前回は「Colosseo（コロッセオ）のオススメ見学ルート」をご紹介しましたが、今日は共通券で入れる「Palatino（パラティーノの丘）」についての見学ルートをご紹介したいと思います。
「Colosseo（コロッセオ）のオススメ見学ルート」の記事はこちらから↓
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私達は、24時間チケット（Colosseo（コロッセオ）、Foro Romano（フォロ・ロマーノ）、Palatino（パラティーノの丘））を購入していますので、Colosseo（コロッセオ）の見学の後は、そのままPalatino（パラティーノの丘）へ行きました。
さて、Palatino（パラティーノの丘）とはどのような場所なのか、ご紹介していきますね！
Palatino（パラティーノの丘）とは？
パラティーノの丘は、ローマの七丘の一つで、最も歴史が古いと言われている丘です。その場所には当時皇帝などが住んでいて、高級住宅地として利用されていました。
この地図で見ると、Palatino（パラティーノの丘）は、Colosseo（コロッセオ）の左下部分の場所です。
ひ・・・広すぎる・・・
チケットの種類
Palatino（パラティーノの丘）のチケットは、様々な種類があります。
・24時間チケット・・・16ユーロ
Colosseo（コロッセオ）、Foro Romano（フォロ・ロマーノ）、Palatino（パラティーノの丘）の3箇所入ることができます。
・Full Experience・・・24ユーロ
Colosseo（コロッセオ）、Foro Romano（フォロ・ロマーノ）、Palatino（パラティーノの丘）に加えて、Arena del Colosseo（コロシアムアリーナ）、Sotterranei del Colosseo e arena（コロッセオ地下とアリーナ）、Museo Palatino （パラティーノ美術館）などなど全て見ることができます。
主なチケットはこの2種類ですが、他にも様々な組み合わせのチケットがありました。
詳しくは公式HPをご覧下さい。
https://parcocolosseo.it/visita/orari-e-biglietti/
Palatino（パラティーノの丘）見学ルート
さて、「Palatino（パラティーノの丘）」へ向かいます。「Colosseo（コロッセオ）」の出口の正面に「Palatino（パラティーノの丘）」と「Foro Romano（フォロ・ロマーノ）」へ繋がる道があります。
正面に「Arco di Tito（ティトゥスの凱旋門）」が見えているので、そこを目指して進みます。
するとチケット確認がありますので、ここでチケットを見せて入場となります。
①Arco di Tito（ティトゥスの凱旋門）
チケットチェックを抜けると、まずは正面に「Arco di Tito（ティトゥスの凱旋門）」が見えてきました！
「Arco di Tito（ティトゥスの凱旋門）」は、82年にローマ帝国第11代皇帝ドミティアヌスにより、先代皇帝でドミティアヌスの兄でもあるティトゥスのエルサレム攻囲戦等での戦功を称えるため建てられたそうです。
コロッセオ横にあったコンスタンティヌスの凱旋門と似ていますが、こちらのArco di Tito（ティトゥスの凱旋門）の方が、建設時期が233年も前に造られています。
凱旋門の中の彫刻も細かくて凄かったです！
ところで、このArco di Tito（ティトゥスの凱旋門）、何かに似ていませんか？
そうです！パリのシャンゼリゼ通りにある「エトワール凱旋門」です！パリのエトワール凱旋門は、このティトゥスの凱旋門がお手本となって建てられたそうですよ。
②移動
ティトゥスの凱旋門の先は道が二手に別れていました。
右に行くとForo Romano（フォロ・ロマーノ）、左に行くとPalatino（パラティーノの丘）ですので、自分の行きたい順に行くのがいいと思います。
ただ、Foro Romano（フォロ・ロマーノ）からは、そのまま大通りに出ることができるので、先にPalatino（パラティーノの丘）へ行ったほうが効率がいいです。
ということで、「Palatino（パラティーノの丘）」を目指して歩き始めました！道途中にも、遺跡っぽいものがあちこちに転がっています。凄いな・・・
整備された道通りに歩いていくと、階段がありますので、階段を登ると・・・
小高い丘に着きました！ここから、古代遺跡群を見渡すことができました！既に、凄すぎる・・・でも、こんなのは序の口です。
今から向かうPalatino（パラティーノの丘）からは、もっと凄い景色を見ることができるんですから・・・！
さて、ちょっと景色を見たらまた舗装された道に沿って歩いていきます。さすが高級住宅地なだけあって、緑も多く、涼しいですね。
③Teatro del Fontanone
すると、金魚？が泳いでいる噴水に到着しました。ここは、「Teatro del Fontanone」です。
中に入ることは出来ませんでしたが、大理石で出来た古代の彫刻を見ることができます。
そして、噴水を囲むようにぐるっと階段がありました。素敵な階段ですね！
④Orti Farnesiani sul Palatino（ファルネーゼ庭園）
階段を登ると、「Orti Farnesiani sul Palatino（ファルネーゼ庭園）」に入ります。この庭園は、1550年にアレッサンドロ ファルネーゼ枢機卿によって作られた、ヨーロッパで最初の私立植物園だったそうです。
とても広いし、夏だったのでお花とかは特に咲いていなかったので、軽く見るくらいで終わりましたが、私物植物園って凄いですよね・・！おそらく上から見ると、形になっていて綺麗なんじゃないかなと思います。
珍しい植物を横目に、更に「Palatino（パラティーノの丘）」を目指して進んで行きます。
⑤Colle Palatino（パラティーノの丘）
ついに、一番の展望エリア「Colle Palatino（パラティーノの丘）」に着きました！
丘の上からは、「Foro Romano（フォロ・ロマーノ）」が一望できます・・・！す・・・凄すぎる！！
本当に、古代ローマ時代の建物がそのまま残されていることに驚きです！！まさに、「タイムスリップしたような」、とはこのことではないでしょうか！！
展望台はパノラマになっているので、色々な角度からForo Romano（フォロ・ロマーノ）を見ることができました。先程までいたColosseo（コロッセオ）も見えますね！
本当に、素晴らしい景色だったので暑くても頑張ってここまで来て本当によかったです・・・
ちなみに、チケット確認からこの展望台までは約15分で来れましたよ。結構すぐでしたね！
⑥Foro Romano（フォロ・ロマーノ）へ向かうよ！
さてと・・・Palatino（パラティーノの丘）を十分に見たので、次はForo Romano（フォロ・ロマーノ）へそのまま入っていきます。
展望台から下に降りて、遺跡群を進んでいきます。
展望台から見たForo Romano（フォロ・ロマーノ）は圧巻でしたが、実際にその中を歩くとどんな雰囲気になるでしょうね・・・！
次回に続く・・・
まとめ
・Palatino（パラティーノの丘）はそんなに広くなく、展望台が最大の目的地なので、15分〜30分あれば十分に見て回れます。
・夏は暑いので、日よけの帽子やサングラス、水を忘れずに持っていったほうがいいと思います。
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