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🇨🇭コロナ禍にMatterhorn(マッターホルン)を見に行く旅・前半〜Zermatt(ツェルマット)・Gornergrat(ゴルナーグラート)〜

2021年1月1日

ジュネーブから片道4時間かけてMatterhorn(マッターホルン)を見に行ってきました。1泊してもよかったのですが、日帰りで行けるかチャレンジしてみたかったのもあって日帰りで行ってきました。

Matterhorn(マッターホルン)のまわりは、アルプス山脈で標高4000mクラスの山々の密集度が一番高い場所です。そのMatterhorn(マッターホルン)を見るために、まずは登山鉄道に乗ってGornergrat(ゴルナーグラート)へ行きました。ゴルナーグラート鉄道は、1898年(明治31年)に開通した登山鉄道です。約33分で標高3000mの山頂へ行けます。その登山電車で見た景色の素晴らしさと、お得に乗る方法を書きました。また、たくさんの乗り物に乗っていますので、前半と後半に分けています。まず前半では、Gornergrat(ゴルナーグラート)のお話を書いていますので、最後までお読み頂ければ嬉しいです。

スイス日帰り旅行・前半のスケジュールです(黒字部分を書いています。)

5:29〜 Genève(ジュネーブ)発、Brig(ブリーク)行きの電車でVisp(ウィスプ)へ向かう。

8:08〜 Visp(ウィスプ)で下車、Zermatt(ツェルマット)行きの電車に乗り換える

9:15〜 Zermatt(ツェルマット)到着(標高1605m)

9:20〜 Zermatt GGBでGornergrat(ゴルナーグラート)行きの登山列車の乗車券を購入する

9:36〜 Gornergrat(ゴルナーグラート)行きの登山列車に乗る

10:08〜 Gornergrat(ゴルナーグラート)到着(標高3090m)

10:15〜 3100 クルムホテル ゴルナーグラートの裏手にある展望エリアで景色を見る(標高3093m)

11:00〜 3100 クルムホテル ゴルナーグラート内のショップでお買い物

11:20〜 3100 クルムホテル ゴルナーグラート内のレストランでランチ

12:10〜 ゴルナーグラート登山列車に乗って、次の目的地Riffelberg(リッフェルベルク)へ向かう

12:30〜 Riffelberg(リッフェルベルク)到着(標高2582m)

12:35〜 Riffelberg-Express(リッフェルベルクーエクスプレス)のロープウェイに乗ってFuri(フーリ)を経由してSchwarzsee(シュヴァルツゼー)へ向かう(標高2583m)

12:47〜 Schwarzsee(シュヴァルツゼー)で乗り換えてFurgg(フルック)を経由してTrockener Steg(トロッケナー・シュテーク)で一旦降りる(標高2939m)

13:15〜 Trockener Steg(トロッケナー・シュテーク)で乗り換えてMatterhorn Glacier Paradise(マッターホルン・グレッシャー・パラダイス)行きのロープウェイに乗る

13:25〜 Matterhorn Glacier Paradise(マッターホルン・グレッシャー・パラダイス)到着(標高3817m)

13:30〜 ヨーロッパ最高地点にある展望台、Matterhorn Glacier Paradise(マッターホルン・グレッシャー・パラダイス)で景色を見る(標高3883m)

13:50〜 「Glacier Palace」を散策

14:10〜 Matterhorn Glacier Paradise(マッターホルン・グレッシャー・パラダイス)からロープウェイを乗り継いでZermatt(ツェルマット)に戻る

15:00〜 Zermatt(ツェルマット)到着&街散策(標高1605m)

15:20〜 Zermatt(ツェルマット)からSunnegga(スネガ)までのケーブルカーに乗る(標高2288m)

15:25〜 Sunnegga(スネガ)からBlauherd(ブラウヘルト)までのロープウェイに乗る(標高2571m)

15:35〜 Blauherd(ブラウヘルト)からRothorn(ロートホルン)までのロープウェイに乗る

15:45〜 Rothorn(ロートホルン)到着(標高3104m)

15:50〜 Rothorn(ロートホルン)からBlauherd(ブラウヘルト)までのロープウェイに乗る(標高2571m)

16:00〜 Blauherd(ブラウヘルト)からSunnegga(スネガ)までのロープウェイに乗る(標高2288m)

16:10〜 Sunnegga(スネガ)からZermatt(ツェルマット)までのケーブルカーに乗る

16:20〜 Zermatt(ツェルマット)到着&街散策(標高1605m)

16:30〜 Zermatt(ツェルマット)のマクドナルドで休憩

17:13〜 Visp(ウィスプ)行きの電車に乗る

18:35〜 Genève(ジュネーブ)行きの電車に乗り換える

20:50〜 Genève(ジュネーブ)到着

今回の日帰り旅行は片道4時間もかかる上に、日が落ちるのが早く、活動時間が限られているために朝5時に家を出ました。

朝5時なだけあって、あたりは真っ暗です。

朝が早すぎたために、いつものスーパー(coop)はまだオープンしていませんでした。朝食のクロワッサンが買えないだろうと思っていたので、予め、水筒にいれたカフェオレと手作りパンとおやつのチョコレートを持参していきました。

5時29分発の電車に乗ります。今回は1日乗り放題75フラン(約8,800円)のチケットを駆使して移動します。

電車の中もガラガラです。朝早いですからねぇ。

今回のルートです。途中乗り換えをして最終目的地であるZermatt(ツェルマット)まで行きます。

約2時間40分後にVisp(ウィスプ)に到着しました。ここで、1回目の乗り換えをします。

電車の発車まで時間があったので、一度外に出ました。

Visp(ウィスプ)駅にcoopがあるので、ここでちょっとした食べ物を買ってもいいかもしれません。

8時8分発のZermatt(ツェルマット)行きに乗ります。

窓が大きくて景色が楽しめる電車です。ちなみに、この電車は国営のスイス国鉄(SSB CFF FFS)ではないのですが、ハーフパスが適用となります。(朝購入した1日乗り放題75フラン(約8,800円)のチケットで乗れます)

朝が早いせいか、この電車もガラガラ、と思っていたら、たくさんのスキーヤーが乗ってきて、あっという間に席が埋まりました!

座席のテーブルには目的地であるZermatt(ツェルマット)近郊を含むマッターホルン・ゴッタルド鉄道の地図が載っています。

出発してしばらくすると、もう雪景色になってきました!

途中、サンタさんのモニュメントを見かけました!面白いですね!

外の気温はマイナス6度です!寒そう〜・・・

手前は大雪なのに、奥は晴れています!

このトンネルを抜けて、どんどん登っていきます。

約1時間で、Zermatt(ツェルマット)に到着しました!

Zermatt(ツェルマット)からは登山電車に乗り換えて、Gornergrat(ゴルナーグラート)へ向かいます。Gornergrat(ゴルナーグラート)行きの電車のチケットは国鉄とは別の管轄になるので、別に買わなければいけません。この写真の場所で購入することができます。

結構並ぶので、Zermatt(ツェルマット)に着いたら、ここへ直行してチケットを購入することをオススメします。

私達はPeak Passを購入するつもりで行ったのですが、チケット売り場で「今日は風が強いからMatterhorn Glacier Paradise(マッターホルン・グレッシャー・パラダイス)行きのロープウェイが止まっているよ」と言われ、Peak Passを購入するか悩んでしまいました。というのも、Matterhorn Glacier Paradise(マッターホルン・グレッシャー・パラダイス)は、標高3817mのところにある、ヨーロッパ最高地点にある展望台だったので、どうしても行きたかったし、このロープウェイ代が高額だったので(往復100フラン(約12,000円)、ハーフトラベルパス保有で半額の50フラン)Peak Passを買うメリットが大きかったのです。

※Peak Pass・・・Gornergrat(ゴルナーグラート)、Matterhorn Glacier Paradise(マッターホルン・グレッシャー・パラダイス)、Schwarzsee(シェヴァルツゼー)、Rothorn(ロートホルン)行きの交通機関に乗り放題。お値段は1日乗り放題で156フラン(約18,500円)、ハーフトラベルパス保有者は117フラン(約14,000円)で購入することができます。(但し価格は季節によって変わります。冬は安いですが、夏は高くなります。)

でも、動いていないならPeak Passは買わずに、他のロープウェイを単品で購入するほうが得かもしれないという判断から、今回はPeak Passを諦めて、とりあえずGornergrat(ゴルナーグラート)行きの片道乗車券を購入しました。Gornergrat(ゴルナーグラート)行きの片道乗車券は一人40フラン(約4,700円)(ハーフトラベルパス保有で20フラン(約2,400円))でした。

Gornergrat(ゴルナーグラート)行きの登山列車のチケットを買って、電車を待ちました。まわりを見渡すと、みんなスキー板を持って完全防備状態!軽装でスキー板を持っていないのは私達くらいでした(笑)

登山列車の中です。たくさんの人が乗れるように、大きなスキー板が乗るように、折りたたみ式の椅子になっていました。

さぁ、33分の登山電車の出発です!標高1605mのZermatt(ツェルマット)から標高3090mのGornergrat(ゴルナーグラート)まで電車で行けるなんて不思議な感じですね。

屋根に雪が積もっていて家が可愛いです。

どんどん山の中へ登っていきます。あたりは銀世界です!

窓からマッターホルンが見えてきました!こんな目の前にあるなんて、感動です!

Gornergrat(ゴルナーグラート)に到着しました!

改札みたいなのがあるので、乗車券をかざして降ります。

中央にMatterhorn(マッターホルン)、そしてものすごい数のスキーヤーです!標高3090mから始めるスキーってどんな感じなんでしょうね!気持ちよさそうですが、初心者には無理ですね。。。

スキーをする人はここから降りて行きますが、私達はスキーが目的ではなかったので、この展望台へ向かいます。ちなみに、この建物はなんとホテルなんです!一度でいいから宿泊してみたいです!夜の星空とか素敵そう!

標高は3093mです。

電車を降りて、少し登るとこの展望台がありますが、この建物の中ではなく裏手に一面が見渡せる展望スポットがあります。

ちなみに、靴ですが、雪と水に強くてソールが厚く、滑らないものがいいと思います。私は雪専用ではないものの、そこそこ登山に適した靴を買って、防水スプレーを2回降ったものを履いていきました。全く靴に雪が染みてこなかったのでよかったです!

5分くらい登ったら展望エリアに到着です!

素晴らしい景色が見れました!奥に見えるのは雲海です!

Gornergrat(ゴルナーグラート)の駅周辺を上から撮影しました!こんな雪山に駅があるなんて本当に不思議ですね。

もちろん、Matterhorn(マッターホルン)も綺麗に見れます!

景色が美しいので、いつまでも見ていたかったのですが、この時の気温は−12度!寒すぎて、手先もつま先も痛くて、耐えられなかったので、ある程度の写真を撮ったら先程の建物に暖を取りに戻りました。

建物の中に入ると、世界各国の人が残したメッセージを書いたものがありました。

これは、世界最大のマッターホルン型のチョコレートだそうです。日本語で書いてあるなんて親切ですね。

ちなみに1階にはお土産コーナーがあります。

手袋や帽子、Tシャツなどの衣類や、

暖かい手袋などが売っていました。この手袋を買ったのですが、親指と人差指に特殊な加工がしてあって、スマートフォンに対応していました!感度もいいし、とても暖かいので買って良かったです。

それから、同じフロアにお手洗いがあります。私は展望台で冷えて凍りそうになった指をこのお手洗いの暖かいお湯で解凍しました(笑)

2階に行くと、レストランがあります。このレストランは食べたいものをお皿に乗せて、温かいものはオーダーで作ってもらい、最後に会計するスタイルになっていました。

サラダが充実しています。

ソーセージやパスタなどは、こちらでシェフに作ってもらいます。

スープやパンもありました。

室内の席と、

テラス席がありました。テラス席からは目の前にマッターホルンが見えるので、景色が最高なのですが、−12度で寒すぎて外で食べる気にならないので、ここで食べることはしませんでした。誰もいませんしね(笑)でも夏はよさそうです!

私達が座った席は、室内でしたがマッターホルンが見える席で最高でした!

ランチはミートソースパスタとソーセージにしました。2つで36.8フラン(約4,300円)でした。

お腹も満たされたので、次の目的地へ向かいます。

乗り場の前は、マッターホルンが目の前に見えるので撮影スポットとして最高です。

電車が来たので、乗ります。ちなみに、電車のチケットを行きの分しか買っていなかったので、ここで帰りの分を買うことにしました。が、主人がMatterhorn Glacier Paradise(マッターホルン・グレッシャー・パラダイス)行きのロープウェイが動いたという情報をゲットしたので、ここでさっき買わなかったPeak Passを購入することにしました!Gornergrat(ゴルナーグラート)行きの片道乗車券は勉強代として余分にかかってしまいましたが、ここでPeak Passをゲットしたので、今からは時間の許す限り様々な乗り物に乗りまくります!

Gornergrat(ゴルナーグラート)発の電車は空いていました!みんなスキーで下るからですね(笑)

大きな窓から美しいマッターホルンや美しい雪景色が眺められました。

さて、スイス日帰り旅行・前半〜Matterhorn(マッターホルン)へ行く〜Zermatt(ツェルマット)・Gornergrat(ゴルナーグラート)〜でした。後半へ続く。

後半はこちらから読めます↓

🇨🇭コロナ禍にMatterhorn(マッターホルン)を見に行く旅・後半〜Matterhorn Glacier Paradise(マッターホルン・グレッシャー・パラダイス)・Rothorn(ロートホルン)〜

最後までお読み頂きありがとうございました。マッターホルンって本当に尖っているんだね!と思った方は、ぜひ「ぽち」っとお願いします♪

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