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🇨🇭レンタカーで行く!スイス日帰り旅行〜La Chaux de Fonds(ラ・ショー・ド・フォン)〜国際時計博物館と世界遺産を眺めながらの素敵ランチ〜そして、悲惨なレンタカー・・・

2020年11月24日

今回はスイス国内旅行でレンタカーを借りてちょっと遠出してきました。La Chaux de Fonds(ラ・ショー・ド・フォン)という地域です。

La Chaux de Fonds(ラ・ショー・ド・フォン)は、時計産業として拡大・発展を遂げた街で、高級時計の工場などもある場所です。また、有名な建築家のル・コルビュジェの出身地でもあり、彼の建築物を見ることもできます。2009年には、La Chaux de Fonds(ラ・ショー・ド・フォン)の中心市街と隣街のル・ロックルとともに「時計製造業の都市計画」の名で世界遺産に登録されています。さぁ、どんな場所なんでしょうか・・・

様々な国でレンタカーを借りて旅行はしていたものの、スイスは初めてだったのでスイスのレンタカーがどんな感じだったかもお話していこうと思います。

ジュネーブを出発!

朝一番で家を出ました!外はものすごい霧です!今日車で移動するのに、大丈夫かな・・・

レンタカー会社は空港近くにあるので、とりあえず空港まで電車で向かいます!ガラガラ〜

空港のレンタカー会社に到着

レンタカーブースに到着しました。今回の予約はレンタカー予約会社のDollarでしまして、代理店で大手の「Hertz」で借りました。

実は、レンタカーを予約する時に、いろんな会社を検討したのですが「Hertz」が一番安かったんですね。で、一応口コミを確認してみたところ、まさかの★1だったんですよ(笑)グーグルの口コミで★1って初めて見ました(笑)いくつかコメントを見てみたら「彼らは詐欺師だ」とか「ひどい会社だ」とかの口コミばかりで・・・でも、こんな大手のレンタカーでどうやって詐欺するのって思ったのもあったし、自分達は大丈夫だろうという謎の自信があったので、★1のレンタカー会社に挑むことにしました。

実際、手続きが始まると、めちゃくちゃ親切で、笑顔で対応してくれました。しかも、無料で車のアップグレードまでしてくれたんです!更には、私達は18時まで借りていたのですが、店員さんが「私達は18時には退社するし、明日は日曜日で会社に来ないから、別に返却時間は遅くなっても問題ないよ」とまで言ってくれたんです!ということで、「すごく親切だね〜!全然大丈夫だね〜!詐欺師なんて感じないね〜!」なんて話ながら旅行をスタートしました!この時は翌朝に起こる恐ろしい出来事が待っているとも知らずに・・・

レンタカーの場所

ジュネーブ空港のレンタカーエリアから車がある駐車場までは徒歩7分ほどかかりますので、ご注意下さい。

7分ほど歩いたらこのような立体駐車場が見えてきます。

中に入ってすぐ左に曲がるとエレベーターがあるので、それで下まで降ります。

すると、たくさんのレンタカー会社の看板がありますので、自分が予約したレンタカー会社の番号まで行くと、車が見つかります。

今回はこんな感じの車でした。フランスの車です。この車が結構凄くて座席に座ると自動でシートが暖かくなります!また、高速に入ると自動で車の法定速度を教えてくれます。(スイスの高速は頻繁に速度制限が変わる上に、5キロでもオーバーしたら後日、罰金を払ってねと催促状が自宅に届く仕組みになっているので、法定速度を常に知ることはとても大事なんです。)

では、ようやく日帰り旅行スタートです!

「Musée International d'Horlogerie(国際時計博物館)」

まず最初に向かったのは「Musée International d'Horlogerie(国際時計博物館)」です。

この博物館はスイスが誇る時計産業の全貌を観ることができます。

入場料は一人15フランですが、いつものように私達は、「Swiss Museum Pass」を持っているので無料で入れました。コインロッカーに荷物を預けて中に入ります。

入り口近くに、24個の壁掛け時計で一つの時間を表している面白い時計がありました。

アンティークの大きな時計から腕時計、懐中時計と様々な時計を見ることができます。

中はとても広くて、このようにランダムに時計が展示してあります。

時計職人さん達が時計を作っている様子の巨大な絵です。

実際に重りで動いている時計もありました。様々な動力を使った時計、面白いですね。

2階に上がると、世界中の時計を見ることができます。

日本の時計もいくつかありました!なんだか嬉しいですね。

フロアは2つなので、30分もあれば十分見れる博物館でした。

「Musée International d'Horlogerie(国際時計博物館)」の場所はこちら↓

展望台「Tour Espasite(トゥール・エスパシーテ)

次に向かったのは、こちらの展望台「Tour Espasite(トゥール・エスパシーテ)です。

この展望台を登ると、世界遺産の街並みが見れます。

エレベーターで上まで上がると、イタリアンレストランがあるのですが、レストランに入らなくても脇のドアから外に出ることができます。

そこからの景色がこちらです!

統一された街並み、とても美しいですね。これがLa Chaux de Fonds(ラ・ショー・ド・フォン)の中心市街と隣街のル・ロックルとともに「時計製造業の都市計画」の名で世界遺産に登録された景色です。

展望台は360度(正確には270度くらいで残りの90度は違う窓から見れる)です。

せっかくなので、この展望台のイタリアンでランチをすることにしました。

世界遺産を見ながらランチ

パノラマの窓がある丸いレストランです。世界遺産を眺めながらのランチ最高ですね♪

サーモンサラダを頼んだら、こんなものすごいボリューミーなのが来ました(笑)

ピザも美味しかったです。

お値段も良心的だし、眺めのよい素敵なレストランでした。

展望台レストラン「Citerama」の場所はこちら

ル・コルビュジェの建築巡り

お腹も満たしたので、午後の観光スタートです!少しづつ紅葉も始まっていますね。

車であっという間に建築家のル・コルビュジェの建築した家に到着しました。

ちなみに、ル・コルビュジェはスイスのラ・ショー=ド=フォンで生まれた近代建築三大巨匠の一人です。2009年「ラ・ショー=ド=フォンとル・ロックル、時計製造業の都市計画」として世界遺産に登録されたそうです。

今回ル・コルビュジュの作品を見るのは2回目で、2年ほど前にサヴォア邸と庭師小屋(フランス)に行きましたが、そちらも素晴らしかったです!

続けて、こちらもル・コルビュジェの作品ですが、彼の両親のために建てた家だそうです。素敵ですね〜♪

「Castle and Museum Valangin(ヴァランガン城)」

街散策も終わったので、牛が優雅に過ごす道を横目に次の目的地へ向かいます。

途中、奥にアルプス群と雲海が!

こちらのお城です。「Castle and Museum Valangin(ヴァランガン城)」です。

このお城はヴァランガンという貴族の名前に由来していて、このあたりの領主だったみたいです。

歴史を感じる石門をくぐって行きます。

お城からの景色も素晴らしいですね。

お城の中は可愛らしい家具がたくさんでした。

女性ものの下着なんでしょうが、とても綺麗に並べられていました。

やっぱり家具が可愛い!

お料理も好きだったみたいで、たくさんの料理用品がありました。

コーヒーや紅茶のポットのサイズの豊富差やワッフルの型まで!

ケーキの型も充実していました。

ここに住んでいた奥様、とっても女性らしい方だったのかな〜なんて想像して見れました。今までたくさんのお城を見てきましたが、こんなにも住んでる人のイメージができるお城は初めてかもしれません♪

入場料は大人8フランでした。

Castle and Museum Valangin (ヴァランガン城)」の場所はこちら

雲海を見に行くよ!

小さな街ではありますが、カラフルでとても可愛い街でした。スイスの最も美しい村と言われているそうです。

さて、さっき見た雲海が気になってきた私達。雲海を見てみたい!てことで向かいました。

車って便利ですね。お城から走ること数十分!

展望台のある橋まで来ました。この橋は一人1フランで渡れます。

そして、その景色が・・・

すごいです!本当に一面全て雲海!

奥にはアルプスの山々が見えます!通常時はこの雲海がない景色が見れるそうですが、今日はラッキーでした♪

「Tour panoramique de Chaumont」の場所はこちら

最後に悲劇が・・・

素晴らしい景色も堪能して、日が暮れる前に帰ろうということでジュネーブに戻ることにしました。

1日の楽しかった思い出話なんかをしながら戻り、ガソリンスタンドでガソリンを入れ、時刻は19時。朝、遅い時間に車戻しても大丈夫って言われたので、お言葉に甘えて遅めに返しました。

もうレンタカーの受付は閉まっていたので、車を決められた場所に戻して、鍵を専用BOXに入れて手続きは終わりです。気持ちよく車も乗れて、朝の話に戻りますが、「全然詐欺じゃなかったね〜、また借りようね〜」なんて言いながら自宅に戻りました。そして、翌朝。そう朝6時くらいですよ。主人に叩き起こされました(笑)

しかも、顔色を変えて起こしてくるではありませんか!何事!?と思って飛び起き、話を聞いてみると・・・

なんと、レンタカー会社からメールが来ていたのですが、その内容が衝撃的なものだったんです!!

「車を無事返してくれてありがとうございました。あなたの車の状態を確認したところ、タイヤのホイールに何箇所か傷があったから760フランの修理代と事務手数料90フラン、合わせて850フラン(約97,000円)払ってね」というものでした・・・しかも、バッチリ写真付き!!!!もうびっくりですよ!車体の傷とかは一切ないのに、タイヤのホイールですよ!?タイヤですよ!?タイヤなんて傷ついて当たり前では!?パンクしたとか穴空いたとかじゃなく、石が飛んだような傷でした・・・

もう、反論しようがない状態でした。もう有無を言わさず請求書が来ている上に、返却の時に担当者がいなかったため(帰宅していたから)一緒に車の確認してその場でサインしたわけでもなく・・・

主人と2人で、あぁ、これが詐欺師ってみんなが怒ってた理由かと妙に納得してしまいました(泣)

一応、送りつけられたメールに反論してみたものの、普通に無理でした(笑)

やっぱりグーグルの評価って正しいんですね・・・今後は評価★1のところは絶対に利用しないと心に誓う初めてのレンタカー旅行でした。

ちなみに、部分保険に入っていたので190フランくらいは戻ってきました。みなさんも、レンタカーを借りるときはフルプロテクションと口コミに注意して借りて下さいね。(笑)

最後に今回の日帰り旅行のルートはこちらになります!ぜひご参考に見てくださいね。

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最後までお読み頂きありがとうございました。雲海が壮大だね!と思っていただけたら、是非「ぽち」っとお願いします♪押して下さるとブログを更新する活力になります♪

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