スイスではサマータイムが始まってから、日が延びてきて、1日の行動時間が長くなりました!それに伴って、電車の始発も早くなり4時代に出発する電車が出現!
ということで、今週末は4時起きして、電車とバスで約7時間かけて世界遺産ザンクト・ヨハン修道院があるMüstair(ミュスタイア)まで行ってきました!
こちらが、今日の世界遺産ザンクト・ヨハン修道院までのルートですが、スイスを端から端まで横断しているのがわかると思います(笑)
まず、Genève(ジュネーブ) のコルナヴァン駅(ジュネーブ中央駅)を早朝の4時50分に出発しました。
Genève(ジュネーブ )→Lausanne(ローザンヌ)→Zürich(チューリッヒ)→Landquart (ラントクワルト)→Zernez(ツァルネス)→Müstair(ミュスタイア)と乗り継いで行きます。約5時間半の電車の旅です。
長旅なので、外の景色が美しいのは助かります!
たくさん乗り継いで、10時半にようやくZernez(ツァルネス)駅に到着しました。
Zernez(ツァルネス)は、スイス唯一の国立公園への玄関口になっています。
ここから更にバスで1時間乗って、国立公園を越えて世界遺産のザンクト・ヨハン修道院を見に行きます。Post Busで811番です。
ルートはこんな感じです。
街中の建物は、特別な装飾がされていて、写真で見られる模様は、ズグラッフィートという陶磁器などに用いられる手法で描かれているそうです。この辺りの地域の家には多く見られます。
しばらく進むと、大自然になってきました。
スイス国立公園は、1914年に開園した、敷地面積170.3キロ平方メートルの大自然がある場所です。そして、その大自然は、全く手をつけずに自然の状態で保護しているそうです。
バスのルートも崖の横を走るので、バスからみる国立公園の大自然は迫力満点でした!
ちなみに、スイス国立公園の場所はイタリア国境が近いので、スイス側からイタリアに行くことができるトンネルを途中で見かけました。
国境マニアの主人は、そのトンネルを超えてイタリアに入ってみたかったなぁ。とぶつぶつ横で言ってました(笑) ちなみに、トンネルを抜けるのに20ユーロくらい必要だそうです!(ちょっとお値段に自信ないので、気になる方はご自身でお調べくださいね。)
20分くらい進むと、国立公園唯一のホテルがありました。国立公園の大自然と共に一晩過ごせる唯一のホテルなので貴重ですね!
バスで30分くらい走らせたところで、標高2349mまできました。この峠の名前はOfenpass(オフェンパス)です。ここからは下っていきます。
下っている間、朝早かったせいもあって、ウトウト・・・起きたらバス停に到着していました(笑)
さて、今日の目的地であるKloster St. Johann Müstair(ザンクト・ヨハン修道院)は、780年に修道士のために設立され、12世紀からベネディクト会修道院となりました。現在では12人の修道女が集団生活を送っていて、ゲストハウスなどを開いているそうです。
ユネスコ世界遺産に登録されたのは1983年で、中世初期の美しいフレスコ画が決め手となりました。
教会の中は質素ながらもフレスコ画が綺麗に保存されていました。
天井の形に特徴があり、パイプオルガンもありました。
修道院は4階建てで小さいのですが、階段や扉がたくさんあり、迷路みたいで迷いました。
窓からの景色も綺麗でしたよ。
こんなに穏やかで大自然の中にある修道院が、ユネスコ世界遺産に認定されるのも納得ですね!
詳しくは別記事で書きましたので、是非こちらからお読み下さいね♪↓
🇨🇭世界遺産Kloster St. Johann Müstair(ザンクト・ヨハン修道院)
「Kloster St. Johann Müstair(ザンクト・ヨハン修道院)」の場所はこちら↓
ザンクト・ヨハン修道院を見たら、また1時間かけてバスで戻り、電車に乗り継いでDavos(ダボス)まで向かいます。
今度は、Zernez(ツァルネス)→Sagliains(サリアイン)→Klosters Platz→Davos Dorf(ダボスドルフ)のルートです。
ルートはこんな感じです。
途中のダボス湖がとても綺麗でした!
Davos Dorf(ダボスドルフ)駅に到着しました。ここから、またバスに乗ってダボス会議が開催された建物を見に行きます!バスで数停留所乗って「Horlauben」で降ります。
歩くこと数分で、ダボス会議が行われた「Davos Congress Centre」に着きました。カッコいい建物ですね!中には入れなかったので、外観だけになりますが、ここに世界中の大統領や首相が来ていたかと思うとテンション上がりました!
建物の裏側には世界中の国旗が飾ってありました。
ダボス会議が行われた「Davos Congress Centre」の場所はこちら↓
ダボス会議の建物を見たら、キルヒナーの美術館に行きました。
キルヒナーはドイツ人画家ですが、最終的にスイスのダボスで過ごしたため、ダボスに美術館があるのです。この作品は、ダボスの街並みだそうです。
だいぶ変わってしまいましたが、絵と同じ場所だと思います。尖った教会は当時と変わっていませんね!
キルヒナー美術館は4部屋しかないので、すぐに見終わりました。他に、特別展としてスイス人画家マーティン・ディスラーの作品も数多く展示されていましたよ!
キルヒナー美術館についても詳しくは別記事で書いていますので、是非こちらからお読み下さいね♪↓
🇨🇭独特の世界観「Kirchner Museum Davos(キルヒナー美術館)」
「Kirchner Museum Davos(キルヒナー美術館)」の場所はこちら↓
美術館を見た後は、歩いてDavos - Platz駅まで行き、そこから電車で、今日宿泊するZürich(チューリッヒ)まで行きました。
Davos - Platz(ダボスプラッツ)→Landquart(ラントクワルト)→Zürich(チューリッヒ)です。
ルートはこんな感じです↓
Landquart(ラントクワルト)で乗り換えた電車がたまたまレトロなレストラン車で、素敵な車両でした♪
各席に大きな窓が付いているので、迫力満点の景色を楽しめましたよ!今はコロナなのでお食事の提供はしていませんが、コロナが収まったら、こんな素敵な席でゆっくりお食事しながら旅をしてみたいな〜!
Zürich(チューリッヒ)に着いたので、トラムに乗り換えてホテルまで行きました。今日はシェラトン チューリッヒ ホテルに泊まります!
お部屋が3段階もアップグレードされて、ジュニアスイートになってました!
ホテルについては、別記事でまとめていますので、こちらからお読み下さいね♪↓
🇨🇭【BONVOY】コロナ禍の「Sheraton Zurich Hotel(シェラトン チューリッヒ ホテル)」のジュニアスイート
ホテルに着いた時間が19時近く、お腹が空いていたので夕食を食べることにしました。
ホテル内のステーキハウスはホテルゲスト用にのみ提供していたのですが、今日は、母の日スペシャルメニューのご用意で、お値段もスペシャルすぎたので、そこで食べるのはやめて、近くのお店でテイクアウトすることにしました。
すぐ近くにイタリアンがあったので、持ち帰りにしようと思ったらクローズ中(泣)
ウーバーイーツ上では、オープンって書いてあったしメニューも選択できたのに、お店がやってないってどういうこと?!危うくお金だけ払うところでした・・・
他には、もう近くにあるのがインド料理かヒマラヤバーガーしかなかったので、食べたことのないヒマラヤバーガーを試して見ることにしました!
ポテトたっぷりのセットです!
私はオリジナルヒマラヤバーガーを食べましたが、お肉がホロっと柔らかくてびっくり!!ラム肉なんですが、相当煮込んでます!それにネギと柔らかい人参グラッセ、ピーナッツがトッピングされていて、柔らかい白パンに挟んでありました。ヒマラヤバーガー凄い!
主人は、オントルコート(牛肉)のプレミアムバーガー!こちらもお肉がしっかりしていて美味しかったそうです。
ちなみに、この2つのバーガー+ポテトで43フラン(約5300円)でした。スイスの物価高さに今日も震えました(笑)
「Himalaya Burger & Co.」の場所はこちら↓
サマータイムのおかげで、電車の始発が早まったので、1日で行動できる範囲が広がって良かったです♪週末旅行1日目はこんな感じでした。明日は、2日目について書きますので、是非お読み下さいね♪↓
最後までお読み頂きありがとうございました。サマータイム最高!と思った方は、ぜひ「ぽち」っとお願いします♪
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