先日、Annemasse (アンヌマス)の「MONOPRIX」に買い出しに行ってきたのですが、いつも気になっていたことがありました。
その気になっていたことと言うのは・・・
為替レートと事務手数料です!!!
そこで、スイス発行の2種類のクレジットカードを使って決済してみて、どれくらいの為替手数料と事務手数料が取られていたのかを徹底的に調べてみました!
ちなみに、為替手数料についてはかかって当然なので(例えば空港や銀行で両替しても手数料はかかりますからね)そこは仕方ないとして、でもどれくらいかかったか調べてみました!
今回検証に使ったカードはこちらの2枚です。
1. UBS(V PAY)のデビットカード
2. COOP SUPERCARD (VISA)のクレジットカード
では、それぞれのカードでの決済について詳しく比較していきましょう!
①各カードの比較
1. UBS(V PAY)のデビットカード
現地決済金額(フランスの「MONOPRIX」での買い物):EUR52.96
為替レート(EUR/CHF):1.091707
スイスフラン建て金額:CHF57.82(EUR52.96×1.091707)
手数料(CHARGES):2% (CHF1.16)
請求決済金額:CHF58.98(CHF57.82+CHF1.16)
2. COOP SUPERCARD (VISA)のクレジットカード
現地決済金額(フランスのお肉屋さんでの買い物):EUR36.00
為替レート(EUR/CHF):1.09
スイスフラン建て金額:CHF39.24(EUR36×1.09)
手数料(Processing fee): 1.50% (CHF0.59)
請求決済金額:CHF 39.83(CHF39.24+CHF0.59)
②為替レート+マークアップ
まず為替レートですが、どちらも大きくは変わりませんでしたね。UBSのデビットカードの為替レートが1.091707だったのに対して、coopカードの為替レートは1.09です。ほぼ誤差なので、為替レートだけを見てみると、どちらを使ってもよさそうだということが分かりました。しかしあることに気がついてしまいました・・・。
私が買い物をした土曜日は為替は動いていませんでしたが、週明けの10月18日〜19日にかけて為替レートは1.071から1.073の間で推移していました。
でも、明細に書いてあった為替レートが1.09となっていたのです。この0.02の差は一体なんでしょうか・・・
そこで、UBSのHPを確認しました。
UBSのウェブサイトには、「1取引が100,000スイスフラン未満(約1,250万)の場合、マークアップが1.7%かかります」と書かれていました。そもそも、1回の買い物で100,000フラン(約1,250万)なんて使うことは一生ないので(笑)、このマークアップ1.7%は絶対にかかる手数料なのです。
ところで、「マークアップとはなんぞや?」と思ったと思うのですが、UBSが取引ごとにとるスプレッドやマージンを意味するそうです。表現はどうあれ顧客から見れば手数料です。
それから、COOP SUPERCARDのHPには「UBSやカード会社のレートを販売する」と書かれていましたので(以下URL参照)、UBSとほとんど同じ仕組みのようでした。
「COOP SUPERCARD」の為替レートについてはこちらから確認できます。↓
https://www.coop.ch/content/supercard/fr/carte-de-credit/centre-clientele-et-faq/paiements-par-cartea-l-etranger-en-chf.html
なので、為替手数料だけを見ると、海外でスイスのカードを使う時は何を使っても良さそうだということが分かりました!
でも、実は他にも手数料がかかっているのです・・・
③カード会社の手数料
為替手数料はカードごとの差がないことが分かったところで、今度はスイスフラン建てになってから、更に加算される手数料について深堀りしていきます。
UBSカードの手数料は2%、COOP SUPERCARDの手数料は1.5%となっていました。ここでは、0.5%も差がありました・・・ということで、COOP SUPERCARDで支払ったほうが、「最終的に払う金額は少ない」ということになります。
0.5%の差はちりも積もれば山となりますので、とても重要です!なので、これからスイス以外の国での買い物はCOOP SUPERCARDを中心に使っていこうかなと思います。
我らがCOOP SUPERCARDは、なかなか優秀ですね♪Migrosカードも同じ感じなのかな?うちはMigros のクレジットカードは作っていないので、検証ができないのですがcoopカードと似たような感じなのでは?と思っております。
ちなみに日本の楽天カードを海外で使った場合ですが、為替レートそのものは仲値近辺ですが、事務手数料が1.63%でした。為替手数料とマークアップがない分、楽天カードが一番お得ですね。
ということで、楽天≪coop≪UBSになりました・・・(笑)
④世界最強のクレジットカード「イオンJALカード」by 香港
最後に、私が昔住んでいた香港についてお話したいのですが、香港では、為替レートも仲値近辺、事務手数料が無料という神がかったカードがありました。最初は、事務手数料が無料と見て、信じられなかったのですが、本当に無料だったのです!!
しかも、日本企業の「イオン」が発行しているカードで、JALとコラボしているので、JALのマイルも貯まるという最強のカードだったのです!
これから海外旅行も再開しそうなので、香港に住んでいる方はこの機会に作ることをオススメします!(ちなみに同じイオンのクレジットカードでもJALとコラボしたカードのみが「為替レートも仲値近辺、事務手数料が無料」となっていますので、通常のイオンカードと混乱しないようにお気を付け下さいね。)
イオンのHPはこちらから見れます↓(特に紹介とかそういうのはないので、お好きにどうぞ!)
https://www.aeon.com.hk/en/credit-card/creditcard-aeon-card-jal-mastercard.html
ということで、「【徹底検証】スイスのカードをフランスで使って為替手数料と事務手数料を比較してみた」でしたが、いかがでしたでしょうか?時間があれば、物価の高いスイスでもっとコストを節約する方法がないか探していきたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。知らないところで手数料って払っているんだな・・・と思った方は、ぜひ「ぽち」っとお願いします(笑)
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