今日は、先日アップした記事「時計界の頂点「Patek Philippe (パテック・フィリップ)」物語①〜パテックフィリップとの出会い〜」の続きです。
昨日の記事を読んでから、今日の記事を読むと話が繋がりますので先に是非こちらをご覧下さいね!↓
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🇨🇭時計界の頂点「Patek Philippe (パテック・フィリップ)」物語①〜パテックフィリップとの出会い〜
みなさんは、「Patek Philippe (パテック・フィリップ)」という時計ブランドをご存知ですか? 「Patek Philippe (パテック・フィリップ)」は、知る人ぞ知る、時計界のトップに君 ...
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2023年「Watches and Wonders」
そして、時は流れ2023年になりました。
毎年スイスで「Watches and Wonders 」という時計の新作発表会が行われているのですが、今年は、私たちに「Patek Philippe (パテック・フィリップ)」の存在を教えてくれた、あの友達家族が、ある時計ブランドの招待でジュネーブに来たのです。
※ちなみに、「Watches and Wonders 」とは、2019年まではバーゼルで行われ、2020年にはコロナ禍により中止(オンラインのみ)、そして、2021年からジュネーブ空港近くの会場「 Palexpo」で毎年行われている時計見本市です。約50のラグジュアリーブランドが一同に新作を発表するイベントなので、世界中の時計ファンから注目されています。
今年の「Watches and Wonders 」は4日間行われ、最初の2日間はVIPや招待客のみ、あとの2日間は一般公開していました。
友達は、ほぼ毎日「Watches and Wonders 」へ参加していたので、落ち着いてきたタイミングで一緒にディナーをしました。
さて、その時に話題に上がったのはやはり時計の話。
私たち「「Watches and Wonders 」どうだった?」
友達「最高でしたよ!なんで時計産業の中心であるジュネーブに住んでいて、このイベントに行かないんですか?もったいないですよ!」
私たち「た・・・確かに!でもさ、「Patek Philippe (パテック・フィリップ)」って人気あって買えないんだよね?もしパテック初心者だったら何がいいかな?」
友達「そうですね・・・カラトラバとかいいんじゃないですか?」
私たち「カラトラバ!!」
大まかな会話はこんな感じでしたが、その中でも心に残ったのは、「時計がただの飾りではないということ」、「時計制作に関わる全ての人の繊細で正確な仕事やその想いを知るべきということ」、「時計は資産的価値があること」でした。
そして、その友達夫婦がしていた腕時計を見せてもらうと、なんとも美しいこと・・・(この時は、旦那さんのほうはパテックじゃなかったけど、素敵だった)
ここで、ほとんど火のついていなかった私たちの心に小さな火が付き始めたのです・・・
4年ぶりに「Patek Philippe (パテック・フィリップ)」ジュネーブ本店へ再訪!
さて!友達夫婦との会話から火が付いた私たち、早速「パテック・フィリップ」の本店サロンにいざ突撃することにしました!
しかも、今回もアポ無し訪問です・・・このサロンの前に着くと、とても緊張しましたが、意を決して扉の前に立ちました!
すると、ボーイさんが気がついてくれ、自動で第一の扉に案内されました。ここは、扉が2重になっていて、最初の扉と2つ目の扉の中でしばらく待つ必要があります。もしかしたら、この空間で危険なものを持ち込んでいないかなどのチェックが行われているのかもしれませんね・・・
そして、しばらくすると2つの目の扉が空き、中に入れました。
入るとすぐに受付があり、ここで「今日はどうしましたか?」と聞かれました。
主人「私たちはあなた方の時計の購入を検討しています。しかし、あなた方の時計を購入することは非常に困難だということも理解しています。それでも、話を聞くことはできますか?」
受付「もちろんですよ。担当のものが来ますので、それまで中の展示をご覧になってお待ち下さいね」
と、こんな感じで中に入りました。そして、店内に展示してある数々のコレクションを見て、「これ素敵だね。」とか、「これって買えるのかな?」など話しながら待っていると・・・
びっくりするほど渋くて素敵なおじさま担当者がやってきて「こんにちは!来てくれてありがとう。さぁ、こちらへどうぞ」と席に誘導されました。
その時の私たちは、あまりにも洗練された方がやってきたので一瞬固まってしまいましたが、先導されるがままに席に着きました。
渋素敵おじさま担当者「さぁ!今日は何を探しに来たの?」
実は大変お恥ずかしいことに、私たちはなんと「ノーチラス」しか知らなかったため、
私たち「購入することは非常に難しいと知っていますが、ノーチラスはありますか?」
と聞いてみました。すると・・・
渋素敵おじさま担当者「(とても申し訳なさそうな顔をしながら)残念だけど、そのモデルは今からウェイティングリストに名前を書いても10年は待つよ。そして、その間におそらくモデルチェンジして、名前を書いていても白紙になってしまう可能性がある。これは、私たちにとっても非常に大きな問題なんですよ。」
と、ご丁寧に説明してくださりました。
な・・・なるほど・・・!てか10年って!!!
分かっていても、ショックを受けましたね・・・そして、固まっていたら
渋素敵おじさま担当者「他に気になる時計ある?」
と、聞いてくれました。
心の声「やばい!!何も知らない!どうしよう・・・えっと〜・・・あっ!この前友達が行っていた「カラトラバ」ってやつ見せてもらおう!」
私達「か・・・カラトラバはありますか!?」
渋素敵おじさま担当者「もちろん!カラトラバにも色々あるけど、どれが見たいの?」
と、カタログを出して見せてくれました。
その中から3つほど気になるモデルを指さして、見せてもらえることになりました。
まず1つ目は「Ref. 6119G-001」です。
初めてみるその美しいフォルムとびっくりするほど薄い時計にびっくり!早速主人の腕に付けてもらうと、なんてカッコいいんでしょう・・・!
あまりのかっこよさに、またもやフリーズした私たち。すると・・・
渋素敵おじさま担当者「窓側に立って、光を当ててみて。色が変わってくるよ!」
と、窓側へ立つように促してくれました。
確かに、光に当たるとキラキラ光るし、中のグラデーションの色が変わっていたのです。
これを見て、私たちは恋に落ちました・・・これが、「パテック・フィリップ」なのか!これが、世界中の人達を魅了し、時計界のトップに君臨する「パテック・フィリップ」なのか!と。
気持ちが高まってきた私たち・・・他にも2種類ほど付けさせてもらい、腕につけるごとにため息・・・
なんて素敵なんでしょう・・・
ところで、途中であることに気がついてしまいました。
そらは・・・お値段を知らない!!
私たちは4年前に友達に頼まれたノーチラスが800万くらいってことしか情報がないままここに来たので、この素敵な時計の値段も知らず恋に落ちたわけなんですが、渋素敵おじさま担当者さんに聞くのも恥ずかしい・・・
なので、時計をしまいに行っているスキを狙って値段を調べました。すると、メンズのカラトラバのあるコレクションはパテック・フィリップの中では低価格帯のものだということがわかり、ホッと一息。もちろん高額ですが、800万なんて価格ではないことが分かったのです。
そして、ちょっと相談して「これカッコいいよね!」と、意見が一致したので・・・
私たち「ちなみに、もしこの時計を購入するとしたらいつ頃手元に届きますか?」
と確信をつく質問をしました。
すると・・・
渋素敵おじさま担当者「これらのモデルなら1年〜1年半くらいになると思うよ」
と・・・すぐには購入できないということがわかりました。となると、今ほとんど無知の状態でウェイティングリストに名前を入れるのも、ちょっと違うかな?と思ったし、思っていたよりも納期が早かったので、この日はひとまずウェイティングリストに名前はいれず、また後日来ることにしました。
渋素敵おじさま担当者「次に来る時は、私に電話してアポいれてね。スムーズに案内できるよ」
と名刺を渡してくれました。
そして、サロンを後にして、この日の夜から私たち夫婦の猛勉強が始まるのです・・・!
その③に続く・・・
まとめ
きっかけをくれた友達との再会、そして本店サロンで出会った渋素敵おじさま担当者さんとの充実した時間と無知すぎた私たち・・・
ここから、怒涛の情報収集が始まるわけですが・・・その③に続く↓
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🇨🇭時計界の頂点「Patek Philippe (パテック・フィリップ)」物語③〜2ヶ月にわたる猛勉強〜
今日は、先日アップした記事「時計界の頂点「Patek Philippe (パテック・フィリップ)」物語②〜パテック・フィリップに恋をする〜」の続きです。 前回までの記事を読んでから、今日の記事を読むと ...
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