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🇨🇭チャップリンの正体が分かる!「Chaplin's World」に行ってきたよ!②〜スタジオと作品〜

2023年11月15日

皆さんは、チャーリー・チャップリンという喜劇俳優をご存知ですか?

厳密に言うと、俳優、脚本家、映画プロデューサー、音楽家と様々な顔を持つ人物ですが、彼はスイスに魅力され晩年の25年をヴヴェイ郊外で過ごしました。

そして現在では、当時住んでいた邸宅が一般公開され、また横にはスタジオも併設されていて、どちらも見学することができます。

ずーっと気になっていて、ようやく訪れることができたのでご紹介しますね♪

ただ、とってもボリューム満点のミュージアムだったので、3つの記事に分けていきたいと思います!

今日はその②スタジオ編です!その①の邸宅編はこちらからお読みくださいね!↓

🇨🇭チャップリンの正体が分かる!「Chaplin's World」に行ってきたよ①〜チャップリンの邸宅と家族〜

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「Chaplin's World」スタジオ編

スタジオへ入って行くよ!

スタジオ見学の前にミニ映画鑑賞会がありました。数分の映画を見終わると・・・

!!!

想定外のことが起きました!なんとスクリーンが上がって奥がスタジオの入り口となっていたのです!

まさかスクリーンの後ろがスタジオだなんて・・・!本当に驚きました!

最初のスタジオでは、チャップリンの最初の数本の短編映画の撮影で使っていたロサンゼルスの町中の様子が再現されていました。

当時は、まだ売れていなかったためスタジオを借りるお金がなく街を舞台にしていたらしいのです。街を使えばスタジオ代が節約できる上に、臨場感ある作品が作れるから一石二鳥だったわけですね!

なんか、この話を聞いてゴッホを思い出しました。ゴッホも若く、まだ売れていない時はモデルを雇うお金がなかったから、自画像をたくさん描いていたんですよね。

著名な方々はみんな、そうやって下積み時代を過ごしてきたわけですね。

ゴッホについて知ることができるゴッホミュージアムについて書いた記事もありますので、是非こちらもご覧下さいね!↓

🇳🇱【改定版!】ゴッホの生き様が知れる!「Van Gogh Museum(ゴッホ美術館)」を独自視点で解説!

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こちらは、チャップリンが幼い頃に母親と暮らしていた小さな屋根裏部屋の再現です。食べていくのがやっとの貧しい生活だったらしく、チャップリンの母ハンナはクタクタになるまで働き、精神病になり施設へ入ってしまったそうです。そのため、大好きなお母さんとチャップリンは離れて暮らすことになってしまうわけですが・・・

そんな経験から「The Kid」という映画を作ったそうです。壁に流れている映像は「The Kid」のワンシーンです。

様々なスタジオ

ここからはたくさんの撮影スタジオを見学することができたのですが、あまりにも多かったのでいくつかピックアップしてご紹介していこうと思います。

こちらは、「サーカス」のスタジオです。この作品でチャップリンは、アカデミー特別賞を受賞しました。

無声映画のコメディにパントマイムという新しい演じ方・・・発想が革新的すぎましたね!

チャップリンのお決まりの格好と言ったら、山高帽、言う事を聞かない杖、窮屈な上着、ダボダボのズボン、ボロボロの靴です。

その格好に両手の身軽な動き、しなやかな身のこなし、素早い足取りと誰にも真似できないジェスチャーを加えチャップリンが完成したそうです。

壁には、チャップリンの作品のポスターがたくさん貼ってありました。

今度は地下へ向かいます。階段を降りていくと・・・

広い広いスタジオに出ました。

当時は、人工照明がなかったそうで、外の撮影現場にセットを建て、太陽の光を妨げるために布を張って撮影に挑んだそうです。

スタジオ内のあちこちに隠れたチャップリンを探すのも、とてもおもしろかったですよ。

次の部屋は、映画制作の部屋です。

チャップリンは演じるだけでなく、シナリオを書き、映画の制作、監督、編集、作曲まで一人で行っていたそうです。凄すぎます・・・!

この部屋では、映画のフィルムを見ることができました。

数々の作品

次のスタジオには小さなお部屋が何個かありました。ここでは、様々な作品のワンシーンを再現した部屋を見ることができます。

まず、目に入ったのはこの衣装です!チャップリンの代名詞とも言えるのが、この衣装ですよね。本物が展示されていたことに感激しました!

衣装展示の前には杖のイミテーションが置いてあり、触ることができました。本当に役に立たなそうな杖です(笑)この役に立たなそうな感じがチャップリンの狙いなんですから、面白いですよね。

衣装を見た後は1つ目の部屋に入ってみました。こちらは、「独裁者」という映画のワンシーンです。

「独裁者」はヒトラーを題材にした映画です。チャップリンとヒトラーの口ひげが似ていると言われていたことが、映画を作るきっかけになったらしいのですが・・・

なんと第二次世大戦の勃発中に撮影を始めたそうです。アメリカで批判の的にされましたが、公開されると大成功を収め、映画史上最高傑作のひとつと言われるくらいになったそうです。

こちらは「街の灯火(City Lights)」のワンシーンです。盲目の花売り娘に目の手術代を贈るために、刑務所へ行く羽目になるストーリーです。素敵な話だけどオチがあるのがチャップリンの作品の魅力ですね。

チャップリンは、権力者が失敗するのを見るのが好きだったようです。どんな趣味だ・・・(笑)

「制服を着た警官が道で滑ってひっくり返ったらどうなる?誰もが爆笑するよね。なぜだって?だって警官と警棒は権威の象徴だからね。警官が転ぶと、その威厳が損なわれるというわけだ。善良な人ですら、警官に対して表に出さない嫌悪感を抱いている。人間とはそういうものだ」と書いていたそうです。

なるほど・・・人間の心の中にある感情を映画に反映させていたわけですね。ただのパントマイム映画ではなく、メッセージが隠されているんだと思うと深いな・・・と思いました。

ここでは、奥のテレビでチャップリンの映画を見ることができました。言葉がないのに、何をしているのか理解できるし、気がついたら笑っているんですから、びっくりです。

この金庫のような部屋には、チャップリンの家族が保管していたものが展示されていました。

例えばハットや靴に杖というチャップリンのトレードマークの衣装や、

チャップリンの異父兄弟が集めた新聞・雑誌の切り抜きを貼った150冊以上のアルバムなどです。

チャップリンは家族からも愛されていたんですね。

最後の部屋は、彼の最後のアメリカ映画「ライムライト(Limelight)」のワンシーンでした。

まだまだ小部屋もあったし、色んな展示がされていましたが、全部紹介しちゃったらこれから行く方の楽しみがなくなっちゃうのでここまで・・・

まとめ

今日は、スタジオ編として簡単にエピソードを交えながらご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

今まではチャップリンのことをパントマイムの喜劇をする俳優さんとして見ていましたが、実際にはそれだけではないんだということが分かりました。

それぞれの作品に込められた政治的な意味や、人間の奥底にある感情、自分の幼い頃の経験がまじった作品を数多く作り、演じていたんですから、本当に驚きです。

入場料はお高いですが、その価値があるミュージアムだと思いました。行こうか悩んでいる方がいたら是非行って下さい!満足すること間違いなしのミュージアムですよ。

お土産とカフェ編に続く・・・↓

🇨🇭チャップリンの正体が分かる!「Chaplin's World」に行ってきたよ!③〜お土産とカフェ〜

昨日まで、チャップリンの邸宅とスタジオをご紹介してきましたが、今日はお土産コーナーと併設されているカフェのご紹介です。 こちらの記事を読む前に、昨日までの記事を読んで頂くと話が繋がってきますので、是非 ...

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「Chaplin's World」の場所

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最後までお読み頂きありがとうございました。チャップリンって偉大な人だったんだね!と思った方は、是非「ぽち」っとお願いします♪押して下さるとブログを更新する活力になります♪

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