今日は、先日に引き続き福島県いわき市にあるお店の紹介です。今日ご紹介するお店も、県外からわざわざここだけのために食べに来ても、満足でき、心が満たされるお店だと思います。
いわき駅から徒歩10分の住宅街にひっそりと佇むこちらのお店が、今日ご紹介する「鮨いとう」です。
実は、2019年の秋に行った時のお話になりますが、どうしてもご紹介しておきたくて今回記事にすることにしました。
戸を開くと洗練された空間で、カウンター席のみ6席となっていました。今回は、母と妹夫婦と行ったので、私達家族ともう一組カップルがいて満席でした。
現在は18時スタートと20時半スタートの2部制となっており、この日は18時からお伺いしました。
まずは、飲み物で乾杯です♪お寿司といったら日本酒が一番合いますよね!でも、こちらには・・・
ワインやシャンパンも飲むことが出来るのです。(もっと他にもワインは揃っています)
飲み物を選んで乾杯をしたら、コースの始まりです!ちなみに、メニューはおまかせメニュー19,800円のみで、その時期や季節で旬なものをだしてもらえます。
この日の1品目は牡蠣でした。ぷりぷり&ミルキーな牡蠣は恐ろしいほど美味しくて、これから始まるコースを期待大にさせてくれます!
2品目はお造りです。勘八と鯛です。手前の鯛はお塩でとのことでしたが、お刺身とお塩って合いますよね〜!
一つ一つ見た目はシンプルながらも手の込んだお料理だったため、夢中になって食べて、写真があったりなかったり・・・すみません><
さて、こちら大将の伊藤さんです。スキンヘッドがカッコいいですね!
何品かおつまみを頂いていたら、ご飯の準備を始めました。土鍋ごはんです!!とてもいい香りがします♪
と、ここで「おこげをどうぞ」と出されました。炊きたて土鍋ご飯のおこげは香り高くてサクサクで美味しかったです!
続けて、小さないくらご飯が出されました。
この写真から見ても伝わるかと思いますが、このイクラは海のイクラです。一般的に食べられているイクラは鮭が産卵のために川に戻る途中で捕獲されたものを使います。そのため海水から川に来た鮭の卵は表面が固くなり、口に含むとぷちっとした食感が特徴となったものになるのですが、東北や北海道の地域では、海のいくらを食べます。
産卵前の鮭の捕獲は、事前の申請がないと禁止となっているため、本来は海のいくらを食べることは難しいのですが、昔は、別の魚を網にかけた時に、たまたま産卵前の鮭が入ってしまっていて、その鮭から採れるイクラは食べることができる超高級品として出回っていました。
そして、その表面が柔らかい川に戻らない鮭のイクラは濃厚で口当たりもよく、これを一度知ってしまうと、他のお寿司屋さんで普通のいくらを食べるのが嫌になってしまうほどです・・・!
続けて、珍味です。これは、なんだっけ?でもすっっごい珍しいものだったとおっしゃっていました!
と、ここでお酒がなくなってしまったのでワインをオーダーしました。福島県のお寿司やさんでフランスの白ワインを飲むなんて、自分は今どこにいるんだろう?と思っちゃいました(笑)
あ・・・あれ!?これ、今グログを書きながら気がついちゃったのですが、このワイン、全く同じビンテージ、全く同じ造り手、全く同じ銘柄のものを数ヶ月前に飲んでいたのですが・・・!!!!
まさかの、フランスパリの3つ星レストラン「Restaurant Kei」で飲んだものと全く同じでした(笑)まさか、福島県のお寿司屋さんとフランスパリの3つ星フレンチで出されていたものが同じだったとは・・・衝撃です!!
大将もケイさんも、ワインを作ったジャック・カリヨンさんも凄いということになりますね!!
よかったらその時の記事も貼り付けておきますので、是非ご覧くださね↓
🇫🇷日本人初仏ミシュラン3つ星レストラン訪問記念!第3弾〜ついに3つ星獲得後の「Restaurant Kei」に行ったよ!
そして、珍味が続きます。なんと「くちこ」の干物です。「くちこ」はなまこの生殖器から作るのですが、なんと大将の手作りなんだとか!?ものすごく手間をかけて作られた「くちこ」は超高級品なんだそうです。初めて見ましたし、食べましたし、聞いたのでその貴重さを噛み締めながら頂きました!
その後は、こちらでお口を整えて・・・
焼き魚です。これは何の魚だっけ・・・すみません酔ってもう覚えていませんが、ふっくらと焼き上げられた白身の焼き魚はとてもお上品で美味しかったです。
そして、ここから芸術的な握りのスタートです。握りはどれも一口サイズで食べやすく、シャリには赤酢を使っているため、茶色のしゃりでした。この辺ではとてもめずらしいです。
一つ一つが美しく、とても美味しかった・・・!そしてマグロとかウニとかもあったのですが、写真を取り忘れました(泣)
お寿司の途中にワインもなくなったので日本酒を追加しました。本当に私達はよく飲む家族です(笑)
器も美しいし、食器でも楽しめました♪
この後も、握りがいくつかでてきて、椀物とフルーツでコースは終わりました。
今回も、とても心に残る美味しいお料理でした。
大将の伊藤さんもとても気さくな方で、色々話せて楽しかったです♪また行きたいな〜。数日間の帰省では足りなさすぎる・・・
日本にはお寿司屋さんがたくさんありますが、ちょっと足を伸ばして食べにきても大満足になれますので、是非行かれてみてくださいね♪ただ席は6席のみですからご予約はお早めに・・・
以上、「予約困難&芸能人も通う名店 鮨「鮨いとう」」でした。
「鮨いとう」の場所はこちら↓
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