今日は、Genève(ジュネーブ)にある博物館「Maison Tavel(タヴェル館)」のご紹介をしたいと思います。
旧市街地の一角にあるMaison Tavel(タヴェル館)は、1986年以前のスイスの建築と生活様式を見ることができる博物館です。また、この建物は、Genève(ジュネーブ)で最も古い私邸です。ただ、1334年に火事に遭い地下室だけが残り、再建されたそうです。外観には、砲塔と彫刻が施された頭を施し、まるで宮殿ように再建されたそうです。
さて、夕方だったのでこの写真では見えにくいかもしれませんが、窓を囲っている部分の各角にその彫刻の頭があるのが見えます!わかりますか???
外観に圧倒されながら入館します。
営業時間は月曜日が休館日で、11時〜18時まで開いています。入場料は誰でも無料です。
中は、0階〜3階と地下2階まであります。
0階には、17世紀のままの部屋の造りを生かした部分がありました。この部屋は新しく作られた部屋ですが、当時の看板や絵画、噴水のようなものが展示してありました。
珍しい形のものが多かったので、興味深く見れました。ちなみに、17世紀のままの造りを生かした部屋は基本的に寒くて、とてもじゃないのでその場にずっといれなくて、撮影できませんでした(笑)
この看板はとても面白いなと思ったのですが、一番左はチューリッヒ?(の州旗に似ていますが、白と青の部分がなんか違う?)、中央のベルン、一番右のジュネーブです。書いてある文章は昔の言葉すぎて分かりませんが、現在のスイスの大きな都市の州旗が3つ並んでいると、まるで、現在のスイスの栄えている都市を予言したみたいですね!
こちらも、面白い箱ですが、側面にはジュネーブの州旗が描かれています。
こんな感じのスイスの歴史的なものを見たら上の階に行きます。
ドラえもんのどこでもドアみたいなドアまみれの部屋に着きました。こちらの階には、16〜19世紀の民家にあったものが展示されていました。
こちらは、リビングの様子ですが、とっても可愛いですよね♪
こちらはキッチン用品と暖炉です。シルバーのキッチン用品を使っていたなんて、お手入れがとても大変だったでしょうね・・・それと、暖炉が可愛すぎて驚きました(笑)
こちらはミニチュアですが、キッチンの様子です。中央に調理場があって、使いやすそうです。
他にも、居間や書斎などの展示品がたくさんありました。
そして、最大の見どころである、1850年に要塞が破壊される前のGenève(ジュネーブ)の街並みを再現したジオラマです。
建築家のオーギュストマグニンさんが18年の歳月をかけて作ったそうです。全て金属で作られており、家と要塞は亜鉛、屋根は銅を使っています。金属で作っているなんて・・・それはそれは時間がかかりますよね!
それと、同じフロアに一際目立つ美しい時計がありました。写真だと反射してしまって上手く写せなかったのが残念ですが、こちらはジュネーブ出身のアーティスト、ROMAIN BÉVIERREさんの「L'APPEL DU LARGE(海の呼び名)」という作品です。
時刻が進むにつれて中心のイラストが変わっていくのですが・・・その美しさといったら凄かったのです!
昼のレマン湖から・・・
夜になり・・・
中心に、ジュネーブの街並みが出現します。
時刻によって中のイラストが変わっていく時計で、本当に本当に美しかったです。
こちらの作品は、2021年5月9日まではこのMaison Tavel(タヴェル館)にあったのですが、2021年11月7日から2022年1月15日まで国際時計博物館(ラショードフォン)に展示されるそうです!
国際時計博物館(ラショードフォン)に、行った時の記事がありますので、こちらもぜひお読み下さいね♪↓
🇨🇭レンタカーで行く!スイス日帰り旅行〜La Chaux de Fonds(ラ・ショー・ド・フォン)〜国際時計博物館と世界遺産を眺めながらの素敵ランチ〜そして、悲惨なレンタカー・・・
それと、この美しい作品の作家さんのHPも貼っておきますので、ぜひたくさんの美しい作品をHPからご覧になってみて下さい♪↓
あと、地下2階まであったのですが、古代っぽいものが多めの展示でした。
誰でも無料で入れて、ジュネーブの歴史を目で見て学べますのでぜひお時間があったら行ってみて下さいね♪
以上、Genève(ジュネーブ)の日常生活が分かる「Maison Tavel(タヴェル館)」でした。
「Maison Tavel(タヴェル館)」の場所はこちら↓
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