皆さんは、ゴミ出しに困ったことはありませんか?
分別が厳しいのは分かっているけど、どれをどうやって捨てるのか・・・
だいたいのマンションには、燃えるゴミと紙&段ボールを捨てる場所があるとは思いますが、それ以外は、街の至るところにある分別所までゴミを持っていく必要がありますよね。
例えば、缶・瓶(透明or色付きで別)・ペットボトル、プラスチック容器、電池、生ゴミ等のゴミ捨て場は近所にあることが多いです。でも、それ以外のゴミはどうしたらいいのか・・・
実は先日、使っていたフライパンが錆びたので、捨てようと思い調べたのですが、どこにもフライパンの捨て方が書いていませんでした・・・
困ったので、スイス人の知り合いに聞いたら、「ある場所に行く必要がある・・・」と。
なるほど・・・これは、結構大掛かりだぞ・・・!と思いましたが、いつまでも錆びたフライパンと共に過ごすのはなんだかスッキリしなかったので、その場所に行ってみることにしました!
①ESREC(Espace de récupération cantonal de la Praille)
ESREC(Espace de récupération cantonal de la Praille)は、個人が出すゴミを無料で引き取ってくれる場所です。言い換えれば、リサイクルセンターのようなものです
ジュネーブ内に3箇所ありますが、今回は、Carougeのスペースへ行きました。(他2箇所については、記事の最後にリンクを貼っておきますね)
②ESREC(Espace de récupération cantonal de la Praille)への行き方
さて、CarougeのESREC(Espace de récupération cantonal de la Praille)への行き方ですが、車があれば一番ベストですが、車がない場合はトラムで行きます。
12番のトラムに乗って「Carouge GE, Armes」で降りるか、17番のトラムで「Carouge GE, Pictet Thellusson」で降りるか、11番のトラムで「Alexandre-Gavard」で降りるかして、各バス停から徒歩5分〜7分です。
バス停から「ESREC」に向かう間、まわりはこんな感じの専用車があちこちに駐車してありました。
銀行のUBSの大きな建物が見えてきたら、その裏に「ESREC」の入口があります。
リサイクルマークの看板が見えてきました!ここを入ります。
そして、矢印の方向に歩いて行きます。
こんな感じで、車用専用道路しかなく歩行者用の歩道はないので、歩く時は十分にお気をつけ下さいね。
まっすぐ進んでいいくと、それっぽい建物が見えてきました。
③営業時間
営業時間は、
3月〜10月の間は、月曜日は休業、火曜日〜金曜日は15時〜19時、土・日・祝日は10時〜17時
11月〜2月は、月曜日は休業、火曜日〜金曜日は14時〜17時、土・日・祝日は10時〜17時
です。月と曜日にご注意下さいね。
※写真の看板には2017年と書いてありますが、現在もこの営業時間で変わりありません。公式HPから確認済み。
さてさて、だいぶ仰々しくなってきましたが、ここで本当に合っているのか不安に・・・まるで業者用のゴミ収集場です・・・
そう思いながらも、この坂を登ってみます。
すると・・・
お〜!!!!個人の方が結構いるではありませんか!なんか、皆さん車から色んないらないものを出して、ガンガン捨てています。いや、捨てているというよりは分別してリサイクルしやすいようにしています。
さて、フライパンはどこに捨てるのかな・・・?
③細かい分別
このゴミ捨て場には、かなり細かい分別がされていました。
「plâtre(石膏)」です。
この看板の下を覗いてみると・・・
コンクリートのようなものばかりが捨てられています!一応、石膏は日本語の意味ではチョークらしいですからコンクリートではないのかな・・・?
まぁでもなるほど・・・こういう仕組みね!次行ってみましょう!!
「gravats(がれき)」
こちらはがれきです。
正直、石膏とがれきの違いが難しいのですが、よく見てみると、洗面台とかそういったものが捨てられていますから、似たようなものをここに入れたらよさそうです。
「déchets de gardin(庭のゴミ)」
なるほど・・・庭ゴミということだけあって、木や枝などが入っていました。クリスマスツリーを時期外れに捨てる時などもここなのかも・・・(決められた時期だと無料で回収に来てくれます)
「encombrants(かさばるもの)」
ん・・・?かさばるものって何・・・?
看板のイラストを見てみると、ソファとか椅子とかはOKだけど、自転車とかガラスは駄目って書いてあります。
では、ゴミ捨て場を覗いて見ましょう!
おお〜!マットレスとかが入っていますね。
ジュネーブ州の公式HPを見てみると、電化製品以外のものと書いてありました。
また、このような大型ゴミはここまで持ってくるのが個人では大変なため、事前に州に電話をすると、決められた日、決められた時間に回収してくれるようです。
<参照> https://www.geneve.ch/fr/demarches/demander-debarras-objet-encombrant
「métaux(金属)」
こちらは、金属です。フェンスとか色んなものが入っています。
ということで、ここに私のフライパンを投入してきました!
フライパン問題はこれで解決しましたが、せっかくなので他の分別も見ていきましょう!
「cartons papiers(紙類)」
ここには、段ボールや紙が入っていました。段ボールや紙はマンションに捨てる場所があるので、ここまで持ってくる必要はないですが、マンションやアパートによってはそういったゴミ捨場がない場合もありますので、ご参考までに!
「gros électro-ménager(大型家電)」
電子レンジとか冷蔵庫とか入ってるんですが、これは凄い・・・
「bois(木材)」
最後に木材ですが、どなたかがごみ捨ての最中で中の撮影はできませんでしたが、木枠とかそういった感じのものを捨てていました。
さて、大枠のご紹介をしましたが、まだまだ分別は続きます。
奥には小さな小屋がありました。
ここには何を捨てるのでしょうか?
・「électronique(電子機器)」・・・デジカメやコーヒーマシーンなどの小型の電子機器
・「écrans(画面)」・・・パソコン等の画面
「petot électro-ménage(小型家電)」・・・ドライヤーやミキサーなど
を捨てるようになっていました。
お隣には、「amiante(アスベスト)」コーナー。アスベストってものを見て、「これはアスベストだ!」って分かるものなんでしょうか・・・?
あとは、よく街中で見かける瓶コーナーや、
古着コーナー、
入りきらなかった「gros électro-ménager(大型家電)」・・・?などの置き場があって、
更に、「products chimiques(化学薬品)」、
「peintures à l'eau(水彩絵の具)」、
「peintures avec solvants(塗料)」、
「sprays et averosols avec gaz propulseur(ガスを含むエアロゾルスプレー缶)」、
「ampoules recyclables(リサイクル可能な電球)」、
消化器、
「コーヒーカプセル」
と、とにかくかなり細かい分別スポットとなっていました。
今回はフライパンを捨てにきただけでしたが、こういった場所を知れて良かったです。「これはどうやって捨てるのかな?」とか悩んでいる方がいましたら、この場所に行って見てくださいね!
また、大型ゴミは、事前に州に問い合わせることで、収集に来てくれるそうなので、ここまで行くのが難しい場合には、州に連絡をするのもいいかもしれませんね!
詳細はジュネーブ州のHPからご確認下さいね↓
①「ESREC(Espace de récupération cantonal de la Praille)」の場所はこちら↓
②「Espace de récupération (ESREC) Châtillon」↓
③Espace de récupération cantonal (ESREC) des Chânats
最後までお読み頂きありがとうございました。スイスのゴミ出しって大変だね・・・!と思った方は、ぜひ「ぽち」っとお願いします♪
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