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🇮🇹これでもう迷わない!Foro Romano(フォロ・ロマーノ)のオススメ見学ルート

2022年8月21日

前回はColosseo(コロッセオ)とPalatino(パラティーノの丘)のオススメ見学ルートをご紹介しましたが、今日は共通券で入れる「Foro Romano(フォロ・ロマーノ)」についての見学ルートをご紹介したいと思います。

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私達は、24時間チケット(Colosseo(コロッセオ)、Foro Romano(フォロ・ロマーノ)、Palatino(パラティーノの丘))を購入していますので、Colosseo(コロッセオ)を見学後、そのままPalatino(パラティーノの丘)へ行き、続けてForo Romano(フォロ・ロマーノ)まで行きました。

さぁ!Foro Romano(フォロ・ロマーノ)とはどのような場所なのか、ご紹介していきますね!

Foro Romano(フォロ・ロマーノ)とは?

Foro Romano(フォロ・ロマーノ)は、古代ローマの遺跡に囲まれた長方形の広場のことで、古代ローマの人々にとっての日常生活の中心地として利用されていました。

その場所の建物がそのままの状態で残されており、実際に中を歩くことができます。

この地図を見ると、Palatino(パラティーノの丘)と隣接しているのがおわかり頂けるように、Palatino(パラティーノの丘)からそのままダイレクトに行くことができます。

チケットの種類

Foro Romano(フォロ・ロマーノ)のチケットは、様々な種類があります。

・24時間チケット・・・16ユーロ

Colosseo(コロッセオ)、Foro Romano(フォロ・ロマーノ)、Palatino(パラティーノの丘)の3箇所入ることができます。

・Full Experience・・・24ユーロ

Colosseo(コロッセオ)、Foro Romano(フォロ・ロマーノ)、Palatino(パラティーノの丘)に加えて、Arena del Colosseo(コロシアムアリーナ)、Sotterranei del Colosseo e arena(コロッセオ地下とアリーナ)、Museo Palatino (パラティーノ美術館)などなど全て見ることができます。

主なチケットはこの2種類ですが、他にも様々な組み合わせのチケットがありました。

詳しくは公式HPをご覧下さい。

Foro Romano(フォロ・ロマーノ)見学ルート

Palatino(パラティーノの丘)の展望台から降りた後、そのままForo Romano(フォロ・ロマーノ)の敷地へと入っていきます。

正面にあるのは、Foro Romano(フォロ・ロマーノ)です。少し遠目から一望することができました。

ただ、ここは行き止まりになっているので、また来た道を戻ってPalatino(パラティーノの丘)に行く際の分岐点まで戻りましょう!

今度は、右のForo Romano(フォロ・ロマーノ)へ進んでいきます。

Foro Romano(フォロ・ロマーノ)の敷地へ

先程の看板でForo Romano(フォロ・ロマーノ)方面に進んだ後も分岐があります。どちらを進んでも、最終的には同じ場所へ辿り着くので好きな方を進んでも問題ありません。

途中に落ちている石・・・それは古代ローマの痕跡です・・・削られた装飾が素晴らしいですよね。こうして何気なく落ちている石ですらも、歴史を感じでなんだか感動しました。

Tempio di Antonino e Faustina(アントニヌス・ピウスとファウスティナ神殿)

こちらの、非常に状態の良い神殿は「Tempio di Antonino e Faustina(アントニヌス・ピウスとファウスティナ神殿)」です。

141年に、皇帝アントニヌス ピウスとその妻ファウスティナに捧げられた神殿だそうです。

この辺一帯の建物には、このように説明や建てられた時系列が書かれた看板があるので、これを見ながら行くと理解が深まります。

さて、「Tempio di Antonino e Faustina(アントニヌス・ピウスとファウスティナ神殿)」を見たら、左に曲がってみましょう!

「Il Tempio dei Dioscuri(カストルとポルックス神殿)」

すると、今度は「Il Tempio dei Dioscuri(カストルとポルックス神殿)」が見えてきました。

「Il Tempio dei Dioscuri(カストルとポルックス神殿)」は、紀元前495年に、レギッルス湖畔の戦いの勝利への感謝を込めて建設されました。カストルとポルックスは、有能な騎手として活躍したので、それを称えて建てられたみたいですね。この神殿は、火事になったり、破壊されたりと長い歴史の中で何度も危機がありましたが、その都度修復などされ、現状の形で残っています。

Casa delle Vestali(巫女たちの家)

「Il Tempio dei Dioscuri(カストルとポルックス神殿)」の後ろには、「Casa delle Vestali(巫女たちの家)」があります。

3階建て50室の部屋があったそうです。巫女達はいい場所に住んでいたのですね!

Basilica Giulia(バシリカ・ユリア)

この写真の左奥に見える、階段のような場所が「Basilica Giulia(バシリカ・ユリア)」です。

「Basilica Giulia(バシリカ・ユリア)」は、公会堂で、主に民事裁判所として使われたほか、タベルナ(食堂)街や官公庁の事務所もあったそうです。

紀元前46年に作り始められ、建物の完成はカエサルの後継者であるアウグストゥスの時代になってからようやく完成したものの、すぐに大きな火災に遭ってしまい、紀元12年に改築・拡張されました。

Torre di Niccoló V

正面には「Torre di Niccoló V」が見えてきました。1453 年に建てられた建物で、窓の上に大理石の紋章があります。1400年代の建物なので、Foro Romano(フォロ・ロマーノ)の中からしたら、かなり新しいものですね。

Tempio di Vespasiano e Tito(ウェスパシアヌスとティトゥス神殿)

この写真の右に見える2本の柱が、「Tempio di Vespasiano e Tito(ウェスパシアヌスとティトゥス神殿)」です。

古代ローマ時代では、記念碑を建てることで氏族の名声と栄光を高め、その名を長く後世に伝えようとする傾向がありました。なので、この神殿は西暦69年から96年まで続いたフラウィウス朝(ウェスパシアヌスとティトゥス)の栄光を称えるための建築物として建てられだそうです。

Arco di Settimio Severo(セプティミウス・セウェルスの凱旋門)

「Tempio di Vespasiano e Tito(ウェスパシアヌスとティトゥス神殿)」を正面に左側にちょっとした坂があります。ここを登ると、出口・・・ではなくちょっとした展望が見えるようになっていました。ここから見えたものは、

「Arco di Settimio Severo(セプティミウス・セウェルスの凱旋門)」です。綺麗に見えるので坂を登って見ておくといいかもしれません!

これは、大理石でできた凱旋門で、パルティア戦争での勝利を記念して紀元 203 年に建設されました。

コロッセオ横にあったコンスタンティヌスの凱旋門が315年に建てられましたので、こちらのほうが先に建てられたのですね。

更には、「Tempio di Vespasiano e Tito(ウェスパシアヌスとティトゥス神殿)」も綺麗に見ることができました!

出口・・・!?

ここまで来たら、凱旋門の前を通って階段を登ると出口ですが、この時は出れないと思っていてこの出口を使いませんでした・・・

本当は、ここを出ると映画「ローマの休日」のロケ地で、アン王女が寝ていた場所に行くことができたのですが・・・

ここ・・・

最終的に、私達もこの場所にはたどり着けますが、この出口を出なかったせいで、この後Foro Romano(フォロ・ロマーノ)内を更にウロウロする羽目になります・・・(笑)

Foro Romano(フォロ・ロマーノ)で迷子になる

ということで、来た道を戻っていきます。(笑)

35度くらいあったし、既にColosseo(コロッセオ)、とPalatino(パラティーノの丘)を歩いてきた後だったので、かなりクタクタに・・・でも、ローマの休日のロケ地をどうしても探したくて頑張って歩きました!(さっきの出口を出ればすぐだったけど・・・)

そして、ついに!!「Exit」の看板を発見!

やっと、Foro Romano(フォロ・ロマーノ)を出れる!と思ったら・・・

全然出口に着きません!!

更には、先程のメイン通りの裏側に周ってしまい、また同じ距離歩くことに・・・でも、遺跡群が素晴らしい・・・!

崩れた柱がそのままの状態で置かれた道を見るのも、凄く感慨深かったです。ローマ市民の皆様、よく撤去せずに、このまま残してくれましたよね!

そして、なんと出口らしき建物に到着しました!

と思ったら、また外に出た・・・ココハドコ・・・?

でも、そのおかげで、なんか凄い遺跡を見ることができました。

道はこんな感じで舗装されていたので歩きやすかったし、通りはこれ1本なので、迷うこともなくてよかったです。

そして、ついに出口に着きました!

ここを出る時に、スタッフさんに「本当に出ていいの?十分に見た?後悔はない?」と聞かれたので、秒で「問題ありません!」と答えました(笑)

どうやら、ここは出口でもあったけど入口でもあったみたい。

Foro Romano(フォロ・ロマーノ)を脱出!したけど・・・

ということで、無事Foro Romano(フォロ・ロマーノ)を出れたのですが、肝心の「ローマの休日」のロケ地が特定できませんでした。

既に1万5000歩を超えていて、足は痛い、暑いし、クタクタだし、体力が1だったけど、ここで諦める主人ではありませんでした・・・

主人「もしかしたら、こっちからロケ地に行けるかもしれないから行ってみていい?」

私「そ・・・そうだよね・・・」

最後の体力を使って、ロケ地探しをすることに・・・!

主人「たぶん、こっちだと思う」

私「う・・・うん・・・」

「ローマの休日」ロケ地を発見!

そして、ついに!映画「ローマの休日」でアン王女が寝ていたロケ地に到着しました!

ここに着いた時の達成感と行ったらもう・・・!!!

角度的にはここかな?実際には、長い年月をかけてまわりの道路なんかは変わっちゃいましたが、奥に見える凱旋門や柱は映画と全く同じでした。

映画「ローマの休日」の全ロケ地をご紹介した記事もありますので、是非合わせてお読み下さいね!↓

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そして、ここで気づくのです・・・さっきここにいたよね・・・?と・・・この柱は、「Tempio di Vespasiano e Tito(ウェスパシアヌスとティトゥス神殿)」ですものね。

Campidoglio(カンピドーリョ広場)

さて、目標を達成したので、ようやくホテルへ戻ろう!ということになりましたが・・・

主人「せっかくだからもう一箇所寄っていい?」

私「え!」

最後の力を振り絞って、「Campidoglio(カンピドーリョ広場)」まで来ました。

「Campidoglio(カンピドーリョ広場)」は、ミケランジェロが設計した広場です。また丘の上にあるのですが、この丘は、ローマの七丘でも最も高い丘で、ローマ神の最高神であったユーピテルやユーノーの神殿があり、ローマの中心であり、ローマ市庁舎が位置する非常に重要な場所でもあります。

なので、ローマに来たらこの広場は必ず行くべきだったので、これて良かったです!

「Campidoglio(カンピドーリョ広場)」の場所

まとめ

以上が、Foro Romano(フォロ・ロマーノ)のオススメ見学ルートでしたが、いかがでしたでしょうか?

Foro Romano(フォロ・ロマーノ)は、とても広いので、数か所見どころを決めて行くことをオススメします。また、夏は体力を奪われますので、帽子、サングラス、お水などは必須ですよ!

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