竹富島は、赤瓦の民家と白砂の道など沖縄の伝統的な町並みが残る島です。
島全体が西表石垣国立公園に指定され、 重要伝統的建造物群保存地区に選定されている美しい町並みを間近に見ることができます。
島内に集落は3つあるのですが、そのうちの一つを散策してきましたので、ご紹介したいと思います。
集落は現在もお住まいの方がいるため、通れる道は限られていたのですが、とても沖縄らしい素敵な建物と様々な顔を持つシーサーを見ることができました。
では、早速ご紹介していきますね！
竹富集落
道には、白い珊瑚の砂が敷き詰められていて歩くとザクザク。石を積み上げた壁や植物を見ていると、まるでタイムスリップしたようでした。
シーサーコレクション
最初のお家の屋根を見てみると、早速シーサーを発見しました！
このシーサーはお魚を加えていますね！可愛いです！屋根の上のシーサーのデザインって選べるのかな？と思いガイドさんに質問してみたら「選べないよ〜。大工さんが勝手に設置するよ〜」と言われました。え・・・そうなの！？
隣のシーサーはめちゃくちゃ姿勢が良かったです（笑）
別のお家のシーサーは真っ黒で、おとぼけ顔です！なんだか可愛らしい！？
屋根の上じゃなくて、看板の横にいたシーサーは、他のと違って新しそうでした。屋根の上にいるシーサーは歴史がある子たちなのかも・・・
さて、次のシーサーは・・・
ん！？
なんか、めっちゃこっちみてる（笑）
これは・・・完全に威嚇していますね・・・こ・・・怖い・・・！
そもそもシーサーは、沖縄の伝説の獣で、魔除けの意味を持つんですって。このシーサーは仕事してそうですね（笑）
次の家には「白いシーサー」と看板が出ていました。白いシーサー？
よく見てみると、真っ白のシーサーを発見！
こっちは岩と同化していました（笑）本当に色んなシーサーがいるんですね。
そして、最後はこちら！
下を覗き込んでいるシーサーがいました！なんか、とっても可愛くないですか！？
一つの集落にもこんなに色々な種類のシーサーがいて、面白かったです。
有形文化財「なごみの塔」
集落の中に、有形文化財の「なごみの塔」という展望台があったので、登ってみました。
なごみの塔が建つ赤山は、平家の落人で、竹富島に流れ着いた赤山王の居城跡であるとの言い伝えがあるそうです。
ウィキペディア上では、老朽化のため登り下りができないと書かれていますが、私が行った日は登り下りできました！
ここからの景色は「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された竹富集落の赤瓦の家並みを一望する絶好の場所として、とても人気なんだそうです。さて、ここから景色はと言いますと・・・
素晴らしい！
伝統的な赤瓦の屋根と白い道がとても美しいです。小さな展望台だけど、この景色を見る価値はあるので、竹富島に行ったら是非足を運んでみて下さいね！
集落に住む人々
竹富集落の伝統的な家は、11世紀ころから作り始められ、現在もそのままの形で残る非常に歴史的な建物です。
そのため、「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されているわけですが、家を守るために現在もここに住んでいる人たちがいることを忘れてはいけません。
この集落を守るため、昔ながらの家の造り独特の環境で住み続けているのです。例えば、雨漏りがひどかったり、寒い日は寒く、暑い日は暑いなど私達の便利な生活からは考えられないほどの生活をしています。
その方たちのおかげで、こうして昔のままの集落を見て回れるのです。本当に頭が上がりませんね。
なので、この集落に住む方には助成金がでるそうです。雨漏りの修理など大変ですものね（泣）
ガイドさんが、最後にこう言っていました。
「もし、竹富集落に住む方がいたら、助成金がでるから是非引っ越してきてね！」と（笑）ご興味がある方がいらしたら、是非調べてみて下さいね！
以上、「「重要伝統的建造物群保存地区」指定の竹富島集落を散策しながらシーサーをコレクションする！」でした。
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