🇨🇭スイス時計物語③〜スイスのジュネーブ本店で「ROLEX」は購入できるの！？

2023年8月12日 2024年9月24日

高級時計の人気ブランドの一つ「ROLEX」。

もともと有名でしたが、ここ数年の時計投資で更にその知名度をあげました。

さて、そんな「ROLEX」はどこの国のブランドでしょうか？

それは、皆様ご存知の「スイス」で、本社はジュネーブにあります。

その歴史を辿ると最初からジュネーブではなく、もともとは、1905年にドイツ人のハンス・ウィルスドルフさんがロンドンで創業した会社だったのです。

ただ、ムーブメントや時計のあらゆる認定はスイスが有名だったため、1920年にジュネーブに本社を移したようです。

さて、ROLEXの歴史をおさらいしたところで、本題に入りますね！

ロレックスジュネーブ本店

こちらは、ロレックスのジュネーブ本店です。この日が大行列！ってわけではなく、いつ行っても並んでいます。やっぱり、本店でもロレックスを求めてみなさん来られてるわけです。

ちなみに、今回は義母の時計を見に行きました。

さて、アポ無しで並んで時計を購入することはできるのでしょうか？

この日は、夏の暑い日だったのですが、並んでる人たちにお店側からお水のサービスがありました。

さすが、ロレックス!

接客ブース

待つこと約15分くらいでついにお店の中へ案内されました。入口にはセキュリティーの人や店員さんなど3人くらいいて、頑丈に施錠された扉でした。

店内は半個室しかなくて、時計が陳列されているわけでもなく、ショーケースに数本飾ってある程度。しかも、エキシビジョンオンリーと全ての時計に書かれています。

時計・・・買えるのかな？！

私とロレックスの出会い

ちなみに余談ですが、私は今から10年前にロレックスのデイトジャストパーペチュアルオイスター26mmを買っており、それを付けて行きました。

当時は会社の女性社員の間で、カルティエのタンクがめちゃくちゃ流行っていて、本当はそれを買いに行ったんですよね。

なので、最初は私もタンクを買おうと思っていたのですが、当時の私は何故かカルティエの店舗に行かず、デパートの正規時計売り場に行ったのです。

その時、店員さんとこんか会話をしました。

私「タンク下さい！」

店員おじさん「タンクもいいかもしれないけど、カルティエは時計ブランドじゃなくて、宝飾ブランドだよ。どうせ買うなら、本当に時計を専門にしている時計ブランドがいいんじゃない？」

私「な、なるほど！では、時計専門のブランドとは何ですか？」

店員おじさん「やっぱりロレックスかな！」

と、こんな感じの会話があり、おじさんおすすめのロレックスを持ってきてくれました。

予算の3倍くらいのものでしたが、なんて素敵で可愛い時計なんでしょう！自分がロレックスを買うなんて夢にも思っていませんでしたが、実機を目の前にすると、「これがいい！」と夢中になりました。

これが私とロレックスの出会いです。当時は正規代理店で普通に購入できたので、今こんなに買えなくなるとは・・・本当に驚きです。

その時、私にロレックスを勧めてくれた店員おじさんに感謝です！

さて、話は戻りまして・・・

接客ブース

ジュネーブ本店で案内されたのは半個室でした。一部屋に2組だけ入れる部屋で、私達の他にもう1組いました。

席に着くと、飲み物を聞かれたのでお水をもらったら、ロレックスマークのチョコレートがお供に付いてきました。このチョコレートカッコいいですよね！金はダークで銀はミルクチョコでした。とっても美味しかったです。

さて本題ですが、まず義母が時計を探してると伝えました。すると、「どのシリーズが欲しいの？」と聞かれたので、ロレックスのレディースと言えば、デイトジャストかな？と思ったので、「デイトジャストで、できるだけ小さめで」とお願いしました。すると、カタログを持ってきてくれたので、カタログからいくつか選んでみました。

しばらくすると、2本の時計を持ってきてくれました。

あ・・・あれ？買えるんだ？！とワクワクしながら持ってきてくれた時計を見てみると・・・

1本目はこちら、デイトジャストでした！が、ブレスが全てホワイトゴールド、文字盤は⭐︎型のダイヤ、さらにダイヤでぐるっと囲われてるゴージャスな時計でした。

めっちゃくちゃ可愛いのですが、お値段が確か700万超えていまして・・・それに、義母はあんまり好みじゃないということでパスに。

そして、もう一本はこちら

こちらは、文字盤が緑で数字部分がダイヤ、ローズゴールドミックスのデイトジャストでした。これも素敵ですよね！お値段は300万を超えていました。ただ、こちらもあまり好みじゃないということでパスに。

このあと店員さんと話していたら、

ロレックスの店員さん「今すぐ買えるのは、この2本しかないです。もし他のが欲しかったらオーダーになって1年〜2年待つことになると思います。」

やっぱり買えないか（泣）100万前後の時計はかなり難しそうだなと感じましたね。

ついでに、もう一つ質問してみました。

「メンズのモデルはどれくらい待ちますか？」と。

すると、

ロレックスの店員さん「メンズはもっと人気があるから2年〜3年かな？」

との回答でした。

あれ？意外に待たないんだな？と思いましたが、モデルによるのかな？と思いもう一つ質問しました。

「デイトナはどれくらい待ちますか？」

「デイトナはとても人気だから7年〜8年待ちますね。色は白でも黒でも一緒です。ただ、ホワイトゴールドモデルなら2年くらいですよ」

ホワイトゴールドは早いですね！でもすぐに買えないということは変わらないし、高過ぎたので何も買わずにロレックスを後にしました。

素敵な接客だったし、実機も見れたので良かったです♪

まとめ

日本でも、ロレックスの正規代理店では時計が購入できない状態が続いていますが、本場のスイス、しかもジュネーブ本店でも、すぐには購入できないということが分かりました。

ただ、ウェイティングリストに名前を残せるし、メンズでもモデルによっては2年〜3年で正規価格で購入できるので、どうしても欲しい方はチャンスかもしれませんね！

あ、でもですね、現在スイスフランが強いため為替の影響で、日本で買うよりかなり高くなっています・・・

ご購入されるかたは、その辺も念頭にいれて行ってくださいね！

ちなみに、スイスの有名な時計ブランドの日本とスイスの価格比較をした記事がありますので、こちらも合わせてお読み下さいね！↓

: 🇨🇭スイス時計物語①〜本場スイスで時計を買うと安いの！？日本の定価とスイスの定価の比較〜

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