スイスのヴァレー州にフランス語圏とドイツ語圏を公用語とするSierre/Siders(シエール)という街があります。
ヴァレー州ではスイスワインの40%の生産を誇っていて、スイス内でのワインの産地としてとても有名です。そのヴァレー州にあるSierre/Siders(シエール)では、質の高いワインを生産していることで知られていて、約40種類の葡萄の品種を育てています。
そんなSierre/Siders(シエール)には、2つのワイン博物館があるのですが、今日はそのうちの一つをご紹介したいと思います。
この日の1日の旅行記もありますので、是非こちらこからお読み下さいね♪↓
🇨🇭日曜日の日帰り旅行・ワインの歴史とセントバーナードに癒やされる旅!〜エーグル城、セントバーナードミュージアム、ピエール・ジアナダ財団、ワインミュージアムシエル&ザルゲッシュ
ローヌ谷の中央部に位置する美しい場所にSierre/Siders(シエール)の街があります。
今日は、は16~17世紀に建てられた由緒ある邸宅の中に入っているワイン博物館についてお話します。
Sierre/Siders(シエール)の駅名が2つ表記の理由は、フランス語とドイツ語が公用語のため、2つの読み方を書いているかららしいです。面白いですね!
さて、ワイン博物館に行くのに、この街ではハイキングを兼ねて歩いていくことを推奨しているようでした。
ハイキングコースは、今日ご紹介するSierre/Siders(シエール)のワイン博物館と明日ご紹介予定のSalgesch(ザルゲッシュ)のワイン博物館までの小道を歩くコースになっていて、素晴らしい景色や葡萄畑を見れるそうです。
ただ、その距離は、なんと6キロで、時間にして2時間半のコースなんだそうです。
時間に余裕がなかったので、私達はハイキングするのはやめてちょっと変わった方法でSierre/Siders(シエール)のワイン博物館へ向かいました。
Sierre/Siders(シエール)駅から歩いて3分くらいのところに、フニキュラー乗り場があります。
これは、葡萄畑を通っているフニキュラーで、私達が行きたい博物館の近くまで行けたので乗りました。
最初、このフニキュラーを見た時、ガラスが割れていたので、ちょっと心配になったのですが、乗ってみたらそんなことは、どうでもよくなりました!
と言いますのは・・・
見てください!このパノラマ感!!
お天気だったということもありますが、左・右・上と大きなガラスが張り巡らされていて、とても素敵な景色を見れたのです!
もちろん、周りは葡萄の木だらけ!
一駅で降りましたが、とても楽しい移動でした。
「Funiculaire Smc(フニキュラー)」乗り場はこちら↓
葡萄畑を進んでいくフニキュラーをお見送りして、ワイン博物館へ向かいました。
駅から少し歩いただけで、この景色で、とても感激しました!
山が・・・山が奥まで見えます!
乗り場からは徒歩で7分ほどのところに、ワイン博物館があります。ルートはこんな感じです。
暫く歩いていると、お城が見えてきました!石の門を潜って先に進みます。
到着しました!ここでは、ヴァレー州の名物がいろいろ楽しめるレストラン兼ワイン博物館です。
ただ、ワイン博物館はこちらのお城ではなくてすぐ横の新しい建物にありました。看板がでています。
こちらが、「Musée du Vin - Sierre (Valais)(ワインミュージアムシエール)」です。
入場料は大人6フラン(約730円)です。「Swiss Museum Pass」で無料で入れます。
営業期間は3月〜11月で冬の間はお休みです。それと、月・火もお休みです。水曜〜金曜は14時〜18時までの4時間のみの営業で、土・日は11時〜18時まで開いています。
開いている時間が限定されているので、訪れる方は事前によく調べてから行って下さいね♪
「Swiss Museum Pass」について詳しく書いていますので、是非こちらからお読み下さいね♪↓
チケットの手続きをしてミュージアム内に入りました。まず、最初の部屋です。
ワインを作っている写真や、
ヴァレー州のワイン畑の写真が展示してありました。
それから、当時使われていたワイン樽や、
ヴァレー州のワインが展示されていました。
1番奥の部屋にはワインに関する本が置いてあって、自由に読むことができました。
2階はワインに関する最近の展示物などがまとめられていました。
ワインの樽底に映像が流れるコーナーもありましたよ。
ワイン作りのシーンやワインを飲むシーンの映画など、3種類のムービーが流れてました。
そして、奥の部屋には、ヴァレー州の独特の形のワインボトルが展示されていたり、グラスが展示されていました。
メッセージ?として、「ワインの好みは帽子の好みのように人それぞれですよ!」と書かれていました。確かにそのとおりですね♪
1980年〜のポスターなどもありました。
3階に行きます。
3階は、屋根裏部屋ぽくて、そんなに広くありませんでした。ワインを作る時に使う道具が展示してあったり、
変わった建築物のワイナリーの紹介がされていました。
どちらも同じ方が建築したみたいですが、斬新ですね!
部屋の窓に白い線が書いてあったので、建物に合わせて写真を撮ってみました!
上手くいったかな♪
ワインミュージアムは結構小さかったのですぐに見終わりました。
なので、隣のレストランへ行ったのですが、閉まってました(泣)一杯くらい飲みたかったな。
お城のまわりにはさまざまな葡萄の木が植えられていて、一目で比較できました!面白いです♪
ワインの特性を書いた表もありましたよ!
帰りはバスで駅まで戻りました。素晴らしい景色とワインの勉強になったので良かったです。さて、明日はもう一つのワイン博物館をご紹介しますが、もう一つの方は結構大きくて見応えありました!色々と書きましたので楽しみにしていてくださいね♪
以上、ヴァレー州のワインの歴史が分かる「Musée du Vin - Sierre (Valais)(ワインミュージアムシエール)」でした。
「Musée du Vin - Sierre (Valais)(ワインミュージアムシエール)」の場所はこちら↓
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