今日は、晴れて「プラチナエリート」になった後のお話をしたいと思います。
「【BONVOY解説シリーズ①】ホテル修行って何?」でも少し触れましたが、プラチナエリートになると、「ウェルカムギフトとして朝食が会員+ゲスト1人無orクラブラウンジが無料で使える」のですが、「ホテルのブランドによる」という条件がつくのです。
「あれ?ホテルのブランドによる」ってどういうこと!?とお思いになったと思うのですが、それは、どのホテルに宿泊しても必ず朝食がついて、ラウンジがつかえるわけではないということです。
では、どういったケースでそうなるのか、今日はまず朝食についてを徹底解説して、明日はラウンジについてお話していこうと思います。
前回までのお話はこちらから読めます。↓
🏨【BONVOY解説シリーズ②】「プラチナチャレンジ」の基本的な方法と海外居住者で「プラチナチャレンジ」できた話
以前、プラチナ会員になった当初に、朝食が無料になるとぬか喜びして、ホテルの受付で「無料ではありません」と言われてがっかりした経験があったのです。そこで、「なんでだろう?」と思い、改めてマリオットのロイヤルティプログラム規約を読み返してみたのです。
そしてウェルカムギフトの部分を読んでいた時に、「ホテルのブランドによってウェルカムギフトの内容が異なる」ということを改めて認識しました。
もう既に詳しい方にとっては退屈な投稿かもしれませんが、プラチナ会員になったばかりの方やこれからなろうと考えている方にとっては役に立つ内容だと思います。
①マリオット系列ホテルのブランドごとの規約
マリオットには複数の参加ブランドがあります。みんな大好き「ザ・リッツ・カールトン」、バトラーさんのいる「セント レジス」、元祖「マリオット・ホテル」など、たくさんのブランドが存在します。
このブランドの多さがMarriott Bonvoyの良さではあるのですが、なんと、ブランドごとに規約が変わってくるのです。つまり、朝食が無料になるかどうかは各ブランドのウェルカムギフトに大きく依存するのです。
プラチナエリート以上になりますと、チェックイン時に「エリートウェルカムギフト」と呼ばれるものが選択できるのですが、その「ウェルカムギフト」の中の一つの選択肢が朝食なのです。
ちなみに、ウェルカムギフトは、アメニティギフト(1滞在あたり〇〇ドルのご飲食クレジットや朝食)
、ボーナスポイント(1滞在あたり○○ポイント)のどちらかです。
また、地域によってもルールが変わってくるので、簡単にまとめてみました!
②とりあえず朝食が無料になるホテル教えて!
とその前に、ウェルカムギフトで選べば朝食が無料になるホテルをご紹介しちゃいますね♪
地域やリゾートによる制限もなく、世界中で朝食が無料になるホテルブランドはこちらです!(○で囲んでいます)
セント レジス、ラグジュアリーコレクション、Wホテル、シェラトン、ルメリディアン、ウェスティン、トリビュートポートフォリオ、フォーポイント、アロフト、プロテア・ホテル
プラチナエリート以上がこれらのホテルに泊まれば、ウェルカムギフトとして朝食を選べます。セント レジス、ラグジュアリーコレクション、Wホテルはラグジュアリーホテルと位置付けられていますし、朝食は1人5,000円以上することも珍しくないため2人分となると1万円の節約になる訳です!凄いですよね!!
もし、朝食がいらなかったら、1滞在あたり1,000ポイント、1滞在ごとに提供のアメニティを選択できます。
③他のホテルはどうなの??
例えば、「ザ・リッツ・カールトン」や「エディション・ホテル」はウェルカムギフトがポイント一択になっています(1滞在あたり1,000ポイント)。朝食を食べたければ、朝食付きのプランを予約するか、朝食を別料金で払うことになります。
④条件付きで朝食が付くホテル
また地域やリゾート地かどうかによって、異なるウェルカムギフトを提供するブランドもあります。
例えば、「JWマリオット」、「マリオット・ホテル」、「デルタ・ホテル」、「オートグラフ コレクション」、「ルネッサンス・ホテル」はリゾート地であれば無条件で朝食が付いてきます。
一方で米国、カナダ、ヨーロッパのリゾート地以外ではポイントor飲食クレジットを選択することになります。朝食を食べたければ、「仕方ないから飲食クレジットを選択して朝食代に充当しよう」、と思いますよね?!でも実はウェルカムギフトに加えて、「ラウンジへのアクセス保証」というものがあり、ブランドによってはこれが絡んできます。
結論を言ってしまいますと、このラウンジへのアクセス保証を通じて「JWマリオット」、「マリオット・ホテル」、「デルタ・ホテル」、「オートグラフ コレクション」、「ルネッサンス・ホテル」では朝食が無料になる「可能性」があります(絶対ではありません)。
この「ラウンジ保証」については別途説明してますので、こちらからお読み下さいね↓
🏨【BONVOY解説シリーズ④】マリオットのプラチナ会員になったのにラウンジ利用ができない?!ラウンジへのアクセス保証についてを徹底解説!
ということで、条件付きホテルをまとめてみました。↓
JWマリオット、マリオット・ホテル、デルタ・ホテル、オートグラフ コレクション、ルネッサンス・ホテル
【リゾート地以外(朝食有料)】
米国、カナダ、ヨーロッパの地域のリゾート地以外・・・1滞在あたり1,000ポイントor10米ドル分の飲食クレジット
アジア、オーストラリア、太平洋諸島、カリブ諸島、メキシコ、中米、南米、中東、アフリカのリゾート地以外・・・ 1滞在あたり1,000ポイントor飲食アメニティ
【リゾートのみ(つまり朝食無料)】
米国、カナダ、ヨーロッパのリゾート地・・・1滞在あたり1,000ポイント、または滞在日数分の会員および同伴者1名のレストランでの朝食
アジア、オーストラリア、太平洋諸島、カリブ諸島、メキシコ、中米、南米、中東、アフリカのリゾート地・・・1 滞在あたり1,000ポイント、1滞在分のご飲食アメニティ、会員+同伴者1名様のレストランでの朝食を宿泊日数分のうち、いずれか1つ
⑤その他のホテルについて
【コートヤード・バイ・マリオット】
米国、カナダ、ヨーロッパ・・・1滞在あたり500ポイント、または会員+同伴者1名に1日当たり10米ドルの飲食クレジットを宿泊日数分
アジア、オーストラリア、太平洋諸島、カリブ諸島、メキシコ、中米、南米、中東、アフリカ: ラウンジのない施設 ・・・ 1滞在あたり500ポイント、1滞在あたりご飲食アメニティ1つ、会員+同伴者1名に1日当たり10米ドルの飲食クレジットを宿泊日数分のいずれか
ラウンジのある施設 ・・・1滞在あたり500ポイントおよび会員+同伴者1名様のラウンジでの朝食を宿泊日数分 (ラウンジが休業の場合はレストランでの朝食)
【ザ・リッツ・カールトン、エディション・ホテル、マリオット・バケーション・クラブ、マリオット・グランド・レジデンス・クラブ、Design Hotels™、ホーム&ヴィラ・バイ・マリオットインターナショナル】
1,000ポイント (1滞在あたり)
【ACホテル、モクシー・ホテル】
米国、カナダ、ヨーロッパ:・・・1滞在あたり500ポイント、または会員+同伴者1名に1日当たり10米ドルの飲食クレジットを宿泊日数分
アジア、オーストラリア、太平洋諸島、カリブ諸島、メキシコ、中米、南米、中東、アフリカ・・・ 1滞在あたり500ポイント、1滞在あたり飲食アメニティ1つ、1日あたり10米ドルの飲食クレジットを宿泊日数分のいずれか
【スプリングヒル・スイート、フェアフィールド、レジデンスイン、タウンプレース・スイート】
米国、カナダ、ヨーロッパ・・・1滞在あたり500ポイントまたは飲食アイテム
アジア、オーストラリア、太平洋諸島、カリブ諸島、メキシコ、中米、南米、中東、アフリカ・・・1滞在あたり500ポイントまたは飲食アメニティ
【フォーポイント、アロフト】
1滞在あたり500ポイント、アメニティ、会員と同伴者1名様のレストランでの朝食を宿泊数分のいずれか
【プロテア・ホテル】
1滞在あたり500ポイント、会員と同伴者1名様のレストランでの朝食を宿泊日数分のいずれか
【エレメント】
1滞在あたり500ポイント、またはアメニティ
※注意事項その1・・・1泊につき10米ドル分の飲食クレジットを宿泊日数分をもらえますが、会員と同室に滞在中の+1名にも1泊につき10米ドル分のご飲食クレジットを追加で付与されます。
※注意事項その2・・・1泊あたり10米ドルのクレジットが滞在中に累積されることはありません。例えば、ある1日に10米ドルのクレジットを使用しなかった会員が翌日に20米ドルのクレジットを使用することはできません。もらったらその日の内に使うのが原則ですね!
以上、【BONVOY解説シリーズ③】マリオットのプラチナエリートになったのに朝食が無料じゃない?!ウェルカムギフトを徹底解説!でした。いかがでしたでしょうか?
まさか、宿泊するホテルや地域によって、朝食の有無が別れているなんて思いもしなかったので驚きました!これらを考慮してホテル予約すると、スムーズにいい思いが出来るので、軽く頭に入れて置いてくださいね♪
次回は、上記で少し触れました「ラウンジ保証」について説明しますので、お楽しみに♪
続きはこちらから♪↓
🏨【BONVOY解説シリーズ④】マリオットのプラチナ会員になったのにラウンジ利用ができない?!ラウンジへのアクセス保証についてを徹底解説!
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