スイスのイタリア語圏ティチーノ州に行ってきたのですが、ここでも色々と美術館に周ってきたので、一つずつご紹介していこうと思います♪
1日の流れはこちらから御覧くださいね♪↓
🇨🇭スイスにあるイタリア語圏「ティチーノ州」へ週末旅行1日目〜鉄道博物館、アウトレット、ヘルマンヘッセの邸宅、Museum of Cultures、ルガーノ美術館、世界遺産の要塞〜
🇨🇭スイスにあるイタリア語圏「ティチーノ州」へ週末旅行2日目(でも2日目はフランス語圏)〜ル・ロックル時計博物館、葡萄&ワインミュージアム、グランソン城
今日は、「GALLERIA BAUMGARTNER(鉄道博物館)」のご紹介です。
こちらの鉄道博物館は、もともと「ラ・スピガ」というパスタ工場でした。この場所を、ブルーノ・バウムガルトナーさんという方が、自分の電車の模型コレクションを展示するために買取し、約4,000点の模型を展示しています。
博物館の名前になっている「GB」はGotthard Bahn(ゴッタルド鉄道)に敬意を称して付けたそうです。※Gotthard Bahn(ゴッタルド鉄道)は、130年以上の歴史を誇る鉄道会社です。
博物館を作ったブルーノ・バウムガルトナーさんの肖像画もありました。優しそうな方ですね♪
入口を入ったらすぐに等身大の車掌さん蝋人形があります。
車掌さん蝋人形の正面には受付がありました。
入場料は、大人12フラン(約1,460円)、子供(6歳〜16歳)6フラン(約740円)です。「Swiss Museum Pass」があれば無料で入れます。
「Swiss Museum Pass」についてはこちらからお読み下さいね♪↓
営業時間は、水・土・日・祝日のみの営業で、9時半〜17時半です。
チケット手続きをしたら、一つの目の展示室へ入ったのですが、あまりの広さと模型の数に驚きました!!
しかも上を見上げると、実際に電車が動いているんです!
模型は全部で4,000台近くあるそうで、このように国ごとに展示されていました。こちらはドイツの車両コーナーです。
こちらはスイスの車両コーナーで、この博物館で一番数が多かったです。
こちらは、EU圏の車両コーナーです。
電車の模型の他にも、鉄道会社の債券の展示や、
切手の展示もありました。
奥の部屋に進むと電車以外の模型や、プラレールのような模型が展示してありました。
クラッシックカーのミニチュアや、
カラフルな蒸気機関車の模型もありました。まるで機関車トーマスにでてくるみたいですよね♪これは、1800年代の終わりにペルーのアンデス山脈で実際に走っていたモデルとほぼ同じらしいです!こんなにカラフルな蒸気機関車が実際に走っていたなんて信じられませんね!!
他には、まるで海賊船のようなの模型もありました!
こういった船をよく漫画で見かけていましたが、実際にあったんですね〜!漕ぐ人大変そう・・・てか、人が漕ぐのかな!?
1階を十分に見学したので、2階に来ました。2階には、まずスイスの郵便局に関する展示室がありました。
当時の郵便局員の蝋人形や自転車、
ポストや、
郵便スタンプ、
歴代の帽子が展示してありました。
郵便局に関する展示物を見たら、先程の模型展示を上から見れる通路にきました。
そこでわかったのですが、なんと1階の模型キャビネットの上は、線路が張り巡らせられていて、実際にたくさんのミニチュア電車が動いていたのです!
線路もリアルな造りで、雪山やトンネル、駅や橋など本物そっくりのコースになっていました。
電車がいっぱい動いているので、すごく面白かったし、まわりにいた子どもたちは釘付けになっていましたよ♪
もちろん、2階は1階の線路を見るだけではなく、壁一面にまだまだ電車の模型が展示してありました。私が個人的に気になったのが、この丸太を運んでいる蒸気機関車の模型でした(笑)丸太がとてもリアルに再現されていますね・・・(笑)
それから、奥の部屋は、子どもたちの遊び場になっていました。電車好きの子供にはたまらない博物館ですよね〜!
1階、2階でも十分見応えがあったのですが、まだまだ展示は続きます。次は地下の部屋に来ました。
なんと、地下も電車とジオラマで埋め尽くされていました!!
しかも、地下のジオラマの中の電車も動くんです!!
ボタンを押すと動くのですが、どこが動くかボタンを押すまでわからないので、ボタンを押す瞬間がとてもワクワクしました♪
しかし、この精密さ凄くないですか・・・!?船の中の人や荷物、水の透明さも再現しています・・・
地下の展示はちょっと変わったものが多かった印象ですが、例えば馬を運ぶ電車とか、
戦車とか、
船の模型が充実していました。
そうそう!こんな金ピカの蒸気機関車の模型もあったのですが、本当に走っていたのかな・・・!?(笑)
あと、こちらの博物館で見ておくべき模型はこちらです。
説明の写真でお分かりかと思いますが、ナポレオン3世の列車です。1856 年にパリ オルレアン鉄道の有名な技術者である、Camille Polonceau(カミーユ・ポロンソー)さんと、建築家のEugène Emmanuel Viollet-le-Duc(ウジェーヌ・エマニュエル・ヴィオレ・ル・デュク)さんによって作られた電車だそうです。
建築家のEugène Emmanuel Viollet-le-Duc(ウジェーヌ・エマニュエル・ヴィオレ・ル・デュク)さんは、パリのノートル・ダム大聖堂などの歴史的な建物の修築など手掛けていた重要な人物なんだそうな!
さて、そんな凄い方達が共同で作った電車はどんなものだったのでしょうか・・・!
こちらがその全体像です!!
上から2列目の6両編成の電車です!遠くからでは伝わりにくいかもしれないので、アップで・・・
見て下さい!!このゴージャスな車両!!!これぞナポレオン3世が乗るのにふさわしい車両です!!
ミニチュアでも、凄さが伝わってくるので、この博物館に来たら必ず見てくださいね♪
ナポレオン3世の電車も見てかなり満足したのですが、まだまだ展示が続いていました。どれだけコレクションを持っていたんでしょうね・・・(笑)
最後の最後の部屋もジオラマと電車の展示でした。電車にそんなに詳しくない人でもかなり楽しめる博物館でした。
全てのフロアを見終わって、入口に戻ってきました。受付の横にはお土産屋さんもありましたよ♪
実際に、電車や車のミニチュアが買えるので、電車好きな甥っ子に何か買ってあげたいな〜♪と思ってみていたのですが、その値段に震え上がりました!!!
安くても、300フラン(約36,700円)くらいなんですもの・・・これは子供のお土産には出来ませんね(笑)
それと、カフェが併設されているのですが、コロナの影響でカフェはオープンしていませんでした。お写真をHPからお借りしてきましたが、こんなに素敵なカフェなんです!!!あぁ〜ここで美味しいイタリアコーヒーを飲みたかったな〜!
もし、コロナが落ち着いて、行かれる方がいましたら是非是非カフェにも行ってみて下さいね♪
以上、電車の模型4000台以上を誇る「GALLERIA BAUMGARTNER(鉄道博物館)」でした。
「GALLERIA BAUMGARTNER(鉄道博物館)」の場所はこちら↓
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