アオスタ イタリア 旅行

🇮🇹ランチでワインペアリングができる「Osteria da Nando - Aosta」で美味しいイタリアンと貴重な地ワインを飲む

2022年9月18日

Genève (ジュネーヴ)から日帰りで行けるイタリアの都市Aosta (アオスタ)で、ミシュラン掲載店のレストランへ行ってきましたのでご紹介したいと思います♪

Aosta (アオスタ)旅行の1日の流れをまとめた記事もありますので、こちらも合わせてお読み下さいね♪↓

🇮🇹ジュネーブから日帰りで行けるイタリア「Aosta (アオスタ)」でローマ遺跡を見る

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「Osteria da Nando」

「Osteria da Nando」は、Aosta (アオスタ)の賑やかな通りの一角にあるレストランです。

その歴史は古く、1957年にオーナーのNando Scarpaさんと奥さんの Germanaさんがこの黄色い可愛らしい建物を購入し、改装してレストランを始めたのがきっかけです。彼らの息子たちは14歳からお手伝いをし、家族経営の温かいお店として地元で有名になったそうです。

その後、息子のCorradoさんは成長し、結婚、そして2007年に、今までの家庭的なレストランから高級レストランへと変化させたそうです!

2020年・2021年には、ミシュランにノミネートされるくらいのお店に成長させました・・・!なんて素敵なストーリーでしょう!

そんな歴史のあるレストランですが、今回は事前に予約して行きました。

お店に着いて予約名を伝えたら、「テラスか店内かどちらがいい?」と聞かれたので、店内にしてもらいましたよ。

入口を入って席に着くまでの細い廊下の左右は、キッチンとカウンターになっていて、右側のキッチンでは料理を作っている様子を間近に見ることができました。

この写真は、お客さんが帰った後に撮った写真なので人がいませんが、私達が入った時は満席でした!

黄色の壁にラウンド型の天井と、とてもイタリアのらしい素敵な空間でしたよ。

何を頼もうか悩んでいたら、お水のサービスがありました。ローマに行った時もそうでしたが、イタリアは水道水が飲める国なので、お水のサービスがあるのです。これは嬉しいですね♪

メニューはアラカルトもありましたが、こちらのお店にはランチにワインペアリングをつけることができたので、5コースの「Menu “1957”」とワインペアリングにしてみました!

他には3コースの「Menu “Nando”」、7コース「Menu “Degustazione”」もありました。

スターターとスパークリングワイン

まずは、スターターに合わせたワインです。主人と私はそれぞれ別の前菜を頼んでいたので、ワインも別のものがきました!

このこだわり・・・素晴らしいです♪

まず、左の黄色のスパークリングワイン「Château Feuillet Ovide」は、「Petite Arvine (プティ・タルヴィン)、Chardonnay(シャルドネ)、Pinot noir(ピノ・ノワール)」を使ったものでした!

「Petite Arvine (プティ・タルヴィン)」といえば、スイスのヴァレー州が有名で、スイスでしか飲めないと思っていた上に、スパークリングワインに使われるとは思っていなくて、本当に驚きました!

私があまりにも、びっくりしていたのがスタッフさんにも伝わったのか、「このPetite Arvine (プティ・タルヴィン)は、スイスのものではないよ。この地域のこの谷で作られてる葡萄だよ」と補足してくれました(笑)

Aosta (アオスタ)は、スイスのフランス語圏が近いため、スイスから私のような人がよく来て、同じような反応をするんでしょうね(笑)

右のロゼのスパークリングワイン「SPUMANTE BRUT ROSÉ METODO CLASSICO “NEBLÙ” - LES CRÊTES」は、premetta (プレメッタ)という高山地域でよく育つ葡萄を使っており、こちらもまた、Aosta (アオスタ)で作られたワインでした。ベリーの風味がちょっと強めで、キリッとしていて美味しかったです。

さて、ワインの説明も程々にお食事のお話を・・・

まず、主人が選んだ前菜は「Affettato alla valdostana」です。様々な種類のハムやサラミが盛り合わせになっており、一番右のハムはなんと24ヶ月熟成ものでした!また、中央の白いハムは初めて見たのですが、ほぼ油分でして、上に添えられた甘い栗と食べると絶品でした!!なんだこれは・・!!この料理に合わせたのは、ロゼの「SPUMANTE BRUT ROSÉ METODO CLASSICO “NEBLÙ” - LES CRÊTES」でした。

私は、「Eggplant flan」にしました。ナスをたぶん豆腐?となめらかになるまで混ぜたものを固めた感じだったのですが、クリーミーで美味しかったです!このトマトソースがマッチしていて、これだけで大満足・・・!な一品でした。こちらに合わせたのは「Petite Arvine (プティ・タルヴィン)」が入った「Château Feuillet Ovide」のスパークリングワインでした。

メイン1と白ワイン

次にメイン1に合わせたワインが来ました!

左の透明のボトルは「 DI FRANCESCO - GASPERI VINO & SPIRITI」の「Petite Arvine (プティ・タルヴィン)」です。ここでも、また「Petite Arvine (プティ・タルヴィン)」が登場!スイスの「Petite Arvine (プティ・タルヴィン)」と同じように、後味がはちみつのようでとても美味しかったです。

左は「Cave Gargantua」の「Vin de la Fée」というシリーズの白ワインでした。葡萄は100%「Gewürztraminer (ゲヴュルツトラミネール)」が使われていて、薔薇のような華やかな香りがするワインでした。

主人は「Fresh spaghetti alla chitarra with carne salada」というリコッタリーズと牛肉のパスタで、合わせたワインは100%「Gewürztraminer (ゲヴュルツトラミネール)」の白ワインでした。

パスタが手打ちなんですが、普通の食感と違って、少しパサパサしてるんだけど、しっかりとした味が付いていて、新食感でした。美味しかったです。

私は、「Crêpes alla valdostana」をメイン1にしました。

valdostana(バルドスターナ)という牛のハムのクレープで、とてもあっさりしていましたよ!これに合わせたのが、「Petite Arvine (プティ・タルヴィン)」でした。

不思議不思議!とてもワインと食事が合います。さすが・・・!

メイン2と赤ワイン

メイン2に合わせたのは、赤ワインです。

左が「Didier Gerbelle」の「L’Aîné」というシリーズの赤ワインです。葡萄は「Petit Rouge(プティ・フージュ)」の仲間のNeretというものが100%使われていました。

右は、「Cave Monaja」の赤ワインです。「Petit Rouge(プティ・フージュ)」と「Pinot noir (ピノ・ノワール)」をメインとした割合の赤でした。

このワインは人々から放置された、ある村から見つかった葡萄を使って復活させ、その葡萄を今生に残していくため強化するという考えのもとに作られたワインだそうです。ストーリーが素敵ですね♪

メイン2の「Pork fillet in poppy seed crust」に合わせたのが、「Cave Monaja」の赤ワインでした。ピノ・ノワールが40%入っているからか、飲み口が軽くて良かったです。

私は、「Grandma Germana’s tripe」にしました。トリッパとイタリアの郷土料理ポレンタを合わせたものです。

ワインは、「 Petit Rouge(プティ・フージュ)」の仲間のNeret100%の赤を合わせてくれました。

チーズと赤ワイン

右のワインは「LES GRANGES」の赤ワインで、Vien de Nus, Petit Rouge, Premetta, Mayolet e Fuminの5種類の葡萄のブレンドワインでした。どれもAosta (アオスタ)を代表する葡萄らしく、聞いたことのない葡萄の名前もありました。

このワインはヨーロッパ一標高の高い場所で作られているワインなんだそうです。そういえば、「スイスにもヨーロッパ1標高が高い場所で作られた葡萄畑のワインがあるよ!」という謳い文句を聞いたことがありますが、実際のところ、どっちのほうが上なんでしょうね??

気になったので、調べてみたのですが、スイスはValais(ヴァレー州)のVisperterminen(フィスパーテルミネン)がスイス一標高が高いぶどう畑がある場所で標高650m〜1150mで、イタリアはValle d'Aosta(ヴァッレ・ダオスタ)にあるDora Baltea (ドーラ・バルテーア川)の上流で作られるぶどう畑がある場所は標高900~1300メートルなんだそうです!

あ・・・!ということは・・・!?

Valle d'Aosta(ヴァッレ・ダオスタ)の方が標高が高いですね!!ただ、どちらも標高が高いことには変わりないし、凄いことです!

ここで、そんな素晴らしいワインが飲めて良かったです♪

さて、左のワインは、「Caves Cooperatives De Donnas(協同組合)」で作られているワインで、イタリアの最高品種ネッビオーロをメインに使っている赤ワインでした。

そのワイン達に合わせたチーズはまたそれぞれ違って、こちらの「Assiette of 5 cow's milk cheeses」は、牛で作られた5種類のチーズでした。これとヨーロッパ一標高の高い場所で作られた「LES GRANGES」の赤ワインを合わせました。

またもう一種類のチーズは、「Assiette of 5 cheeses "Autour du Mont Blanc"」です。モンブランの周りで育った牛のチーズの盛り合わせでした。こちらには、「Caves Cooperatives De Donnas(協同組合)」で作られている赤ワインを合わせました。

デザートとデザートワイン

いよいよ、最後のデザートです。

デザートにもワインを合わせるんですから、素晴らしいですよね。日本では考えられない・・・

右のワインですが、「La viller」の「Chambave Muscat Flétri」です。100% Muscat Petit Grainでできており、甘さはあるのですが、甘ったるくなく、するすると飲めてしまいました・・・!

左は、「DEUX PETITS DOUX」のワインで、Bianchi, Muscat Petit Grain 、Petite Arvine (プティ・タルヴィン)」の3種類の組み合わせたデザートワインでした。

ここでも、「Petite Arvine (プティ・タルヴィン)」がでてくるなんて・・・スイスよりも、色んな使い方がされている感じがして、アオスタのワインに興味が出てきましたね・・・!

そしてデザートは、「Belgian White Chocolate,Bavarois」です。ホワイトチョコレートのババロアですよ・・・!濃厚でとても美味しかったです。これに合わせたワインは100% Muscat Petit Grainのワインでした。

もう1つのデザートは「Panna Cotta with Cinnamon and Liquorice」にしました。イタリアと言ったら、パンナコッタですよね♪こちらには、

大好きPetite Arvine (プティ・タルヴィン)が入った「DEUX PETITS DOUX」を合わせていました。

まとめ

以上で、5コースのお料理とそれぞれに合わせたワインをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

私の感想としましては、まずワインに驚きました!こんなに「Petite Arvine (プティ・タルヴィン)」が使われているなんてびっくりでしたし、どれも本当に美味しくて・・・

Aosta (アオスタ)は、ワインの名産地ですね・・・氷河によって削られてできた大きな渓谷が広がる街だからこそ、美味しいワインが作られるのでしょうね!

スイスワインがお好きな方には、是非Aosta (アオスタ)のワインを飲みに行ってほしいです。

また、お料理もどれも美味しくて驚きました。

一つ一つのこだわりが感じられたし、綺麗に盛り付けられていて、ここで食べることができて良かったです。

Aosta (アオスタ)に行かれた際には、是非是非こちらのレストランへ立ち寄ってみて下さいね!

「Osteria da Nando - Aosta」の場所

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