「Caves Ouvertes 2025」
5月24日(土)にジュネーブ市内で行われたワインイベント「Caves Ouvertes 2025」に参加してきました。
「Caves Ouvertes 2025」は、ジュネーブ州内の約80のワインセラーが一般公開され、2024年ヴィンテージと、樽熟成された2023年ヴィンテージが披露されるイベントです。

地域はこんな感じでエリアが点在しており、一日で全て周るのは至難の業です。なので、エリアを決めて重点的にワイナリーを周る戦略が必要となってきます。

このイベントは、参加費が20フランでゾーン10内の移動が無料のパスとワイングラスがついてきます。
当日好きなワイナリーで購入もできますが、私は事前にオンラインで申し込みをしていました。
朝一で出発!

イベントは10時〜だったので1軒目が10時に着くように向かいました。
バスで向かう途中レマン湖と葡萄畑の素敵な景色を楽しめましたよ!
Gy

まず向かったのは「Gy」という地域です。
Gyは、スイスとフランスの国境近くにある小さな自治体です。

バスを降りると交差点があるのですが、この葡萄畑はフランス側なんだそうです!凄く不思議!

左がスイス、右がフランスの狭間の道を歩いて行くと一つ目のワイナリーに到着しました!
①Domaine du Clos de la Zone

一ヶ所目のワイナリーは「Domaine du Clos de la Zone」です。
ここは、家族経営のワイナリーでワインの生産に加えて、イベントスペースのレンタルやイベントの企画も行っています。

まさに国境にあるワイナリーなので、中に入るとスイス国旗とフランス国旗の両方がかかげられていました。
朝一でここに来たので、どうやら私達が一番乗りのようです(笑)

早速、冒頭でご紹介したレターをワイナリーの方に見せると、グラスとシールと交換してくれました!
グラスの底がジュネーブ 州のマークの形に浮き彫りされていて、なかなかオシャレです!

「Domaine du Clos de la Zone」では、Pinot Blanc(ピノ・ブラン)、Gamay(ガメイ)のロゼ、Pinot Noir(ピノ・ノワール)、メルローとガマレのミックスの4種類が用意されていました。

おつまみのサラミもとても美味しくて、ついつい試飲もすすみます・・・一つのワイナリーで1〜2種類くらいにしようと思っていたのに、ついつい4種類全部飲んでしまいましたよ!
ワイナリーの方もとても親切で丁寧に説明もしてくれて一軒目から楽しかったです。
「Domaine du Clos de la Zone」の場所はこちら

さて、近くにもう一つワイナリーがあるので歩いていきます!
②Domaine de la Guérite

歩くこと数分でワイナリーの看板を発見しました!可愛いロゴですよね。

見えてきましたよ♪これまたいい雰囲気のワイナリーです。

敷地内に入ると、たくさんの席が用意され、奥ではピザが販売されていました。

それからジェラートワゴンもあります。息子の目がキラッとしましたが、「後でね・・・」ととりあえず試飲スペースに向かいました。

試飲スペースの前にはお水とグラスと洗う樽が置かれていました。この樽が凄くて、グラスを逆さまにして押し付けると下から水が出てきて洗えるという画期的な樽なのです!考えた人天才だな・・・!

奥では、すでに試飲している人がいます。
「Domaine de la Guérite」も家族経営のワイナリーです。2016年に自身の結婚式のために初めてワインを醸造したことがきっかけで、ワイン造りを本格的に始めたんだとか!現在では35種類以上のワインを作っているそうです。

こちらでは、Pinot Blanc(ピノ・ブラン)とロゼ、

オレンジシャスラとペット・ナットというスパークリングワインの4種類を試飲させてもらいました。(また4杯も飲んでしまった・・・)
ペットナットはシャスラとガメイを使用した自然発泡のスパークリングワインで、軽めの微炭酸でした。オレンジシャスラは強めとのことでしたが、美味しかったので・・・

販売所でお買い上げしましたよ♪
こちらもとても丁寧な説明で良かったです。事前予約で試飲会もできるとのことなので、今度友達とまた来てみようと思いました。
「Domaine de la Guérite」の場所はこちら
③Domaine de Chambet

さて、「Gy」最後のワイナリー「Domaine de Chambet」へ向かいます。本当は、2件目のワイナリーから近い場所にあるのですが、今日はイベントのため別会場が用意されていました。
看板の通りに歩いて行くのですが・・・

歩いても歩いても全くイベント会場が見当たりません・・・

・・・
一体どこでワインを試飲できるのでしょうか・・・
途中で自転車で来た人も「え?」みたいな感じで困っていました。
それでも信じて歩き続けると・・・

み・・・見えてきました!!テントが並んでいます!

歩くこと何分でしょうか・・・?葡萄畑の中をひたすら真っすぐ歩き続けてようやく到着しました。なんか嬉しいです(笑)

こちらのワイナリー「Domaine de Chambet」は、1921年にFonjallaz家がこの地に移住し、農業を始めたことからその歴史が始まりました。1987年に夫妻がワインの瓶詰めを開始し、2017年からは息子のアンソニー・フォンジャラズさんがワイナリーを引き継ぎ、自然派ワインに力を注いで作っています。
今回のイベントでは、たくさんの種類のワインが用意されていました。

白と赤でコーナーがわかれていて、

白は6種類のワインが試飲できたのですが、ここに来るまでに結構飲んだので、白はシャスラを2種類頂き、

赤コーナーへ・・・

赤はたぶんメルローを頂きました(笑)
さすが大きなワイナリーなだけあって、味もしっかりしていて美味しかったです。

他のテントでは、ハンバーガーが売っていたり、バーコーナーがあったりとお祭りのようでした。
「Domaine du Chambet」の場所はこちら
試飲もほどほどに、また来た道を戻ります。
時間は12時前だったので、一度家に帰ってお昼を食べることにしました。
午前の部は11種類のワインを試飲しましたよ!
まとめ
ジュネーブのワインイベントは、地域が広くそんなにたくさんのワイナリーを周ることはできませんが、一軒一軒ゆっくりと過ごすことができ、新しい出会いや発見もあったのでよかったです。
さて、午後は「Meinier」というエリアへ行きましたよ!ここではどんな出会いがあったのか・・・!?
続きはこちらから読めます。↓
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