10月12日（土）に毎年恒例の「Le Rallye du Chocolat Geneve」が行われました！
私は2022年ぶりの参加でしたが、以前のコースに加えて新しく板チョコ専門コース「Bean-to-Bar」が追加され、また違った楽しみ方ができました。
さて、2024年度版はどうだったのか！？今日は新コースの板チョコ専門コース「 Bean-to-Bar」についてご紹介していきたいと思います。
※2022年の様子をご紹介した記事を最後に貼っておきますので、是非そちらも合わせてお読みくださいね。
「Le Rallye du Chocolat」ってなに？
とその前に、「Le Rallye du Chocolat」について簡単にご説明したいと思います。
「Le Rallye du Chocolat」は、10月1日の「世界ココアとチョコレートの日（JMCC）」を祝うために、2015年10月にジュネーブで開催されたのがスタートです。
2016年からはローザンヌでも、開催され毎年大盛況＆大成功を収めています。
「Le Rallye du Chocolat」に参加したショコティエ達は、特別に考えられた新しいチョコレートを発表し、ラリーに参加した市民達に新作のチョコレートを振る舞います。
そして、各ショコラトリーで秘密のキーワードを教えてもらい、英語かフランス語の文章を作って、最後にお気に入りのショコラトリーに投票するというシステムとなっていました。
各ショコラトリーからしたら、自慢の一品をたくさんの人に食べてもらうことによってファンが増えますし、参加者からしたら、今まで知らなかったショコラトリーを知れたり、実際に作っているショコラティエさんのお話を聞くことができるので、双方にとっても最高のイベントとなるのです！
「Le Rallye du Chocolat Geneve 2024」のスタート！
参加するには、事前にエントリーしてチケットをDLしておく必要があります。今年はA,B,Cの3種類のコースが用意されており、各コースの参加料は8フランでした。（ジュネーブのケース）
2022年に全てのコースを申し込んだのですが、1日で12箇所のショコラトリーを巡る必要があり、時間が本当にギリギリになって大変だったので、今年はBとCの2つのコースを申し込みました。
さて！まずはイベント会場からスタートです。会場にはたくさんの人がいて、みんなチョコレート手におしゃべりしています。
階段を登って2階に上がると・・・
Cコース「 Bean-to-Bar」
一つのお部屋にたくさんのショコラトリーのブースが設置されていました。
ここでは主にCコースの「 Bean-to-Bar」がメインになっているようでした。
「Notes de Fève」
まずは、「Notes de Fève」へ行きました。
「Notes de Fève」は、店舗を持たずフリブール州をメインとしたワインショップやお店に直接卸して販売しているチョコレートブランドです。
職人さんから直接チョコレートの説明を聞きながら、試食することができました。
板チョコはカカオの良さや香りが直にでるものなので、職人さんも力を入れているみたいです。ビターな感じでとても美味しかったです。
「Maison du Carack」
次にお隣にあった「Maison du Carack」のブースへ行きました。「Maison du Carack」は、「Carack」というスイスの伝統的な緑色のケーキの名店です。
ちなみに、「Carack」はチョコレート、クリーム、フォンダン、ショートブレッド、パイ生地などで構成されているケーキで表面を緑のアイシングで色づけた特徴をもちます。
ここでも板チョコが振る舞われましたが、「Carack」のほうが食べてみたいなと思ったので、今度実際のお店に買いに行ってみようかなと思いました♪
こういう発見ができるのもこのイベントの魅力ですね♪
「Du Rhône」
一番人気があったのが「Du Rhône」でした！職人さんからの説明のあと、板チョコいただけましたよ。直接職人さんに質問もできるとのことで、まわりの方たちは色々と質問していました。
ちなみに、「Du Rhône」は私のお気に入りで、日本へのお土産に買ったり、カフェ利用したりとよく通っています。
詳しくは別記事でもご紹介しているのでこちらも合わせてお読みくださいね。↓
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「Canonica」
「Canonica」は、1968 年にチョコレート事業を展開、2011年にジュネーブに独自のチョコレート研究所を設立、2015年には最先端のテクノロジーを備えた新しい研究所を設立しているお店で、ショコラティエには数々の賞を受賞しているSamuel Romagnéさんを迎えています。
今回はCコースの「 Bean-to-Bar」の他にもBコースの店舗での参加もしているので、このあと店舗へも行く予定です。
ここでも職人さんからのこだわりの説明を聞きながら板チョコをもらいました。
「Betjeman and Barton」
ちらしやHPには掲載がなかったのですが、「Betjeman and Barton」のブースもありました。
「Betjeman and Barton」はCarougeに店舗を構えるお茶専門店で本拠地はフランスですが、スイスではCarougeに店舗があります。
基本的に紅茶やお茶のみを取り扱っているのですが、今回のためになのか、お茶フレーバーのチョコレートがたくさん並んでいました！
日本では抹茶やほうじ茶のチョコは馴染がありますが、スイスでは板チョコで抹茶やほうじ茶のものは珍しいかもしれません。
これを機にいろんなショコラトリーが抹茶やほうじ茶の板チョコを出してくれたら嬉しいな〜！
サプライズ・・・？「カカオフルーツジュース」
最後にサプライズとしてカカオフルーツジュースが飲めるブースがありました。
カカオフルーツジュースってなんだろう？と思っていたら説明をしてくれましたよ。
写真にありますように、チョコレートの原料になるカカオの実を包んでいる白い部分で作るジュースらしいです。
調べたら、日本ではゴディバでも販売しているみたいで驚きました！
とてもフルーティーで美味しかったです！
その他のブース
チョコレートコーナーの他には、こんな感じの写真スポットや
ロゴ入のグッズも販売していました。
2階では主催者？の方のインタビューも行われていましたよ！
まとめ
ということで、今日はCコースの「 Bean-to-Bar」にをご紹介しました。
最後にまとめますと、Cコースの参加ショコラトリーは、
・Guillaume Bichet・・・この会場には出店していないため店舗へ行く必要あり
・Canonica・・・板チョコの他にもBコースにエントリーしている
・Betjeman and Barton・・・お茶・紅茶専門店
・ ETAPE SURPRISE・・・カカオフルーツジュース
・Du Rhône・・・板チョコの他にもBコースにエントリーしている
・Carrack・・・緑色のタルトの名店
・Notes de Fève・・・店舗を持たないチョコレート屋さん
というラインナップでした！
一度に6箇所を周ることができるので時間がない方にオススメのコースですよ！
ただ・・・板チョコしかないのでなんだか淋しい感じもします・・・
やっぱりプラリネチョコが食べたい！ということで、明日はBコースの全容をご紹介したいと思いますのでお楽しみに！
2022年度のイベント記事はこちら
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