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🇺🇸【プチ企業分析】話題のビヨンドミ−ト(人工肉)を食べてみた

2020年6月27日

こんにちは!最近旅行やラウンジ記事が中心になっていましたが、まだまだ続きますので是非読んで見てくださいね。

さて、今日は最近噂のビヨンドミートを食べてみたのでそのレポートをしたいと思います。

ビヨンドミートとは、アメリカ発祥の人工肉のことです。最近ベジタリアンやビーガンが増えて来てるので、そのような人にも食べられるお肉のようなものが開発されました。

そもそもベジタリアンとは何でしょう?ビーガンとは何でしょう?

ベジタリアンは、簡単に言うと命のあるものを口にしません。(肉・魚・卵・乳製品)ただ、ベジタリアンにも種類があって、肉だけを食べない「ペスコ・ベジタリアン」、肉と魚は食べない「ラクト・オボ・ベジタリアン」、肉と魚と卵を食べない「ラクト・ベジタリアン」、そして肉・魚・卵・乳製品を食べない「ビーガン(完全菜食主義者)」と4種類に分けられます。

ベジタリアンやビーガンになる人はダイエットのためだけではないのも特徴です。宗教的背景や命を大切に思う気持ち、その人の体に合わせた健康など様々な理由からベジタリアンやビーガンになるのです。

とうことで、ビヨンドミートの話に戻りますが、冒頭でも述べましたようにビヨンドミートは2009年にアメリカのカルフォルニア州で創業した会社です。会社名がそのまま商品名になっているので覚えやすいですよね。主要株主がマイクロソフトのビル・ゲイツやレオナルド・ディカプリオ氏というのも興味深いです。

前置きが長くなりましたが、なーんか怪しいって思った人多くないですか?実は私も最初にこの商品を見た時に「怪しい!」って思いました。だって、人工肉ですよ?人工ですよ?怖くないですか?何の肉なのか不安だし、体に害があるんじゃないの?とも思いました。

でも、あまりにも話題だったし、スーパーで安くなっていたので食べてみることにしました。

手始めに、ビヨンドミートのビヨンドバーガーを購入。

開けてみると、見た目はハンバーグみたいです。でもコンビーフの塊のようにも見えました。それと、とっても分厚いので、どうやって火を通すか悩みました。

とりあえず、油を引かないでフッ素加工のフライパンで中火くらいで両面焼いたのですが、中まで火が通るか心配だったので裏返してから蓋をして弱火で蒸し焼きしました!

ということで、ビヨンドバーガーの出来上がり!見た目は普通の手作りハンバーガーぽいですよね!

あ、チーズも乗せてみました!チーズバーガーです!

さて、お味ですが・・・・・

!?

すっごい美味しい!そう、とても美味しいです!味がお肉そのもの。ビヨンドミートを焼いただけで塩とか胡椒とかかけていないのに、味がしっかりついています。食感もお肉そのものでした。しかも、分厚いから満足感があって、ビヨンドバーガーを食べると、もう夜まで全くお腹が空きません。

でも、美味しいものって体に悪いでしょ?と思っていると思うのですが、実はこのビヨンドミート、何で出来ているかというと・・・・えんどう豆・緑豆・そら豆・玄米が主成分なのです!

そして、お肉の油っぽさは、ココアバター、ココナッツオイル、ひまわりオイル、キャノーラオイルで表現しているそうです。

更に、お肉の栄養素や味は、カルシウム、鉄、塩、塩化カリウムで作っているとのこと。

最後に色や見た目ですが、ビーツジュースエキス、アップルエキス、ナチュラルフレーバーで再現していて、体に怪しいものが一切入っていませんでした。

実際にビヨンドミートを焼くとお肉を焼いた時と同じく油みたいなものが出てくるのですが、それはビーツやアップル等のジュースだったんですね。

最初、怪しいと思って本当にごめんなさい!って感じになりました。ビヨンドミートにはビヨンドバーガー以外にもソーセージやミートボール、ひき肉もあります。HPに行くと、ビヨンドミートを使ったレシピが載っているので、料理の幅も広がりますし、ベジタリアン、ビーガン以外の人も楽しめるようになっています。

タコライスとかピザとかも美味しそうです!もう完全にビヨンドミートにハマったので、色々試してみようと思います。

ビヨンドミートHPはこちら→https://www.beyondmeat.com/

ところで、こんな魅力的な食べ物、今後も伸びると思いませんか?日本ではまだ知名度も高くないのですが、流行りそうな予感しかしません!

2009年に出来た会社ですが、実は2019年5月にアメリカのナスダックに株式上場しています。

結果は、上場価格は25USドルだったのに対し、初日は65.75USドルでひけています。つまり約3倍です。もう期待の現れですよね!

では、上場から約1年経った今の株価はどうなったの?ってことですが、

本日152.79USドルでひけています。上場価格から既に5倍です!夢がありますね〜!でも、PERが1,121.78倍です。驚異の1000倍超えです(笑)

最近のニュースでは中国のスターバックスで採用されたり、カナダのマクドナルドで試験的に販売されているそうなので、大きなファーストフードなどで採用され始めると、売上はまだまだ期待できそうですね!ちなみに、日本での販売ですが、今年販売予定だったのが直前で取りやめになっています。原因については色々言われていますが、おそらく日本の家畜産業を守るためでは?とのことです。あとは、日本は食品に入っている品質に厳しい条件がありますからね。日本で見かけるのは、もう少し先になりそうです。

ちょっと気になったので、他の人工肉を作っている会社も調べてみました。

「インポッシブル・フーズ」という会社で、同じくアメリカの企業です。アメリカのディズニーのレストランと業務提携までしています。だいぶ手強いのですが、こちらはまだ未上場。あと、ちょっと気になるのが原材料に遺伝子組み換え酵母が入っているということ・・・遺伝子組み換え食品が必ずしも悪いわけではないのですが、考えられるリスクとしてアレルギーを引き起こす可能性と、生態系の悪影響が少なからずともあるとそうです・・・他にもアメリカにはたくさんの人工肉を作っている会社があるそうですが、上場しているのはビヨンドミート1社のみらしいですよ!

何事も先駆者が一番上手くいってるイメージがありますし、アメリカの株は期待値で上がっているものが多い印象ですから、やはりビヨンドミート良さそうです。それは、今日明日買って、来週来月売るとかいう話ではなく、何年もかけて保有していずれ世界中に浸透するのを待っていたら、何十倍にもなる株になるんじゃないかなぁと思います。 アメリカにはそういう株がいっぱいありますしね!電気自動車のテスラがいい例で、電気自動車の出始めは、そういうのあるな〜くらいだったと思いますが、今の株価を見て見てくださいよ!もう何十倍にもなっています。毎日の上下に一喜一憂するのではなく、なが〜い目で保有する銘柄としてとてもいいなぁと思っている今日この頃なのでした。(笑)

ちなみにですが、スイスにも人工肉の会社ありますよ!

こちらは『GREEN MOUNTAIN』とうブランドでスイスメイドです。ビヨンドミートと同じく、人工肉で大豆なし、コレストロールなし、遺伝子組み換えなし、無添加砂糖使用、パームオイルなし、乳糖なしという、品質の拘りが凄い商品です。

早速食べてみました!油なしで焼いても、このように油のような果汁が出てきます。

お味は・・・・こっちもとても美味しいです!といいますか、ビヨンドミートと味に大差ありません。値段も似てるし、どっちを買ってもよさそうです。

スイスではビーガン用の食品がとても充実していまして、選ぶ楽しみもあります。

まだ、今回ご紹介した2種類しか試していませんが、これから色々試してみようかなぁと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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