、フェリー乗り場へ向かいます。ホテルからBoltでここまで来ました。
タリンにはフェリーターミナルが2箇所あるらしいので、自分が乗るフェリー乗り場を間違えないようにしてくださいね。
私たちが利用したフェリーターミナルは「Tallinn Port terminal A」です。
「Tallinn Port terminal A」の場所
チケットをアクティベート
フェリーターミナルに着いたら、事前に購入していたチケットをアクティベートします。
1階のチェックインカウンターへ寄りましょう!
機械が数台並んでいます。事前に予約した紙か携帯の画面をかざして手続きします。
すると、カードのようなチケットが発行されます。
このチケットを2階の改札口でかざすと、中に入れます。HPで事前に購入したチケットだけではここを通ることができないので、必ず1階でチェックイン手続きをしてくださいね。
私たちが買ったチケットはタリン→ヘルシンキの片道で一人21ユーロです。所要時間は2時間50分ですが、結構安くてびっくりですよね!
乗船
中に入ると、船の準備ができるまで待機している客さんがランダムに並んでいました。きちっと整列している感じではなく、なんとなく並ぶ緩い感じです。船の準備ができると、先に進めるのですが、
ここからは、みんなちゃんと並んでいました。ちなみにすごくわかりにくいのですが、左が荷物の少ない人のレーン、右がベビーカーや大きな荷物を持っている人のレーンと分かれていました。
この列の差に途中まで気が付かなくて、右の空いている方にいたのですが、途中で気がついて左に並び直しました。
これから乗るフェリーはこちらです!大きいですね〜♪
フェリー内
無事フェリー内に入れたのですが、船の中が広くてびっくりしました!
入ってすぐ右にはタックスフリーショップがあり、
左には、エレベーターがありました。
このフェリーは基本的に座席がない船で、(そんなことある?って感じですがそうなんです・・・)あったとしても、窓側に数席しかありません。
なので、カフェやビュッフェを利用する人がほとんどです。
私たちは事前にビュッフェを予約していましたが、ベビーカーの人がたくさんいて、なかなかエレベーターに乗ることができませんでした。もちろん私たちもベビーカーでしたし、スーツケースを4つも持っていたので、しばらくエレベーターを待ちました。
船に乗った時点では7階でしたが、レストランは8階にあります。
そこで、義母+主人チームと私+息子チームに分かれて移動することにしました。
義母+主人チームはそのままエレベーターを待って荷物を8階まで運び、私+息子は先に階段で8階まで登って、ビュッフェコーナーに並ぶという作戦です。
ちなみにですが、この船は11階建てでした。2階&3階は駐車場(カーフェリーなんですね)、4階、5階、6階、7階、9階、11階は宿泊者用の部屋、7階と8階は、主にレストランやお店があるといった感じでした。
ブュッフェ
さて、8階ビュッフェコーナーに来ました。ランチビュッフェは、乗車券の他に大人一人26ユーロで楽しむことができます。5歳以下は無料です。
レストランの中に入るろうと思ったのですが、大行列でした!船の出航時間が14時で、レストランも14時オープンだったのでまだ10分前の段階だったから仕方ないんですけどね・・・
ただ、事前にHPから席も予約していたので特に席の心配をすることがなかったのは良かったです。順番にチケットの確認をされ、レストランの席の案内図を渡されました。
このビュッフェの席は面白くて、もし窓側の席がよければプラス料金を払うと窓側の席が確約になるのです。でも、いつも船に乗っても外の景色を見るのは最初だけなので(食事に夢中になって)普通の席を購入しました。
中では既にたくさんの人が料理を取るのに並んでいます。
こちらは、窓側と言っても側面で、
先頭の窓側がとてもいい感じでした!
私たちの席は先頭の窓側の次のレーンだったので、窓側じゃなくても景色がよく見えて良かったです。船の中にはこのような子供用のハイチェアーがたくさん用意してありました。
テーブルには、紙ナプキンとワイングラスのみが置かれています。
ということで、早速・・・
ドリンクを取りにいきました!このビュッフェでは、なんとビール、白ワイン、ロゼワイン、赤ワイン、ソフトドリンク、コーヒーのドリンク飲み放題も含まれているのです!なんて素晴らしいビュッフェなんでしょう・・・!
サーバーからワインを注ぐのは新鮮でした(笑)
ソフトドリンクはペプシコーラ、オレンジジュース、リンゴジュースがありました。
コーヒーは、ブラックが出てきますが、横にミルクも置いてあるのでカフェオレにして飲むこともできましたよ。
ドリンクで乾杯したら、お料理を取りに行きます!料理は中央のカウンターに2列あり、左右同じものが置いてありました。
そして、先端と中央にお皿コーナーがあり、4箇所からとりわけがスタートできるようになっていました。
まずは、6種類のサラダ、
ハムやサラミ、ローストビーフ、
温かいお食事、右は空っぽですが、スペアリブが入っていました。
ミートボールやスープ、
白身魚のクリーム煮、マッシュポテト、
パスタやチキン、
茹でじゃがいも、
サーモンにゆで卵、
シーフードサラダ、
しめ鯖?サラダ
海老と海が近いだけあって、シーフード料理がメインのビュッフェでした。
それから、子供用のビュッフェコーナーもありまして、
サラダと
ポテトとソーセージとスクランブルエッグが置いてありましたよ!
とりあえず、こんな感じで取ってみました。スペアリブが柔らかくて美味しかったし、サーモンはさすが!濃厚でとっても美味しかったです。というか、全部美味しかったです(笑)
ただ、ここのレストランは15時半にクローズするので、追い出されてしまいます。
船は16時50分にしかつかないのに、あと1時間20分どうしようって感じでした・・・
カフェ
そんな人のために?ビュッフェを利用しない人のために?カフェもあります。
カフェにはパンや、フルーツ、
サンドイッチや
アイスクリーム、
サラダが売っているので、ランチや休憩にはピッタリです。
プレイルーム
カフェを見ていたら奥にプレイルームを発見しました。
ここは、子供用の遊び場です。
靴を脱いで遊ぶ場所なので、衛生面でも安心でした。
赤ちゃん用のエリアもあって、息子は目をキラキラさせて遊んでいましたよ!
ただ、最後の方に走っている子供に巻き込まれて転んで大泣きしていました・・・赤ちゃんコーナーがあると言っても、年齢が様々な子が遊んでいるので、子供を遊ばせる際はお気をつけくださいね。
喫煙所
一つ下の階の7階には喫煙所もあります。
免税店
冒頭でもご紹介しましたが、フェリーの中には大きな免税店もありました。
お酒と
化粧品がメインで
チョコレートや
ムーミングッズも売っていました!結構広いので、見ているだけでも楽しかったです。
お土産屋さん
免税店の隣には、小さなお土産屋さんもありました。
デッキ
デッキにもでることができます。
デッキでは外の景色を見ることができました。
その他
このフェリーには座席がなく、窓側にちょっとだけこんな感じでありました。この席は争奪戦ですね・・・
あとはフェリー内の所々に、こうした簡単なゲームの機械がありました。
ヘルシンキ到着
そんなこんなしていたら、あっという間にヘルシンキに到着しました。所要時間は2時間50分でしたが、船内に色々あって時間が過ぎるのがあっという間でした。
順番に船を降り、外に出ました!
このフェリーターミナルは、「Skatuddens Terminal」というターミナルです。
ここからヘルシンキ大聖堂までは車だと10分、徒歩でも30分ほどです。ただ、私たちはスーツケース4個+ベビーカーという大荷物だったのでタクシーを使いました。
ヘルシンキではBoltかタクシーが主要ですが、Bolt がつかまらず、待機しているタクシーに乗ったのですが、2キロもないホテルまでの移動でなんと27.5ユーももしました。
タクシーはかなり高いので乗る際は覚悟してください。ただBoltは良心的なお値段なので、もしBoltがつかまればBoltでの移動をオススメします!
まとめ
以上、エストニアのタリン→フィンランドのヘルシンキまでのフェリー内をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
お値段が結構リーズナブルなのと、船内はお店やカフェ、レストランなど色んなものがあって時間を潰せるのでタリンからヘルシンキの移動はフェリーがとてもオススメです♪
応援&フォローお願いします!
最後までお読み頂きありがとうございました。フェリーでの移動は楽しそうだね!と思った方は、是非「ぽち」っとお願いします♪押して下さるとブログを更新する活力になります♪
ブログ村ランキング
にほんブログ村
人気ブログランキング
スイスランキング