パリ フランス 旅行

🇫🇷世界一入りやすい!?Hermès (エルメス)パリ本店に行ってきたよ♪レザーバック抽選方法も紹介しています!

2024年1月7日

革製品界の絶対的王者Hermès (エルメス)。

ついに、レディースバック界のラスボスの本店に乗り込む日がやってくるとは思っていませんでした・・・

世界中に熱狂的ファンを抱えるHermès (エルメス)様は、一見さんにはレザーバックを売らないことで有名です。

昔からの顧客を大切にし、ある程度実績がないとレザーバックは手にとって見せてすらもらえないのです。

特に、日本を含むアジア地域では、レザーバックどころか小物すらも品薄らしく、在庫があったらラッキーで色を選ぶ余裕すらないんだとか・・・

YouTuberやインスタグラマーが紹介しているカバンは、不思議な色や派手派手なものばかりで、「本当にこの色がほしかったの?」と聞きたくなるようなものばかり。でも、それでも購入してしまうのがHermès (エルメス)なんです。カバンが出てきたら買う以外の選択肢は頭からなくなるそうなんですから、凄いものです。

その中でも絶対的なバックが「バーキン」と「ケリー」ですが、この2つはもはやプレミアム化していて、中古市場で値段は1.5倍から2倍のプレミアム価格で取引されています。

この2つを正規価格で購入するためには、アジア圏では購入実績が必要です。あるYouTuberの方の情報だとベトナムのハノイでは35000USドル(2024年1月のレート・日本円で約500万)分、洋服や小物、靴や雑貨などを購入すれば在庫にあるバーキン(色・サイズ・素材は選べない)を売ってもらえるとか、日本では数千万の買い物をした暁に紹介してもらえるとかでとにかく入手困難なのです。

そもそも、バーキンもケリーもサイズと素材によりますが160万くらいするカバンなのに、売ってもらえないってどういうこと!?って感じですが、そんな世界なのです。

では、フランスの本店でもそうなのでしょうか?

パリでは、一定のルールに基づいてレザーバックを販売しているのです。それはなんと・・・抽選です!毎日、翌日分の抽選が行われパリ市内3店舗で50件ずつ当選枠があるんだそうです。ただし、応募者は毎日、数千〜1万件を超えるとかで当選するのも凄いハードル。しかも、当選したからと言って必ずレザーバックが購入できるわけではなく、在庫があれば買えるかもね〜くらいなんだそうです。

なんてこったですよ。

詳しくは記事の最後でご紹介するとして、まずは本店がどんな雰囲気なのかご紹介していきたいと思います♪

Hermès (エルメス)パリ本店

Hermès (エルメス)の本店は高級ブティックが立ち並ぶSaint-Honoré(サン=トノレ)通りの一角にあります。

ここがHermès (エルメス)の発祥地か・・・まるでマリオのクッパ城にでも来たかのような感覚になりました。

世界各国のエルメスは、す〜っごく入りにくいので、パリ本店なんていったら、敷居が高くて緊張するに違いない!と思い気を張りながら扉を開けたのですが・・・

店舗の雰囲気

正面に飾ってあったエルメスツリー

!!!

すっごい人で賑わっているじゃありませんか!

店内に入るとすぐにスタッフさんが立っていて「なにかお探しですか?」とさっそく声をかけられました。

私は記念にスカーフでも買いたいなと思っていたのですが、とりあえずどんな感じか見て周りたかったので、「まずは店内を見せて下さい」と言ってフリーにさせてもらいました。

本店はとっても広くてグランドフロアにはバーキンやケリーを筆頭にレザーバックが展示され、レザー小物ブース、スカーフブース、メンズブース、そしてなぜか・・・

カラオケボックスまでありました。「使いたかったらどうぞ〜」と言われましたが、何を歌っていいかわかないし丁寧にお断りしておきました(笑)

「オー・シャンゼリゼ」でも歌っておけばよかったかな・・・

2階は、食器や小物、靴、レディースの洋服などがあり、3階はジュエリーとなっていました。

2階からは吹き抜けになっている1階を見下ろすことができ、光るエルメスツリーを見ることもできましたよ!

このツリーにはボタンがあって、ボタンを押すと光るようになっていたのです。赤ちゃんに押してもらった動画があるので、是非温かい目で見て下さいね♪↓

お買い物開始

一通り、全部のフロアを見た後に、スカーフコーナーへ戻りウロウロしていたら、また「なにかお探しですか?」と聞かれたので、「ツイリー(細いスカーフのようなもの)が見たいです」と答えると、名前を聞かれ、しばらく待つように言われました。

赤ちゃんと一緒だったので、椅子にがある場所に案内され、座って待っているとフランス人マダムの担当さんがやってきました。

あまりにもフランス人マダムだったので、緊張していたらなんと日本語を話しだしたのです!

これにはびっくりしました。私達が日本人だったから日本語が話せる担当さんがアサインされたのでしょうか・・・さすがエルメス様ですね!

そして、軽く挨拶や世間話をしてツイリーコーナーに連れてってもらいました。

ツイリーは本当にたくさんの種類があって、どれにしたらいいか悩んでいたら、「どんなのがいいの?選んであげる」と言ってもらえたので、今使っていたバックに合う柄を選んでもらいました。

一つはクラシックな柄、もう一つはポップな柄で、「他はそのバックに合わないからどっちかがいいよ!」とかなり的確にアドバイスをくれました。

おかげで凄く選びやすかったです。ツイリー1本にもちゃんと接客してくれるんですから、凄いですよね。ついでに、主人のネクタイと小銭入れ(バスティア)も見てきました。

在庫を探してもらっている間、また色んなお話ができ、楽しいショッピングタイムとなりました。

ちなみにバスティアはほとんどの色が揃っていましたよ。レザー小物は比較的容易に手に入りそうです。

そして、忘れちゃいけないレザーバックのこともさりげな〜く聞いてみたところ・・・

「本当にレザーバックは購入が難しいのよ。世界中の人が探しているからね。抽選に当たるのも難しいよね。」と言われ、1ミリも買えるような雰囲気はありませんでした(笑)そうですよね〜。

特設コーナー

私達が訪れたのは12月だったので、クリスマスの特設コーナーができていました。最初はこの場所を知らなかったのですが、買い物時に接客してくれた担当さんが教えてくれたのです。ここは、子供のためのコーナーのようでした。

オレンジ色の滑り台に、中央には回転寿司みたいな回るテーブルがありました。

動画を撮っていますので、こちらをご覧下さいね!↓

壁沿いにはこんな感じの飾りがあって、

その場で申し込める工作コーナーもありました!ここでは、好きな色のフエルトを選んでクリスマスリースを作れました。せっかくなので、私も(大人だけど・・・)やることにしたのですが、既に作っていた方たちがフエルトの色で悩んで、順番が中々回ってきませんでした。

そうこうしているうちに、時間も押してきたので諦めて帰ることにしたのですが、スタッフさんがそんな私を見かねて?赤ちゃんのために?展示してあったオーナメントをそのまま下さいました!優しい!!!

こちらのオーナメントです。結構大きいので、存在感があってよかったです。今年のクリスマスはこのオーナメントのおかげでいい感じのお部屋になりました。

帰ろうとしたら・・・

エルメスパリ本店を十分に満喫して、外に出たらもう真っ暗になっていました。そしてブティックのイルミネーションが光り始めていたのです。

時間差で少しずつ光り、最後は天使のラッパがオレンジになりました!キレイなイルミネーションも見れて良かったです。

レザーバック予約システムについて

レザーバックの購入に関してちょっと触れましたが、詳しくお話しますね。

パリには3店舗のエルメスがあります。それぞれどの店舗もレザーバックを購入するには予約が必要となり、ウォークインでは購入することができません。

バーキン、ケリーだけ該当するのではなく、全てのレザーバックに適用されています。

抽選方法としては、

①予約サイトにアクセスする

予約サイトはこちら

②翌日分を前日の営業時間内にメールで抽選に申し込む。

③当選結果は営業時間後にメールで通知がくる。落選した場合、通知はなし

④当選した場合、どの店舗か?何時か?など指定されているので、その時間内にお店に行く。

⑤指定時刻はあくまでも目安なので、時間が押したり、早まったりする可能性があるので、当選した場合はフレキシブルに動けるようにしておく

⑥当選したからと言って必ず欲しいバックが購入できるわけではない。在庫がなければ買えない。

⑦欲しいバックのサイズや色などスムーズに言えるようにしておくと尚GOOD!

こんな感じの流れです。

さて、メールの画面も見ていきましょう!

こんな感じの画面で、日本語が選べます。お店の指定もできますが、指定なしもできます。

名前、電話番号、メールアドレス、パスポート番号を入力し、送信ボタンを押すと、登録したメールアドレスにメールがきます。

そのメールについているURLをクリックすると、

この画面になります。

世界中で抽選に申し込んでいる人がいるためか、中々申込みが上手くいきませんので、成功するまで何回か試してみてください。

まとめ

色々書きましたが、私は2泊3日パリにいましたが、主人と毎日2人で抽選に参加して全部落選でした・・・狭き門すぎますね・・・

でも、本店を訪れただけでも楽しかったですし、店員さんはみんなとてもフレンドリーで、赤ちゃんにもたくさん話しかけてくれました。

一人の店員さんが、赤ちゃんに気がついて「可愛いね!みんなきてきて〜!」みたいな感じで、3、4人の店員さんが集まって話しかけてくれたりと、まったりした雰囲気を過ごせました。

ここに来るまでは、世界一入るのに緊張して、敷居が高い場所と思っていたのですが、世界一入りやすいエルメルだなと思いましたよ!

ちなみに、お客さんの8割?はエルメスのカバンでした(笑)みんなのカバンを見ているだけでも楽しかったです。

入るのに勇気がいる!大丈夫かな?と思っている方、この記事の通り、とても入りやすいので是非是非行かれてみてくださいね♪

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最後までお読み頂きありがとうございました。凄く素敵な店舗なんだね!と思った方は、是非「ぽち」っとお願いします♪押して下さるとブログを更新する活力になります♪

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