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🇨🇭日本人夫婦のスイスで出産!てんやわんや物語③〜HUGの試練の塔での5日間編〜

2023年10月13日

先日ご報告させて頂きましたように、私Karinはスイスのジュネーブにて元気な赤ちゃんを出産いたしました!

日本人夫婦の私達が、この地で出産を体験したことは言葉の壁などの面で大変でしたが、それ以上に素晴らしい経験ができましたので、お話したいと思い、記事にしました。

まずは出産編、そのあとで妊娠中の検診の様子などお話していきたいと思っていますので、是非このシリーズをお楽しみ下さいね♪

今後、スイスで出産を迎える全てのママさんのお役に立てますようできるだけ詳しく書いていきます!

前回までのお話はこちらから読めますので、是非先に読んでから続きをお楽しみ下さいね!↓

🇨🇭日本人夫婦のスイスで出産!てんやわんや物語①〜早朝の破水から入院&恐ろしく長い陣痛編〜

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🇨🇭日本人夫婦のスイスで出産!てんやわんや物語②〜ついに出産!緊急帝王切開までの流れ編〜 

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試練の塔編

眠ることができない入院初日

さて、ついに待ちに待った我が子に会うことができ、とっても嬉しかったのですが、44時間の出産で心身ともにクタクタでした。正直ここから休めると思っていたのですが、それが大間違いだったのです!

まず喉がカラカラでお水を飲みたかったのですが、術後のせいで深夜の2時まで水ももらえない状態に・・・。本当に本当に喉がカラカラでむせるし息ができないしで本当に苦しかったです。何度も何度もお願いしてやっと薄い小さなシャーベットみたいなのを2かけらもらうことができました。

術後なので仕方ないのですが、これがまず辛かったですね。なんとか喉を潤しやっと眠れる!と思ったのですが、なんと1時間置きに薬を飲んだり、点滴の状態を見てもらう必要があると。そして、すぐ横には我が子がいるのですが、「赤ちゃんが泣いたらナースコールして。」と言われ・・・えっとつまり寝れない?!ってこと!?

そう、ここから休む暇もなく子育てのスタートだったのです!

ただ、私は帝王切開で動けないため、赤ちゃんが泣いたら、助産師さんが私の胸の上に赤ちゃんを連れてきて母乳をあげる、というシステムでした。

そして、そのまま慣れないながらも母乳をあげて、赤ちゃんが寝ちゃったらまたナースコールをして、赤ちゃんを隣のベッドに戻してもらう、の繰り返しで朝を迎えました。

1時間ごとの薬、点滴、授乳でとにかく寝ることはできませんでしたね。ちなみに、お手洗いについてはカテーテルを通していたので自分で行く必要はありませんでした。

さて、ほぼ寝れないまま、朝8時に朝食がきました。

パン3個、ホットチョコレート2カップ、ジャムとバター、りんごまるまる一個、オレンジジュースです。

お腹は空いていましたが、とてもじゃないけど切った箇所が痛くて起き上がれません。しかも、咳やくしゃみもできないほど痛いのです。ほぼ何も手をつけることができずに、時間だけが過ぎ、朝9時頃、ナースさんが身体を拭くタオルと歯ブラシを持ってきてくれました。

陰影部分は洗浄してくれ、その他の身体は自分でタオルを絞って拭きました。汗だくだったし、2日ぶり?だったのでとても気持ちよかったです。

この後は、通常の入院フロアに移動となりました。

入院部屋の紹介

通常フロアは2人部屋でした。結構広くて綺麗でびっくりです。

窓側になると、ベランダが目の前にあって開放的でしたが、既に入院している人がいたので、私は入口側のベッドでした。ちょっと残念・・・

こんな感じの椅子とテーブルもあるのですが、共有なのに先に入っていた人が使っちゃっていたので、私の家族は使えず・・・こればっかりは運ですね。

ちなみに、テラスからの景色はこんな感じです!とっても素敵でしたよ♪

部屋にはお手洗いとシャワールームもついています。

シャワールームには椅子があるので、座ったままシャワーを浴びることができました。ただ、帝王切開の人はしばらく歩くことも困難なので、実際にシャワーを浴びることができたのは入院して3日目くらいからでした。ちなみに、シャンプーなどはないので持参が必要です。

備品は、毎日パジャマと紙パンツ、ナプキン、タオルが用意されました。パジャマが用意されるのってありがたいです!

さて、お部屋に戻りまして・・・赤ちゃん用のおむつ台、水道など設備は整っていました。

更には赤ちゃんの着替えまであるのです!しかも全てプチバトーでした!これにはびっくり!

その他の使い捨て備品も用意してあります。おむつやおしり拭き、綿棒、コットン、クリームなどとにかく必要なものは全て揃っていました。

実は、入院する前に色々と準備して持ってきていたのですが、持ってきたものは何も使いませんでした!至れり尽くせりの設備にびっくりでしたね。

帝王切開の入院は5泊6日〜2日目〜

さて、ここからは入院した5日間についてお話していこうと思います。

先程もちょっと触れましたが、入院2日目もシャワーは浴びれませんでした。浴びれないというか、私が動けないのです。助産師さんは、「とにかく歩く練習しないとね!」と言っていましたが、お腹に力が入らないので、立つこともできない状態でした。お手洗いも辛いので極限まで我慢してできるだけ回数を少なくして行きました。

それから、赤ちゃんは常に横にいます。赤ちゃんが泣く度にナースコールをして母乳をあげるのを手伝ってもらう、という感じでした。

生後1日目の赤ちゃん、産まれた翌日は結構寝てくれる?みたいで昼間は静かでした。ただ、夜間はずっと泣いていましたが・・・

入院2日目のランチです。結構ボリューミーですよね!お腹が空いていたので、美味しく頂きましたよ♪

午後は、主人と義母が来てくれました。まだふにゃふにゃの赤ちゃんを見て、どうやって抱いたらいいか分からず恐る恐る抱っこする主人でしたが、我が子は可愛すぎて始終笑顔でした。

主人の会社の方からは素敵なお花とメッセージカードも届き、癒やされました。入院してすぐの素敵なプレゼントに感激です!

義母は先に家に帰り、主人は私の食事が終わるまでいてくれました。

夕食はこちらです。大盛りパスタ(笑)グリーンサラダ、牛肉の生ハム、バナナ、桃、パン、スープ。とにかくボリューミーで、食べきる事ができず、主人に食べてもらいました。

帝王切開の入院は5泊6日〜3日目〜

入院3日目の朝です。カーテンをあけたくても、隣の人に権利があるので、私は暗闇の中の朝食となりました。

パン3個、ヨーグルト、オレンジジュース、ホットチョコレート2杯、オレンジです。

結構頻繁に助産師さんが来てくれて、母乳のあげ方や私自身の歩く練習の指導など色々と教えてくれました。ただ、昨晩も赤ちゃんがずっと寝てくれず泣いていたため、私は寝ることができず・・・陣痛のあったときから考えたらもうまる3日?4日?くらい寝れてなかったので、私の顔が酷く疲れて見えたらしく、助産師さんが「午前中は赤ちゃんを預かってあげるから、あなたは休みなさい」と言ってくれ、2時間ぐっすり眠ることができました。これは本当にありがたかったな〜。

11時頃、寝ていた赤ちゃんが起きたので私も目が覚めました。そして、また試行錯誤で母乳の練習です。

私も出ないし、赤ちゃんも上手に吸えず、新米同士で悪戦苦闘しました。練習、練習・・・!

そうこうしているうちに、ランチがきました。これまたボリューミーです(笑)

牛肉の煮込みに、サラダ、パン、リンゴ、フルーツサラダ、乾燥ビーフです。いやぁ、豪華ですね!

そして、午後はまた主人が来てくれて、赤ちゃんとコミュニケーションを取ったり、おしゃべりしたりして過ごしました。

そして、夕食です。キッシュにパン、サラダ、スープ、乾燥ビーフ、洋梨、プリン。このキッシュ美味しかったな♪

主人は20時頃までいてくれました。さて、ここからまた眠れない夜のスタートです!

赤ちゃんをベッドに乗せると泣いちゃうので、ずっと抱っこしているのですが、そうすると自分は眠れません・・・でも、置くと泣くし、私はまだ抱っこして歩ける状態じゃないしのループでした。また、母乳も1時間くらいあげても、満足してくれず(泣)困って困ってナースコールをしました。

すると、粉ミルクを持ってきてくれたのです!これは90mlボトルですが、半分だけ入ったのものを渡されました。赤ちゃんにあげると、すごい勢いで飲み始めたのです!あぁ・・・お腹が空いていたんだな・・・私の母乳は出ていないのかも・・・と不安になってきました。

赤ちゃんは、満足して私の胸の上で寝ました。これには一安心したのですが、私は赤ちゃんが落ちたらどうしよう、とか寝ている間にふんじゃったらどうしようとか色々考えてこの日も全く眠れずでした。

帝王切開の入院は5泊6日〜4日目〜

さて、入院4日目の朝です。寝不足ながらも可愛い我が子が隣ですやすや寝てる姿に癒されました。みゅうみゅう言ってるんですよ。本当にこんな可愛い鳴き声がこの世の中にあるのか!?ってくらい可愛くて・・・寝不足でも頑張れる!って思えました。

そして、朝食です。パン3個、ヨーグルト、ホットチョコレート2杯、オレンジ、オレンジジュースです。

ちなみに、赤ちゃんを抱っこしたままなので朝食を食べることは困難でした。お腹は空いているんだけど、食べれず見ているだけで過ごしていたら、助産師さんが来てくれて、「朝食を食べる間、赤ちゃんを預かってあげるから食べなさい」と言ってくれました。本当に優しい(泣)

そして、この日も「あなたはよく頑張っているよ。また数時間赤ちゃんを見てて上げるから、休みなさい」と言って預かってくれました。

また2時間ほど睡眠が取れて、パワーチャージです。

そうこうしているうちに、ランチが運ばれてきました。この日は、チキンカツ、カリフラワー炒め、ハッシュポテト、乾燥ビーフ、パン、サラダ、ヨーグルトです。いや、本当にボリューミー(笑)

午後は、スイス人夫婦がお見舞いに来てくれてチョコとワインを持ってきてくれました!このワイン、すっごくすっごく美味しいから飲みたいけど、私はしばらく飲めない・・・のでセラー行きです!(笑)1年後?2年後?授乳が終わったら飲もうと思います♪楽しみ!

色々とおしゃべりをして、スイス人夫婦の子育ての話を聞きました。参考になるな〜!

この日も主人が20時くらいまでいてくれて、私の夕食を食べ終えて歯を磨くまででいてくれました。ようやく、自力で立って歩けるくらいまできたのです。本当に、帝王切開って大変です。お腹が痛くて笑うこともできないのですよ・・・

この日の夕食は、クスクス、乾燥ビーフ、パン、バナナ、りんご、野菜スープでした。

主人が帰ってからは、我が子と母乳の悪戦苦闘の時間のスタートです!この日もなかなか飲んでくれないし、泣き止みません。

5分吸っては、5分寝るみたいなのを深夜まで繰り返すこと5時間・・・辛すぎてナースコールをしました。

我が子が大泣きの中、隣の子は静かなので、どうしてだろう?と思い、ちらっとみたらなんと搾乳機を使っていました!ここで、「ずるい!」という思いが込み上げてきたのです。私も搾乳機を使って一度にたくさん赤ちゃんに母乳をあげられたら・・・とそんな気持ちになりました。(後ほど書きますが、搾乳機を使う意味をこの時はまだわかっていませんでした)

深夜に、また粉ミルクを半瓶もらい赤ちゃんにあげたら、やはりすごい勢いで飲むのです。あっという間になくなっちゃっいました。その後は、寝てくれたけど、今度は赤ちゃんの姿勢が気になり、私が寝れないのです。

足が痺れるけど、変に起こして泣かれるのも辛いので我慢・・・30分後くらいに赤ちゃんが起きて泣いたので母乳を頑張るも、中々飲み終わりません。やっぱり母乳がでてないのか、30分以上やっても満足しないのです。なので再びナースコールをして「瓶ミルクがほしいです」と言ったら「3時間以上あけないと渡せない」、と。え・・・昨日は連続でもらえたのに(泣)

助産師さんによって考えが違うのかな、と思いました。思い返せば前日にくれたのは若い助産師さん、今日はベテランの助産師さんです。

なので結局、赤ちゃんはお腹が空いて泣いたままで、私も朝まで一睡もできずでした。さらに、泣きわめいている鳴き声を隣の人に聞かせるのも申し訳なく思い、色々と苦しくなり追い込まれ、気がついたら朝7時にギャン泣きする我が子を連れて廊下を徘徊していました。

ちなみに、深夜に主人からのLINEがきていました。見てみると本当に心のこもったメッセージで凄く感動して涙を流しました。

帝王切開の入院は5泊6日〜5日目〜

5日目の朝です。徘徊中からスタートなわけですが・・・夜に色々とあり、いつも優しくしてくれた助産師さんに廊下で会ったら涙が出てきて・・・気がついたら大泣きしていました。

そんな私を見て心配してくれた助産師さんが、「落ち着いて、まずはコーヒーを飲もう!」と廊下の明るいスペースに連れてってくれてコーヒーを淹れてくれました。フランス語だけだったけど、とにかく凄く励ましてくれて、「あなたは頑張ってるよ。本当にいいお母さんになれるよ。大丈夫、あなたは偉いよ。自信もって!」と何度も何度も声を掛けてくれました。

さらに「赤ちゃんを預かってあげるから、まずは朝食食べて午前中は寝なさい」と言ってくれ心を落ち着かせてくれました。

さらに、フロアの責任者のナースも来てくれて、母乳の仕方をマンツーマンで教えてくれました。すると、あれ?母乳がたくさんで始めたではありませんか!赤ちゃんも飲めてる・・・ここでも、また感無量になって号泣・・・そして、またたくさん励ましてもらえました。

5日目の朝食

助産師さんとナースのおかげで、午前中は本当に爆睡させてもらいました。何日ぶりでしょう・・・久しぶりに4時間くらい寝れました!

ところが身体は回復したのですが、目が覚めると、今度は目がぱんぱんに腫れていたのです・・・目が開きません・・・こんな顔で主人に会うの嫌だなと思いながら・・・

ランチがきました。この日のランチはチキンのトマト煮込み、パスタ、サラダ、乾燥ビーフ、パン、洋梨、チョコレートプリンです。睡眠を取って身体が回復したのでお腹が空いていたのか全部食べることができました!ただ、乾燥ビーフは毎日こんなに出るから口の中が痛くなってきました(笑)

食べ終わって赤ちゃんと過ごしていたら、主人とお義母さんが来てくれたのですが、私の顔を見てびっくりしていました。

目の腫れって嫌だな〜・・・早く治るといいな。

ちなみに、「母乳をあげるのが難しいならこれを使って!」と助産師さんからシリコンカバーを渡されました。こんなの意味があるのかな?と思ったのですが、痛くないしこれはすごい!と思いました。

また、色々と主人と義母とおしゃべりをして元気になり、あっという間に時間は過ぎていきました。

入院最後の夕食がきました。キッシュに茹で野菜、乾燥ビーフにパン、バナナ、桃、スープです。最後だから豪華なのかな?とちょっと期待しましたがいつも通りでちょっと残念でした(笑)でもとっても美味しかったです。

たくさんの人に励ましてもらい、今日は母乳頑張るぞ!と言う気持ちになりました。とても前向きなスタートで入院最後の夜を迎えます。

さて、深夜に張り切って授乳!今日は上手くいくと、気合いをいれて挑んだのですが1時間以上あげても赤ちゃんは寝ず・・・これには流石に困って助産師さんに相談したところ、「あなたは十分あげたと思うよ。私も経験あるけど、たまにこういう子がいる。もし、更に15分授乳しても、まだ欲しがったら、ナースコールして」と言われました。

結局15分後も授乳が終わらずだったので、ナースコールをしたら、助産師さんが、「う〜ん。赤ちゃんの様子がちょっとなんか変だからチェックするね。赤ちゃんを預かるからあなたはベッドで休んでて」と、言ってくれ、深夜1時半〜2時半までの1時間久しぶりに夜間に背中を伸ばした状態で寝れました。本当に疲れていたのか、起きたら体中が痛くてびっくりするほど。

今思えば、頭の中が赤ちゃんのことでいっぱいだったためか、身体の疲れが全く感じてなかったことに気がつきました。

ちなみに、2時半にはチェックを終えた赤ちゃんが戻ってきたのに気がついて目が覚めました。赤ちゃんすやすや寝てくれています!

このあとは、助産師さんが「あなたもこのまま寝なさい。」と言ってくれ4時半まで寝ることができました。本当は赤ちゃんはまだ寝ていたのですが、隣の赤ちゃんの鳴き声で目が覚めてしまったのです。

そうそう!隣のマダム、自分の赤ちゃんが泣いてるのに全く起きず、20分経っても起きないから、ナースコールして教えてあげました。お隣さん、看護師さんに起こされて寝ぼけながら授乳してましたよ(笑)これくらいの気持ちの方がいいのかも?

5時半頃にようやく私の赤ちゃんが起きて、また授乳の練習を始めました!赤ちゃんと一緒に頑張ったよ!

帝王切開の入院は5泊6日〜退院〜

今日は退院の日です。午前中にドクターが来て「身体の調子はどう?あなたが希望するのならまだ入院していてもいいけど、どうする?」と言われました。少し考えましたが、2人部屋ということもあり、隣の人に自分の赤ちゃんの鳴き声などで迷惑をかけたら申し訳ないな、と思いましたし、いつの間にかいびきが出るようになっていて、それも気になっていたので入院を延長するのはやめました。

最後の朝食です。パン3個、オレンジジュース、ヨーグルト、オレンジ、ホットチョコレート2杯、ジャム、バターでした。この朝食にも慣れてきて、美味しく食べることができました!

朝食後、「シャワーを浴びて」と言われ、久しぶりのシャワーを浴び、その後は血圧を測り、ふとももに筋肉注射を打たれ、帝王切開の縫い後にあったホッチキスを取る作業と消毒をしてもらいました。

実は、帝王切開の後を見るのが怖くてここで初めて見たのですが、まさかホッチキスで止められているとは思いもしませんでした!ちなみに、ホッチキスの芯を取る作業は痛くありませんでした。よかった・・・!

続けて今度は赤ちゃんのチェックです。赤ちゃんの体重測定、目やおしりなど身体のチェック、ビタミンDを処方されました。

同時に主人は各種証明書の手続きに行きました。ジュネーブ市への出生登録のため受付に行ってもらったのですが、書類が足りずまた後日となりました。

それから、その場でスイスの母子手帳とママへのご褒美ということで赤ちゃんと行けるプール?のギフトカードを頂きました。こんなプレゼントがあるなんてびっくり!

あと、スイスにも母子手帳があったことに驚きました。日本と違って産まれてから記入していくスタイルみたいで、妊娠中の情報を書くところは全くありませんでした。

さて、最後のランチです。

ハンバーグ、マッシュポテト、蒸し野菜、グリーンサラダ、パン、カットフルーツ、乾燥ビーフ、りんごでした。相変わらず量が凄いです(笑)

全ての手続きが終わり、いよいよ帰宅となりました。綺麗に化粧をして、赤ちゃんには可愛いベビードレスを着せて、病院の前で記念撮影しよう!と思っていたのですが・・・

「新生児はチャイルドシートがないと車に乗れないよ。」と言われ、帰宅方法でちょっと揉めました。もちろん、自家用車はないし、でもタクシーもだめとなると・・・トラムしかないではありませんか!

でも、ベビーカーも抱っこ紐も準備していなくて、大混乱!実はおくるみ紐は持っていたのですが、練習して来なかったため、使い方が分からず使えません・・・なので、抱っこしたままトラムで帰ることを決意したのです。

もし、途中で泣いちゃったら不安だったので、「帰りのトラムに乗る間、もしもの時のように瓶ミルクをくれませんか?」と言ったら、「それは認められない。途中であなたが授乳したらいいでしょ」と言われ瓶ミルクをもらうことができませんでした。

まだ生後5日の赤ちゃんをトラムに乗せて、新米ママの私がトラムの中で授乳!?と困ったけど、貰えないものは仕方がない・・・なので覚悟しておくるみに包み、抱っこで病院を出ました。

なので、笑顔で記念撮影〜♪なんてする暇はなく、誰にも挨拶もできず慌ただしく病院を後にしました。退院ってこんな感じなの!?

不安に思いながらトラムに乗ったら、なんと赤ちゃんが爆睡しているではありませんか!絶対泣くと思っていたので、すやすや寝ている赤ちゃんの姿に驚きました。

無事帰宅!

そして、無事、自宅に帰ることができました。

どこに赤ちゃんを置こうか悩んだのですが、お祝いでバウンサーを頂いたので、乗せてみました。初バウンサーなので寝てくれるか不安でしたが、なんとそのまま寝てくれました!バウンサーの威力にはびっくりしました!

夕食は、念願のお寿司を食べました!ジュネーブで大人気の「湖山」さんのお寿司です。妊娠してからずっと食べていなかったので、本当に嬉しかったし美味しかったです!!シャリが小ぶりなのもいいですね♪

久しぶりの自宅に、お寿司、そして知らない人に気を使うこともなく過ごせるという開放感でかなり気持ちが楽になりました。

この日は、赤ちゃんも初めての環境で寝ることになるので、ちゃんと寝れるか不安でしたが、大家さんから頂いたベビーベッドで2時間睡眠に成功しました!病院では一人で寝てくれることは全くなかったので、かなり感激しましたよ!

これには嬉しくて、翌朝主人に「2時間連続で寝てくれたよ!」と報告すると「僕は眠れなかった」と。あれ?なんで?と思い聞いてみると、まさかの回答が返ってきたのです・・・

まとめ

今日は、ちょっと長くなりましたが、病院での出来事をご紹介しました。

国が違うと病院食も違うし、考え方や指導方法も違うんだなと思いました。全く寝れず、粉ミルクはたった2回しか貰えなかったので、授乳に苦労しましたが、これって重要なことなんですよね。

さて、次は退院後の様子をご紹介していきます!主人は何のせいで眠れなかったのか!?その④に続く・・・

🇨🇭日本人夫婦のスイスで出産!てんやわんや物語④〜自宅編〜

先日ご報告させて頂きましたように、私Karinはスイスのジュネーブにて元気な赤ちゃんを出産いたしました! 日本人夫婦の私達が、この地で出産を体験したことは言葉の壁などの面で大変でしたが、それ以上に素晴 ...

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