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🇨🇭実際に使われていた税関「Museo delle dogane svizzero(スイス税関博物館)」に行ってきたよ!

先日は、スイスのイタリア語圏Lugano(ルガーノ)から乗ることができる、ルガーノ湖クルーズをご紹介しました。

今日は、クルーズの途中で立ち寄った街「Gandria(ガンドリア)」にある「スイス税関博物館」へ行ってきたので、ご紹介したいと思います!

わざわざスイスに来て、更にはイタリア語圏ティチーノ州にまで遊びに来て、更に更に船に乗って「スイス税関博物館」へ行く人なんて、ほぼいないでしょうが(笑)、どんなところだったのか気になる方もいるかもしれませんし・・・(笑)

そんな方のためにご紹介していきたいと思います!

ルガーノ湖クルーズの記事はこちらから読めます↓

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「スイス税関博物館」の行き方

停船所は「Cantine di Gandria」です。とても小さな船着場でした。

乗ってきた船にバイバイをします!ルガーノ湖の船は小さめでしたが、カッコいいですよね!

さて、船着場から「スイス税関博物館」へ向かいます。小さな村なので道は1つしかなく、迷うことがありませんでした。

緑豊かな自然の道、そして左手には美しいルガーノ湖・・・木陰なので暑くもなく気持ちよく歩けました。

歩くこと数分、門に到着です。でも、あれ・・・?この先に「スイス税関博物館」があるのですが、閉まってる・・・?

せっかくここまで来たのに、ショック〜(泣)と一瞬思いましたが、門を押してみたら普通に開きました。

よ・・・よかった!!押してみるもんですね!

どなかたの畑の横を通り過ぎて、

第二の門の前に着きました!ここは、既にちょこっと空いているから、問題なく進めましたよ!

黄色の門をくぐったら、そこはもう「スイス税関博物館」の敷地内・・・!

なんだか、カッコいい石が等間隔に展示してあります。

当時使われていたであろう小屋なんかもありました。そして、奥に見える黄色の建物が「スイス税関博物館」です。

「スイス税関博物館」に入る前には、スイスの地図と説明書きがありました。これは、先程入口で見た等間隔に置かれた石の説明でした。

どうやら、地図に書いてある各国境に置いてあった石のようです。

これには、国境マニアも大興奮・・・

さて、国境に関するものを見たら、オレンジの穴をくぐります。

更に石の門もくぐり・・・

ついに、「スイス税関博物館」本館に到着しました!ここは、1993年まで実際に使われていた税関だそうです。

本館の前にも、国境にまつわるものがたくさん展示してあります。

スイスの国旗に装飾が入った看板や、

ベンチが置いてありましたが、それはまるで国境の待合場みたいでしたよ!

それから、この場所はスイスとイタリアの国境です。なので、ちょうど国境を意味する国旗と境界棒を確認できました。

「スイス税関博物館」

周りの展示物を見たら、いよいよ「スイス税関博物館」に入ります!

月曜日は休館日で、営業時間は12時〜17時です。冬はお休みで、4月〜10月までの営業となります。

また、入場料は無料でした。

小さな入口を入ります。

博物館は3階建て(日本でいう4階建て)です。

各フロア、左右に1部屋〜2部屋ずつブースがありました。

0階(グランドフロア)「孤独な生活と税関」

ここは常設展で、人形を使った税関の様子が展示されていました。

20世紀半ばまでイタリアとスイスの国境では、不法取引が盛んだったようです。

靴の裏に隠した麻薬らしきものを取り締まっている様子ですね!昔から密輸する人は頭使いますねぇ・・・

隣の部屋では、没収したものを記録している様子が展示されていました。

テーブルの上に置かれた記録用紙には、関税と税金の額らしき数字が記してありましたよ。

こちらは、右側の展示ブースですが、男性が食事している様子でした。

と言いますのも、税関で働く男性は泊まりがけとなるため、自分で調理をして過ごしていたそうです。

奥の部屋では、写真を眺めている男性がいました。家族の元を離れて勤務していた男性達は、家族写真を見て想いをはせていたのでしょうね・・・

グランドフロアを見たので、1階へ行きます。階段の途中にも展示物があります。

壁には当時使っていた関税の看板が展示してありました。

途中、テラスにも出られて気持ちのいい風に当たることができましたよ!

1階  国境と密輸

国境と密輸についての説明がパネルを使って紹介されていました。

2階  第二次世界大戦の貧困と迫害

イタリアとスイスの国境は、密輸が最も激しい国境だったそうです。ここでは、第二次世界大戦中の全盛期に行われた密輸について説明していました。

こちらはコーヒー豆や麦の密輸ですね。当時はコーヒー豆や麦はとても高価なものだったのですね・・・

そして、動画を見るコーナーもありました。

3階 特別展と保護された動物や植物

3階の特別展では、コロナの出始めの時にスイスの国境はほぼ閉鎖された際のことをまとめていました。スイスには(もちろん周りのヨーロッパ諸国も)毎日国境を越えて生活していたり、仕事をしている人がたくさんいます。

国境が閉鎖された時、たくさんの人の自由が奪われ、打撃を受けました。本当に大変な時期でしたよね・・・

奥の部屋には、今まで税関で保護した動物や植物が展示されていました。

亀・・・

牙や絶滅危惧種の皮を使ったハンドバック、

燻製や絨毯など、様々なものが展示されていましたよ。

今は、厳しく取り締められていますから、こういったものは見かけなくなりましたが、当時は盛んに密輸されていたのだとよく分かりました。

帰るよ!

4階建ての博物館を見て、税関で働く人の様子やどういったものが対象だったのかなど知れました。

なかなか、こういったことを考えたり見たりすることがなかったので、見学できて良かったです。

実は、「スイス税関博物館」の目の前は船着場ですが、土曜日のみでしかも1本しかここには止まりません。

なので、来た道を戻って・・・

また「Cantine di Gandria」から、「Lugano(ルガーノ)」行きの船に乗りました!

「Cantine di Gandria」と「税関博物館」は歩いても5分くらいなので、目の前に止まらなくても全く問題ありませんので、ご心配なく!

ということで、以上「実際に使われていた税関「Museo delle dogane svizzero(スイス税関博物館)」に行ってきたよ!」でした。

「Museo delle dogane svizzero(スイス税関博物館)」の場所

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最後までお読み頂きありがとうございました。本物の税関が博物館になっているなんて凄いね!と思った方は、ぜひ「ぽち」っとお願いします♪押して下さるとブログを更新する活力になります♪

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