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🇨🇭謎の手紙その①〜ロスチャイルド家から謎の招待状が届いた

2021年2月14日

去年のクリスマスシーズンのお話です。自宅に一通のお手紙が届きました。

差出人は・・・

Baron Philippe de Rothschild だと・・・・!?つまり、言わずとしれたロスチャイルド家からのお手紙???なぜ我が家に・・・・

裏側はこんな感じになっていました。

ロスチャイルドといっても、ピンと来ない方へ、ロスチャイルド家を簡単に説明いたしますと、ヨーロッパの財閥、貴族で、18世紀後半にフランクフルトのゲットー出身のマイアー・アムシェル・ロートシルトが銀行家として成功し、彼の5人の息子が、それぞれフランクフルト・ウィーン・ロンドン・ナポリ・パリの5か所に分かれて銀行業を拡大させた一家です。更に、スペインのMZA鉄道とイタリア鉄道、郵便事業にも関わり、ロンドン家とパリ家は日露戦争のころ日本政府へ巨額資金を貸し付けた歴史もあります。他にも水道事業、運河買収の貸付、各国の主要銀行の設立など、とにかく挙げて言ったらきりがないほどの大きな事業をしている一族です。

で、その事業の中の一貫なんでしょうが、フランスボルドー地方にワイナリーを保有しているようで、そこからの招待状でした。

中を開けてみますと・・・

黄色の部分にちゃんと私達の名前が入っていまして、内容はまず右側には、「2019年のワインを半額で提供します」「ギフトとして、ムートンカルデのマグナムボトルを2箱用意しました」

え・・・?何???

右のページを読んでみましょう。また名前がちゃんと入ってる!

1つ目の招待は、 Mise de la Baronnie 2019 というワインを半額にしますよ!

2つ目の招待は、1月31日に2人をボルドーに招待しますよ!

と書いてあります。むむむ・・・・怪しい・・・

更に手紙を開いてみると、ワインの説明と値段、そしてまた名前入りの招待状が!

「週末に、シャトー・ムートン・ロートシルトのワイナリーで一緒にワインを楽しんで、ジュネーブ、バーゼル、チューリッヒから飛行機で旅行して、最高のホテルであるブルガリホテルに滞在できますよ!」

なんて書いてあるではないですか!なにそれ素敵すぎる!!な〜んて、夢みたのは一瞬で、実はこれ、インターネットか郵便での抽選みたいでした(笑)しかし、私達、一度もロスチャイルドのワイナリーから直にワインを買ったこともないのに、なんで名前と住所を知ってるんでしょうかね・・・?

実はロスチャイルド家のワインは頂いたことがあったので飲んだことはありましたが、個人情報とは全く関係ありません(笑)

味は普通に美味しかったですが・・・

瓶にも「ロスチャイルド」の名前が刻印されています。

まぁ、なんでもいいんですが、ちょっとだけ淡い期待をしてしまった日でした。

最後に、何故この手紙が来たかですが、冒頭の写真に戻りましょう。

この切手の下にある「P.P.」の文字に注目して下さい。「 Poste CH SA」と書いてあるので、スイスの郵便局のサービスの一種だと思います。何かをPRしたい企業が郵便局に頼むと、自動で広告を送ってくれるサービスかもしれませんね。でも、こうやっておもしろいDMが届くので結構楽しみにしている自分もいます(笑)

以上、謎の手紙その①〜ロスチャイルド家から謎の招待状が届いたでした。

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