先週末はスイスのイタリア語圏に行ってきたのですが、Ascona (アスコナ)という街に立ち寄った際に、スイスにしては衝撃のお値段のランチを提供するレストランを見つけましたのでご紹介したいと思います♪
レストランは「Ascona, Centro」というバス停から歩いて数分の場所にあります。ルートはこんな感じです。
石畳&石壁の道を進んで行った先に・・・
隠れ家のような素敵なレストランが出現しました♪
今回は特に予約はしていませんでしたが、12時半くらいにお店に着いたので、普通に入ることができました。
席は店内とテラス席の両方ありましたが、気候もよかったし、テラス席に座ることにしました。
すでに席は結構埋まっていました!
こちらのレストランはイースターから10月までの期間限定でしか営業していません。春と夏のみ来ることができる地元の人達に人気のレストランのようでした。
席に座るとすぐに、店員さんが来てくれて飲み物を聞かれました。なので、とりあえずお水をオーダーしたのですが、その後、「サラダはいる?」とイタリア語で言われました。えっと、私イタリア語全然知らなくて、知っている単語と行ったらUNOとPIZZAくらいだし、メニューもないのに「サラダいる?」と聞かれても、何サラダかわからないので「メニュー下さい」と行ったら、「メニューはない」と・・・
あれ?そうなの!?じゃぁ、何が食べれるんだろうと思って、「パスタありますか?」と行ったら「パスタはなくてポレンタ、フロマージュ、デザート〜」とかなんちゃらかんちゃらって言うのでよくわからないから、「じゃぁそれで!」という感じでオーダーしました。
物価が最強に高いスイスで、店員さんに勧められるがままオーダーするのはリスクが高すぎましたが、言葉も全然通じないし、英語で質問してもイタリア語で返ってくるし、メニューもないので「もういいや!高いっていってもランチで100フラン前後でしょう!」ということで覚悟を決めて料理を待つことにしました。
※HPがありますが、お値段は書いてありませんでした・・・
オーダーが終わって、速攻でこちらのサラダとサラミが運ばれてきました。
とっても美味しそう!2種類のサラミがパンとの相性が良くて、美味しくいただけました。サラダは変わっていて、葉の部分がみじん切りになったツナサラダでした。
次に運ばれてきたのが、ポレンタというお料理です。ポレンタが何かわからなかったので、調べてみたら、コーンミールをお粥状に煮たものらしいのですが、こちらのレストランではそれを更に固めて焼いていた感じでした。食感と味は今まで食べたことがない、なんて言うのでしょう・・・一人も知り合いはいませんが、イタリア人のおばあちゃんの味って感じ、もっと言えば知らない人に初めてあった感じもします(笑)(よく母が初めて食べる料理の感想にそう言っていました笑)
おそらく、海外の方は日本で鯖味噌を食べたら、私と同じ気持ちになるのかもしれないなぁと思いながら食べました。(笑)
付け合せは手作りソーセージでした。料理を持ってくる前に、「あなたはベジタリアン?」と聞かれたので、ベジタリアンだったら、このソーセージが違うものになるっぽいです!ベジタリアン対応って素晴らしい配慮ですね♪
この一皿で結構ボリュームがあり、お腹がいっぱいになったのですが、お皿を下げる時に店員のお姉さんがイタリア語でなんか言ってるんですよ。しかも、笑顔で親指を立てていたので、「美味しかった?」て意味かな?と思って「うんうん!」と返事したら、その後にまさかの・・・
ハーフサイズのポレンタがまたきました!!!(笑)
えっ!!!すごいお腹いっぱいなんですけど!!!しかも、無駄におかわりしたから追加料金が怖い・・・!そもそも今まで食べたものの値段もわからないのに・・・
でも、出されたものを断れることもなく、お姉さんも「うちのシェフが作ったポレンタ最高でしょ〜♪」みたいなとびっきりの笑顔で持ってきてくれたので食べるという選択肢しかなく、食べることにしました(笑)
もちろん美味しいのですが、さっきも言いましたように、とにかく知らない人にあったような味なんですよ(笑)慣れてないっていうか・・・でも、美味しく全部頂きました。
そして、その後すぐに、チーズプレートとデザートが運ばれてきました。えぇ!!こんなにチーズ!?4種類も乗ってるけど、大丈夫かな・・・???と感じつつも美味しく全部頂きました。このチーズが全部さっぱりしていてとっても美味しかったです。
デザートは名前が分かりませんが、アーモンドプードルの味がしました!香港スイーツで言えば杏仁クッキーみたいな味で、日本スイーツで言えば落雁のような食感でした。上の茶色い部分はキャラメルでしたよ♪
そうこうしていたら、エスプレッソとレモンチェッロ(1瓶)も運ばれてきました。えっと、フルコースだ・・・
エスプレッソを飲んでいたら、謎の瓶2本もきました。これは何?と聞いたんですが、なんか全然分からない(笑)説明してくれるのですが、やっぱりイタリア語(笑)唯一英語が話せる店員さんが一人いて、その人に聞いても「これは、○○というものよ」と名前しか返ってこない・・・なので、「コーヒーに入れてもいいの?」と冗談で聞いたら「あなたが望むのならそれもありね!」みたいに言われて、ますますこれが何なのかわからなくなりました。バルサミコ酢だったら、サラダとパンの時に持ってくるだろうから、バルサミコ酢じゃないし、てか透明のもなんなんだろう・・・?
店員さん3人くらいに聞きましたが結局何なのか分からず(笑)
透明の瓶にははしごみたいな木も入っていました。この梯子のせいで、もっとこれが何なのか分からなくなった(笑)もし、どなたか分かる方がいたら教えて下さい!!!Twitterでもインスタでもブログのコメントでもお待ちしています!!!
ということで、全ての料理がこれで出揃ったわけですが、緊張のお会計の時間がやってまいりました・・・
そして、途中であることに気がついた私たち!なんと、こちらのお店はクレジットカードが使えないのです!!慌てて今お財布に入っている現金を確認したところ、100フランくらいは持ち合わせていました。「100フラン内で済めばいいけど、もし超えたらATM行かないとね〜」と話しながら会計が来るのを待ちました・・・
そして、タイプライターみたいな年期の入った機械を持って、テーブルに置かれているお皿を見ながら色々と打ち込んでいます。
「サラダ〜、レモンチェッロ1杯〜、エスプレッソ2杯〜・・・・」ガンガン打ち込んでいます。そして、表示された金額を見て、2人でびっくりしました!!!
なんとなんと!!2人で49フラン(約5,900円)でした!!
やばくないですか!?ここスイスですよ!?そうそう、こちらのお店はどうやらこのコースメニュー1本のみの提供だったらしいです。
心の込もった美味しい郷土料理を食べれて、とても満足でした♪
以上、物価の高いスイスでも最強のコスパを誇るイタリアンレストラン「Grotto Baldoria」でした。
「Grotto Baldoria」の場所はこちら↓
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