週末を使って、スイスのベルン郊外にあるエメンタールチーズ工場に行ってきました!
エメンタールチーズとは、スイスにあるエメンタール地方が原産のチーズです。「チーズの王様」とも呼ばれていて、よく漫画とかで見かける穴の空いた見た目をしています。スイスで有名な食べ物であるチーズフォンデュに欠かせない、とても重要なチーズでもあります。癖のない味のチーズなので、私もとっても大好きなんですが、今回その発祥の地のチーズ工場ということで、とても楽しみにして行きました!
「Hasle-Rüegsau」という駅で降りたら、そこからバスに乗り換えて約12分の場所にチーズ工場があります。
駅を出たらすぐ横にバス停があるので、この471番のバスに乗ります。
バスの中からは、のどかな風景が見れました。
約12分後、「Affoltern i.E., Dorf」に到着です。
お花も咲き始めてました。春を感じますね♪
バス停を降りてすぐ目の前に、まず観光案内所がありました。可愛い建物です。
それから、エメンタールチーズ工場の地図がありました。
さて、メインのチーズ工場に着きましたよ!
大きなチーズを作っているポスターがたくさん飾ってありましたが、これがエメンタールチーズの特徴の一つなんです。エメンタールチーズは、80 kg - 100 kg以上の大きな円盤に固まる前のチーズを流し込み、丸型に成型されて熟成して作るそうなんです!一つの円盤に使う牛乳の量は1000リットルなんだとか!1000リットルってどれくらい・・・?笑
建物の奥には、チーズみたいな色と形の遊具もありました。滑り台部分がねずみの耳にも見えますね!
まわりを軽く見て回ったら建物の中に入ります。
どんなエメンタールチーズに会えるのでしょうか?!
まずは、たくさんのグレードのエメンタールチーズが既に真空パックになって売っているコーナーがありました。
クラシック、リザーブ、
エクストラ、
なんか・・・色々!
それから、スティックパイなどのおつまみ系や、
チーズ用の食器類もありました!
そして、反対側にもたくさんのチーズや乳製品が売っていました。
ここのチーズ販売所の真ん中が吹き抜けになっていて、チーズを作っている様子を見ることができます。
大きな釜にたっぷりのチーズ!チーズがぐるぐる混ぜられているところを見たら、お土産コーナーをチェクです♪
チョコレートや、さくさくのメレンゲ(このメレンゲは、バニラアイスとダブルクリームというスイスのあま〜いクリームと食べると美味です!)
オーガニックのたくさんのフレーバーの塩、
牛乳缶型のキャンドルランプなどの雑貨に、
パスタや様々な種類の小麦粉、
あと、面白いのが、棚の1番上にあるボトルで、この容器の中身を混ぜて焼くだけで、クッキーやキャロットケーキができるみたいでした!お値段が15フラン前後でした。
それからバターやヨーグルト、
こんなに可愛いバターもありました!
こちらはフォンデュセットです。これは鍋に入れて溶かすだけなので、とっても簡単にチーズフォンデュが食べられます。
あとは、ベーコンやサラミなどの加工肉に、
エメンタールチーズやそれにあうジャムも売っていました。
柔らかいチーズもありました。
そして、お目当てのエメンタールチーズです!本当に穴が空いていて、トムとジェリーを思い出しました(笑)実際のところ、チーズの発酵の途中にでる炭酸ガスの影響でできた穴らしいです。ねずみがかじったわけではないのでご安心を!(笑)
こちらで作られているエメンタールチーズは、30ヵ月熟成、24ヵ月熟成、
18ヵ月熟成、16ヵ月熟成、12ヵ月熟成、
8ヵ月熟成、4ヵ月熟成と熟成期間ごとに販売されていました。もちろん熟成期間が長いほどお値段は高くなります。
何を買おうか悩んだので、とりあえず試食させてもらうことにしました。たくさんのチーズの中から30ヵ月熟成を試させてもらいました!
やっぱり熟成が長いチーズは濃厚でシャリシャリしていて美味しいです!
他には、ラクレットチーズや、
様々な種類のチーズもありました。
30ヵ月、24ヵ月、18ヵ月を買ったので、おうちで食べ比べするのが楽しみです♪
さて、バスの時間まであと50分もあったので、まわりをお散歩することにしました。
チーズ工場から徒歩10分くらい登るとこのような場所に着きます。
写真スポットがあったので撮影してきました!
本当はもっと色々歩きたかったんですが、あまりの寒さに・・・すぐ戻りました(笑)
何度なのか調べてみたら、なんと0.6度!そりゃぁ寒いわけですね。。4月も半ばだっていうのに、なんでこんなに寒いの( ; ; )
すぐにチーズ販売所まで戻ったら、途中である建物を発見しました。どうやら見学できるみたいだったので、入ってみました。
建物の中は昔のチーズキッチンのようでした。
大きな鍋やチーズ型が置いてありました。
奥はダイニングになっています。ここでご飯を食べていたのかな?
これは、ホルン・・・?本物の昔の形のホルンですね。
今度は一旦外にでて、地下に行きました。
地下はチーズセラーと書いてあったので、見渡してみると、、、
奥の部屋にたくさんのエメンタールチーズが保管されていました。昔ながらの建物が今も使われていて素晴らしいですね!
エメンタールチーズ工場、販売所、歴史ある建物を見て約1時間でしたが十分でした。
お昼からは工場見学ツアーもやっているそうなので、また機会があったら行きたいと思います。
「Emmentaler Schaukäserei(エメンタールチーズ工場)」の場所はこちら↓
最後までお読み頂きありがとうございました。本場のエメンタールチーズ食べてみたい!と思っていただけたら、是非「ぽち」っとお願いします♪
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