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🇨🇭【第一話】ジュネーブのチョコレートイベント「Le Rallye dy chocolat」に参加してきたよ!その①〜Wolfisberg、MR & MRS RENOU、Micheli、PONCIONI〜

2022年10月14日

2022年10月8日(土)にジュネーブで大きなお祭り「Le Rallye dy chocolat」がありましたので参加してきました♪

ジュネーブ市内にお住まいの皆様は、参加した方も多かったのではないでしょうか??今年は、4店舗〜12店舗のショコラトリーを周るイベントで、1日にたくさんのチョコレートを食べたことと思います♪

世界トップレベルのチョコレートを1日にこんなに食べられるなんて、なんて贅沢・・・!

私は、もちろん12箇所全部のショコラトリーを周ってきましたので、今日から4店舗ずつご紹介していきますね♪

「Le Rallye dy chocolat」ってなに?

とその前に、「Le Rallye dy chocolat」について簡単にご説明したいと思います。

「Le Rallye dy chocolat」は、10月1日の「世界ココアとチョコレートの日(JMCC)」を祝うために、2015年10月にジュネーブで開催されたのがスタートです。

2016年からはローザンヌでも、開催され毎年大盛況&大成功を収めています。

「Le Rallye dy chocolat」に参加したショコティエ達は、特別に考えられた新しいチョコレートを発表し、ラリーに参加した市民達に新作のチョコレートを振る舞います。

そして、各ショコラトリーで秘密のキーワードを教えてもらい、英語かフランス語の文章を作って、最後にお気に入りのショコラトリーに投票するというシステムとなっていました。

各ショコラトリーからしたら、自慢の一品をたくさんの人に食べてもらうことによってファンが増えますし、参加者からしたら、今まで知らなかったショコラトリーを知れたり、実際に作っているショコラティエさんのお話を聞くことができるので、双方にとっても最高のイベントとなるのです!

「Le Rallye dy chocolat」の参加方法

イベント詳細は、約1年前から開催地が決定し、詳しい日程は数ヶ月前からオープンとなります。

そして、イベント日の1ヶ月前からチケットの販売がスタートとなるのです。

その際におおまかな参加店がわかりますが、今年はコースが色々と分かれていました。

A・B・Cの3つのコースが用意されていて、それぞれ4店舗のショコラトリーが参加します。

チケットはAだけ、とかAとCの組み合わせという買い方もでき、A・B・Cの3つセットというコースもありました。

また、事前にオンラインで購入すると割引が受けられ少し安く買えます。私が購入したA・B・Cの3つのコースセットは一人18フランでした。

他のコースの金額はちょっと覚えていなかったのですが、単品だと数フランだったと思います。

イベントのスタート!

さて、楽しみにしていた「Le Rallye dy chocolat」の当日がやってきました!

天気はあいにくの雨でしたが、私の心はもう虹が架かっていて、ワクワクでやばかったです(笑)

当日は、まず決められた場所にチケットを引き換えに行きました。本当はイベントの一週間前から引き換えはできたのですが、当日引き換えでも全く問題ありませんでしたよ。

チケット交換場はたくさんの人で賑わっていました。

奥に進むと、チョコレートパスポートの引換所となっており、

ここで、オンラインチケットを見せると手続きが完了となります。

各チョコラトリーの場所が書いてある地図と、それぞれのコースのスタンプカードが渡されました。

さ〜て・・・どこから行くか!?

出口にはオリジナルグッズが売っていました。すでにトートバックが完売していたのには驚きましたが、お値段が良心的でいいなぁと思いました。

私は、記念にボールペンを購入!なんと1フランでした。

作戦

さて、1日で12箇所のショコラトリーを周らないといけないわけですが、制限時間もあります。イベントは10時〜17時まででして、7時間の間に12箇所周って投票まで終わらせないといけないのです。

また、店舗の場所は離れているところもあるので、トラムを使うことは必須となります。でも、一回ごとにトラムチケットを買っていたら、交通費だけで結構な額になってしまいます。

そこで、以前ご紹介したジュネーブ市内「Journee Tout Genève 2 personnes」買って移動することにしました!

「Journee Tout Genève 2 personnes」は、券売機で購入できるチケットで、土日であれば、2人分のジュネーブ市内のトラム移動が10フランとなる凄いチケットです。ZONE 10(言い換えるとジュネーブ州内)の中であればトラムも電車もバスも乗り放題です。

これを使わない手はありませんよね♪あとは、周る順番を事前に考えて準備は完璧です!

「Journee Tout Genève 2 personnes」について詳しく書いた記事がありますので、こちらも合わせてお読み下さいね↓

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①Wolfisberg

まず1店舗目に来たのは、「Wolfisberg」というお店です。

「Wolfisberg」は、ブーランジェリー&パティスリーで、ジュネーブに3店舗、ロールに1店舗ある地元密着型のお店です。そういえば、スイス人の友達に以前美味しいお店だよと勧められたことがありました。

でも、実際に行くのは初めてだったのでわくわく♪

お店の裏側に行くと、結構な列ができていました。こんなに並ぶとは思ってなかったので、ちょっとびっくりしました。

でも、列はサクサク進んで徐々に前に前に・・・

すると、試食の前に何かのワークショップがあるではありませんか!

なんだろうと思ったら、板チョコに自分の名前を書くワークショップでした!これは面白い♪

「子供のアトリエ」と書いてありましたが、大人も含めた並んでいた全員が参加していたので、私も書かせてもらうことに!

書くのがちょっと難しかったけど、猫ちゃんも書けたし自分的に満足しました!

そして、先程の名前付きチョコが乾くのを待っている間に、お店の新作チョコレートを試食です!

フランボワーズのガナッシュを65%の濃度のブラックチョコでコーティングして、中には小麦のショートブレッドが入っているそうです。

さて、一つ頂いてみますよ・・・!

ショートブレッドが入っているのでサクサク!そして、ラズベリーの甘酸っぱさと甘すぎないダークチョコレートのハーモニ・・・!美味しい!

チョコレートを食べながら、お店の人が説明もしてくれました。テーブルには使った材料も並べられています。

お店の考えや思いが聞けるのもいいですよね♪

一粒のチョコレートを食べ終わった頃には、私の名前チョコも完成していました!丁寧に袋に入れてくれています!素敵なお店でした♪

Wolfisbergの場所

②MR & MRS RENOU 

さて、次に向かったのはジュネーブ内では超有名店「MR & MRS RENOU 」です。やっぱり、人気店だけあって長蛇の列ができていました・・・!

「MR & MRS RENOU 」は、スイスのジュネーブ発祥のチョコレート屋さんでショコラティエのChristopheさんは、2010年に国際菓子コンテストであるシャルル・プルーストで優勝、2015年にMOF取得した経歴を持つ方です。

また材料に拘りを持っていて、マダガスカル、ペルー、ウガンダの 3 つの国で180 本のカカオの木を自分のショコラトリーのためにだけに生産しているんだとか!

さて、約15分待ってようやく順番がきたのですが・・・!

なんと!ショコラティエのChristopheさんが直々にチョコレートを配っているではありませんか!

ここのチョコレートが好きで、よくHPを見ていたからすぐに分かりました!本人から直接チョコレートをもらえるなんて!

しかも、直に目の前でその説明までしてくれるではありませんか・・・感激・・・!

「この感動を伝えよう!」と、いつものお得意の定型文フランス語を発動させ、一緒に写真まで撮ってもらいました♪うふふ・・・宝物にしよ♪

写真も撮ってもらったし、チョコレートは美味しいしでもうテンションMAXです!そのまま店舗に入りました。

すると、さっき食べた新作チョコレートの説明書きがありましたよ。

「Forêt-Noire」というチョコレートですが、皆さんは「Forêt-Noire」が何かご存知ですか?

「Forêt-Noire」とは、ケーキの種類の一つでスイス内でよく見かけます。チョコレートスポンジケーキとお酒に漬け込んださくらんぼ&生クリームを挟んで、削ったチョコレートをまぶしたケーキのことですが、そのケーキを一粒のチョコレートに見立てているんだとか。さすが、発想が豊か・・・!

ここでは、さくらんぼをゼリー状にして、アーモンドペーストとカカオペースト、バニラガナッシュを挟めて、63%のダークチョコレートでコーティングしています。

とにかく、めっちゃくちゃおいしかったです!期待を裏切らない「MR & MRS RENOU 」様・・・

さて、中に入ったからには何か買おうかな〜??やっぱりマックサブレがいいかなぁ?なんて友達と話していたら、ちょうどマックサブレを補充していたお姉さんが、「よかったら一つ食べてみる?」と無料で一つくれました!!!え〜!!!超びっくり!!だって、これ一つ3.5フランもするんですよ!?

すっごく嬉しかったです・・・(泣)しかも、やっぱりびっくりするくらい美味しい・・・!

なので、今回はマックサブレをいくつか買うことにしました♪

そして、後から気がついたのですが、このお姉さん、マネージングディレクターのCarolineさんだったのですが、HPを見る限り、奥さんぽいんですよね?でもどこにも奥さんとは書いてなくて・・・どちらにせよ、創設者のChristopheさんの大切な人ということは分かったのでよかったです♪

マックサブレの横にはマドレーヌも並んでいました。今まで見たことなかったので新作かな??マドレーヌも美味しそうだな〜!今度買いに行こう♪

お店を出たら、入ったときよりも長蛇の列ができていました・・・!いい時に入れてよかった〜♪

MR & MRS RENOU について、詳しく書いた記事もありますので、合わせてお読み下さいね↓

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MR & MRS RENOUの場所

③Chocolaterie & Pâtisserie Micheli

さて、次に向かったのは「Micheli」というショコラトリーです。こちらもすでに大行列でした。

「Micheli」は、1964 年にジュネーブにPierre Poncion(ピエールポンチョーニ)さんによって設立された、ジュネーブの人たちに愛されていたショコラトリーでしたが、何らかの理由で閉業しました。そこを、ジュネーブの起業家兼「La Fabrique」のオーナーであるPhilippe Rielleさんが引き継ぎ、以前と変わらないレシピ、当時からずっと働いていた従業員、創業者の家族をそのまま雇用して現在の形になったそうです。

また、若いパティシエを起用して伝統を守りながらも現代に沿ったチョコレートも提供しているんだとか!

こういう、昔からあるお店のそのまま考えを引き継いだまま再出発させるのって素晴らしいですよね。

さて、約10分くらい待って、ようやく中に入れました!わくわく・・・!

店内はこじんまりしていますが、とってもオシャレで美味しそうなチョコレートやお菓子が並んでいます。

そして、新作チョコレートをもらいました!(お写真ピントが合ってなくてすみません・・・)

こちらのチョコは「Bourgeon de Cassis」というチョコレートです。キャラメリゼしたカカオニブ、カシスのゼリー、そして、カシスの芽を乾燥させたものをマダガスカル産のチョコレートでコーティングしたものでした!

奥には、もちろんショコラティエの方がいて、一組一組丁寧に説明してくれていましたよ!

チョコレートはもちろん絶品でしたが、少し複雑な味でプロ向け??のチョコレートだなと思いました!チョコレート好きさんには是非試してほしいです!

奥にティールームもあるみたいだし、今度改めて行ってみようと思いました♪

Chocolaterie & Pâtisserie Micheliの場所

④PONCIONI(Pose Emoi)

4軒目は「Pose Emoi」に行きました!こちらも大行列〜!本当にどこも大盛況ですね♪

ところで、スタンプラリーの地図には「PONCIONI」と書いてあったのですが、地図が示したのお店の場所に行くと「Pose Emoi」というカフェでした。

なんでかな?と思って調べたら「PONCIONI」はPierre Poncioni(ピエールポンチョーニ)さんとLiliane(リリアン)さんによって1964 年に「la chocolaterie Micheli」という名前で設立されたショコラトリーでした。あれ?この名前・・・?

そうです、先程ご紹介した③番のショコラトリーの創設者の名前なのです!

現在は、「PONCIONI」というブランドのチョコは店舗を持たずジュネーブ内のカフェなどに卸して販売しているのみらしく、今回販売店の「Pose Emoi」が協力したという形だったのですね。

「Pose Emoi」はカフェなので、ケーキやサンドイッチが並んでいました。

さて、約10分ほど並んで、新作チョコをゲットです♪

伝説のPONCIONIさんはいませんでしたが、新作チョコには期待が高まります!

ここは、チョコレートの説明書きがありませんでしたが、他とは違ってミルクチョコレートをメインしたものでした!もちろん美味しくって、気分は最高に!!

Pose Emoiの場所

今日のまとめ

世界的建築家のル・コルビュジエの作品の前を通ったよ!

まずは4箇所のショコラトリーをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

どこのお店も拘りを感じられ、またどこも遜色ないくらい美味しくて順位なんてつけられない!と思いました・・・!

今まで知らなかったショコラトリーやその歴史を知ることもできたこともよかったし、作り手の顔を見ながらその思いを聞けるもの本当に素晴らしいなと思いましたね。

さて、明日はこの続きで更に4つの店舗をご紹介しますのでお楽しみに♪

ここまででチョコ何個食べた?

チョコは4個と、マックサブレ1個食べたよ!紅茶持参してよかった♪

紅茶持ってたの??いい考えだね♪

第二話に続く・・・↓

🇨🇭【第二話】ジュネーブのチョコレートイベント「Le Rallye dy chocolat」に参加してきたよ!その②〜Du Rhône、La Bonbonnière、Guillaume Bichet 、Favarger 〜

2022年10月8日(土)にジュネーブで大きなお祭り「Le Rallye dy chocolat」がありましたので参加してきました♪ ジュネーブ市内にお住まいの皆様は、参加した方も多かったのではないで ...

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