ローザンヌにはたくさんの美術館・博物館があります。
そのどこも、コレクションの数も学びも素晴らしく、毎回様々な衝撃を受けて帰るのですが、今回は2歳の息子も一緒ということで、「Muséum cantonal des sciences naturelles(州立自然科学博物館)」へ行ってきました。
「Muséum cantonal des sciences naturelles(州立自然科学博物館)」には約400万点の動物や昆虫の標本があり、世界中の様々な生き物を知ることができます。
また、貨幣の勉強ができるコーナーや、地政学を学べるコーナーもあり、見応え抜群です。
1902年に完成した「Palais de Rumine(ルミーヌ宮殿)」の中に博物館があるので、建物も壮大さも一緒に感じることができます。
さぁ!2歳児と見るスイス最大の自然科学博物館はどんな感じだったのか!?ご紹介していきたいと思います。
「Muséum cantonal des sciences naturelles(州立自然科学博物館)」

「Muséum cantonal des sciences naturelles(州立自然科学博物館)」は、ローザンヌ大聖堂のすぐ近くにあります。ローザンヌ駅からは徒歩約20分です。
博物館というか、「Palais de Rumine(ルミーヌ宮殿)」は、道路越しから見てもその存在感が凄くて、立派でした。

ベビーカーで訪問したので、スロープのある入口から入りました。こんな感じで、博物館の周りをベビーカーや車椅子で進めるようになっています。

入口を示す看板が出ているので、その通りに進んで行くと小さな扉がありました。そこからは手動のエレベーターに乗って中に入れます。

もし正門から入ると、このなが〜い階段をベビーカーや車椅子を担いで登らなければならないので、専用入口から入ることをオススメします・・・

さて!早速博物館内に入ってきましたが、内装もとても立派ですよね。
と言いますのも、この博物館が入っている「Palais de Rumine(ルミーヌ宮殿)」はロシア貴族出身のガブリエル・ド・ルミーヌさんが「公共のために使われる建物の建設資金」として150万フランをローザンヌ市に遺贈し、その資金を下に建てられた宮殿なのです。(奥さんはローザンヌ出身のスイス人)
フィレンツェ・ルネサンス様式で建てられた宮殿はとても見応えがあり、博物館に入る前から圧倒されました。
「Specimens 24」

「Specimens 24」というルームには、様々な動物の標本が並べらていました。
これは・・・凄いです!動物園と勘違いしているのか息子は大興奮!話しかけたりしていました(笑)
世界最大級のホウジロザメの剥製

見どころは色々とあるのですが、その中でも圧倒的存在感を出していたのが世界最大級の「ホオジロザメ」の剥製です。全長5.83メートルもあり1956年10月13日、フランス・セット沖の地中海でマグロ漁師によって捕獲されました。胃の中には、2メートル近いイルカが2頭もいたんだそうです!どんな状態!?

また、所々にポケモンマークがありました。確かに?ポケモンにこういう貝みたいなモンスターがいたと思いますが、「これがモデルだよ〜」的な感じでしょうか?(笑)
Paléontologie(古生物学)とMinéralogie(考古学)

奥には、息子が大好きな恐竜のコーナーもあります。ガラスもなく直接肉眼で見れるなんて凄いですよね。

その数も見きれないほどで、一番奥にはマンモスの剥製もありました。

また、顕微鏡が置いてあって虫の入った琥珀の中を見れるようになっていました。
宝石の中に入った虫さんを探すのに夢中になっていて、発見できた時は楽しそうでしたよ!
貨幣を勉強しよう!

一部屋だけ、やけに現代的だったので入ってみたら、貨幣の勉強ができるコーナーでした。
実際に重さを計ったり、体験型で良かったです。
Géologie(地政学)

Géologie(地政学)のお部屋は入口からして特別感がありました。
なんでだろうと思いながら入ってみたら・・・

鉱石の展示や

宝石が展示されていたからなのです!

虹色の綺麗な宝石なんかもあって、息子よりもママが見入ってしまいました(笑)
ここではローザンヌ付近で採取された宝石や鉱石の展示もしてあって見応えもありましたよ!
まとめ
「Muséum cantonal des sciences naturelles(州立自然科学博物館)」は、想像以上に面白くて充実していました。
実は、この博物館は入場料無料なのです!しかも土日も開いているので、週末に行くのにぴったりだと思います。
椅子やテーブルもあって、休憩することもできるしお子さんの勉強にもなってオススメです!
「Muséum cantonal des sciences naturelles(州立自然科学博物館)」の場所
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