🇨🇭世界遺産の要塞「Tre castelli di Bellinzona（ベッリンツォーナ旧市街の3つの城と防壁・城壁群）」

2021年7月12日 2022年7月11日

今日は、スイスにある世界遺産、ティチーノ州にある「ベッリンツォーナ旧市街の3つの城と防壁・城壁群」をご紹介したいと思います！

とその前に、応援の「ポチ」を押してくれたら嬉しいです♪

にほんブログ村

この日の１日の流れはこちらから読めます♪↓

🇨🇭スイスにあるイタリア語圏「ティチーノ州」へ週末旅行1日目〜鉄道博物館、アウトレット、ヘルマンヘッセの邸宅、Museum of Cultures、ルガーノ美術館、世界遺産の要塞〜

Bellinzona（ベッリンツォーナ）駅から徒歩約５分ほどの場所にある、こちらの要塞は全部で３箇所に分かれていまして、全て世界遺産に登録されています。岩の上にそびえる「Castelgrande（カステルグランデ）」、東の丘にある「Castello di Montebello（カステッロ・ディ・モンテベッロ）」、少し離れた山の中にある「Castello di Sasso Corbaro（カステッロ・ディ・サッソ・コルバーロ）」の３箇所です。

今回は、時間の関係上、岩の上にそびえる「Castelgrande（カステルグランデ）」のみに行きましたが、この写真からもわかるように、圧倒的存在感でした！

岩の上に立つ城壁とお城は、まるで天空の城ラピュタに出てきそうな迫力！

上に登るのには、このような岩の間につくられたトンネルを進んでいきます。気分はもうロールプレイングゲームの主人公です（笑）

奥には、エレベーターがあって、エレベーターを降りると・・・

一面石造りの道が現れました！凄いです！しかも、綺麗に掃除も行き届いているので古さもあまり感じませんでした。

石の道を進む途中、このような穴がいくつかあったのですが、おそらくこの穴から攻撃などしていたんでしょうね。そして、反対側に「Castello di Sasso Corbaro（カステッロ・ディ・サッソ・コルバーロ）」を見ることができました！

長い石の道を進んだ先には・・・

芝生が綺麗に整備された中庭に到着しました！雨が降っていたので、この感動が伝わるかわかりませんが、本当に広々としていて、美しい中庭でした。

この中庭からは、先ほど小さな穴からみた「Castello di Sasso Corbaro（カステッロ・ディ・サッソ・コルバーロ）」を対面に見ることができます。

それから、長い距離にある石の要塞を間近で見ることもできました。

さて、ここにはミュージアムとレストランが併設されていたので、ミュージアムに行きました。

この博物館は2 階建てで、建築家アウレリオ・ガルフェッティによって 1980 年から 1991 年の間に修復されましたそうです。

博物館内には、16 世紀の硬貨のコレクションがたくさん展示してありました。

ショーケースの中には、実物のコインと、拡大したコインの写真が展示してあり、模様をまじまじと見ることができました。

また、1470年代のテンペラ（卵を使った絵の具）の絵が多数展示してありました。

その絵には、動物や地図、人間など様々なものが描かれていましたよ。

また、展示室の２階に登ることができて、２階からはテンペラ図を拡大したものがアクリル板に印字してあり、それを見ることができました。

もう一つの展示ルームに行くと、特別展がやっていました。

特別展では、「Galleria di base del Cener」というトンネルが出来るまでの様子の写真を展示していました。このトンネルは、2020年9月4日にベリンツォーナ - ロカルノ - ルガーノをつなぐトンネルとして開通したばかりのようです。

ちょっと、面白かったのが、工事現場のヘルメットとユニフォームが用意してあって、トンネルのパネルの前で記念撮影が出来るようになっていました（笑）

ミュージアム内を見て、建物を出たら、雨はまだ降っていたのですが、もう一つ塔があったので登ってみることにしました。

こちらの塔は展望台まで行けるようだったのですが、今エレベーターが故障中だったので、螺旋階段をぐるぐる登る必要がありました。そして、登りきったら、もう一つの塔に行ける石橋があったのですが、道は狭いし、水たまりも出来ているし、あちらからも人が来てなんかびちょびちょになったので、途中で引き返すことにしました（泣）

どちらにせよ、雨なので景色はどよんでいただろうし、諦めはつきましたよ！