スイス スイスチョコレート ベルン州

🇨🇭「Ragusa」のチョコレートの工場「Chocolats Camille Bloch」に行ってきたよ!

スイスにはたくさんのチョコレート工場があります。

今までにも、「Lindt (リンツ)」、「Cailler(カイエ)」、「Läderach(レダラッハ)」、「Maestrani’s Chocolarium(マエストラーニ ショコラリウム)」の工場へ行っているのですが、「もうこれ以上ないだろう」と思っていたら、まだ行っていないチョコレート工場があることに気が付き、今回行ってきました!

今回行ってきたチョコレート工場は「Chocolats Camille Bloch」です!このブランドは、スーパーでよく見かける「Ragusa」が有名です。(おそらくパッケージを見たら「あぁ!」となるはずです(笑)

「Chocolats Camille Bloch」はどんなチョコレート工場なのか!?ご紹介していきたいと思います!

それぞれのチョコレート工場に行った記事もありますので、是非こちらも合わせてお読みくださいね。 ↓

🇨🇭スイスにあるチョコレート工場4選!〜リンツ・マエストラーニ・カイエ・レダラッハ)

スイスには、様々な体験ができるチョコレート工場があります。 チョコレート工場だなんて聞いただけでワクワクしてきますよね!なんだか夢のような世界が待っているような・・・ 今日は、そんなワクワクした気持ち ...

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「Chocolats Camille Bloch」

「Chocolats Camille Bloch」への行き方

「Chocolats Camille Bloch」へは、「Courtelary」という駅が最寄りです。「Courtelary」は、ベルン州ですが、近い大きな駅は「Biel/Bienne」駅や「Neuchâtel」駅です。

駅を降りると、目の前には緑色の草原が広がり、牛達が自由に草を食べたり、寝転んだりしていました。

なんともスイスらしい光景です。

初めて近くでスイスの牛を見た息子は大興奮で、「モーモー!」と言いながらその場を中々動いてくれませんでした。本物の牛さんを見れてよかったね!

中々動かない息子をなんとか誘導し、本日の目的地「Chocolats Camille Bloch」のチョコレート工場へ向かいます。

駅からは、すでに本社が見えていて、徒歩で行ける距離です。

大きな道路に出て、ものの数分歩くと・・・

「Chocolats Camille Bloch」に到着です!

入場料などの基本情報

さて、「Chocolats Camille Bloch」についてですが、事前予約は必要ありません。リンツやカイエなどの人気のチョコレート工場は予約したほうが無難ですが、ここは観光客があまり来るようなチョコレート工場ではないので、混雑することがありません。

中に入ると、一番有名なチョコ「Ragusa」がお出迎えしてくれました!このパッケージを見たらもうわかりましたよね♪

入場料は、大人15フラン、学生13フラン、6歳〜16歳以下9フラン、5歳以下は無料です。

家族割は、大人2人と子供2人か、、大人1人と子供3人で40フランです。

営業時間は月曜日定休で、それ意外は9時30分〜18時まで開いています。

ちょうどイースターの時期に行ったので、可愛いうさぎさんのチョコレートが展示されていました♪

子供には、塗り絵と

チョコレートがもらえます。あ!大人ももらえます(笑)

塗り絵はミュージアム内にある塗り絵コーナーで色を塗って最後にまた受付に持ってくると、プレゼントがもらえます。

ミュージアムへ入るよ!

チケットを買ったらミュージアム内に入っていきます!

中に入ってすぐ左手にはオリジナルチョコレート作りができる教室がありました。

受付で案内されるので、作りたい方は申込みをするといいと思います。

さぁ、入口です!チョコレートミュージアムの入口って凄くワクワクしますよね。

壁にはチョコレートの発売日年表がありました。「Ragusa」は1942年からあるんですね!2008年には現在のパッケージになっています。

初めてのチョコレート工場にわっくわくの息子!先頭きって入ってきました(笑)

創業は1929年ですが、1935年には現在の場所「Courtelary」に工場を設立します。

そして、1942年に「Chocolats Camille Bloch」の顔となる主力製品「Ragusa」が誕生します。

1940年代は第二次世界大戦初期で特にヨーロッパでは激戦の時期でした。そのため、原材料であるカカオが不足しており、製品を安定的に作ることができなかったそうです。そこで創業者のCamille Blochさんは、ヘーゼルナッツをペースト状にしてさらに、大きなヘーゼルナッツをまるごと加えるというアイディアを思いついたそうです。

ヘーゼルナッツの分、カカオを使わなくてすむという大胆なアイディアですね!

今となっては嬉しい形状ですが、当時はこれが画期的なアイディアだったとは驚きです。

発売当初の「Ragusa」のパッケージを模倣した巨大パネルには、ミニ質問コーナーがありました。

Q.なぜ、チョコレートの値段を40セントにしたのですか?

A.1942年当時、チョコレートは高級品でした。それでも、たくさんの人に食べてもらいたいと考えた創業者のCamille Blochさんは、みんなが手の届く価格40セントで販売したそうです。(当時、牛乳1リットルが38セント)

など興味深いことが書かれていましたよ!

そんな質問コーナーの裏からはなんだかいい香りが・・・!

なんと後ろの蛇口から温かいミルクチョコとダークチョコが流れていました!使い捨てのスプーンも置いてあって、自由に試食することができました♪

初めて食べる温かいチョコレートソースに、あまりの美味しさに息子は震えていました(笑)

隣のスペースは、これまた面白そうな展示ブースです。

ここでは、次の主力商品「Torino」の歴史を学べるコーナーとなっていました。

「Torino」は1948年に誕生しました。チョコレートバーの形をしている「Torino」ですが、なんとこの形で販売したのは創業者のCamille Blochさんが最初なんだそうです。

また、赤いバイクが置いてあるコーナーがあったのですが、ここに座ってチケットをかざすと記念撮影ができるような仕掛けになっていました!

他にも、当時のポスターが展示されたコーナーもありました。

さて、ここでちょっと休憩です。ここは・・・

最初に受付でもらった塗り絵ができるコーナーでした!たくさんの子供達が一生懸命に塗り絵をしていて可愛かったです。

そんな塗り絵コーナーの周りに展示されていたのは、世代交代の話です・・・

1970年に創業者のCamille Blochさんが亡くなったそうです。その1年前には息子のRolfさんに経営を引き継いでいたんですって。

1971年には社内に保育所を設立したり、1980年には「Biel/Bienne」のホッケークラブのスポンサーになったりと社会活動にも意欲的になってきました。

さらに、2005年にはRolfさんの長男に経営を引き継いでいます。

現在は3代目となり、家族経営が強固であることが証明されました。どんどん大きくなる会社、素晴らしい経営ですね!

一通り歴史を学んだら、チョコレート工場へと入っていきます!

まずは、会社の顔である「Ragusa」で使われるヘーゼルナッツの保存方法を見学し・・・

ヘーゼルナッツとアーモンドの試食コーナーがありました!カリカリで美味しかったです。

それから、香り当てコーナーがあり、

カカオからチョコレートになるまでを学べる機械がありました。ここでは実際に小さな機械を動かすことができて楽しかったです。

そして、ここからは・・・

お楽しみの試食コーナーが続きます!

まずは、ライブキッチンで作った、できたて「Ragusa」の試食です。ダーク、ミルク、ホワイトと3種類全部ありました。

出来立ては本当においしくてちょっとびっくりしましたよ!

更に反対側では「Torino」が作られていました。

こちらも出来立てだったので、とても美味しかったです!

息子にはちょっとだけあげるつもりが、一口でパクっといっちゃってたので驚きました(笑)

あとは、パッケージ方法の機械を見て、

「Torino」コーナーで撮影した写真を携帯に送れるコーナーや

ゲームセンターがありました。ほんと面白いミュージアムです!

更には、写真スポットや

360度スクリーン映画館もありました。

壁には、過去のチョコレートパッケージが展示されていて、これも見ているだけで面白かったです。

こちらは創業の1940年〜50年もの、

そして、1960年〜70年、1980年〜90年、

2000年、2010年〜20年と全てのパッケージを見ることができました。

そして、ここでミュージアムは終了です。とても見応えもありましたし、楽しいコーナーや試食コーナーも充実していてよかったです。

お土産屋さん

ミュージアムを出ると、お土産屋さんがありました。

レジ横には、また試食コーナーが(笑)実はどちらも食べたことがなかったので、試食してみたのですが、「Mousse」チョコがとっても美味しくてびっくりしました!丸いチョコの中には、本当のチョコレートムースが入っているのです。これはお土産にいいと思いましたね!

そして、「Ragusa」コーナーに

「Torino」コーナー、

量り売りコーナー

保冷バックやエプロンなどの雑貨に、

まさかのチョコレートジェンガや

Ragusaパズルまで売っていました(笑)

ウケ狙いのお土産によさそうですよね。

そうそう!息子が完成させた塗り絵を受付にもっていったら、卵型のチョコを2つもらいましたよ!

カフェ

奥には、カフェもありました。

ドリンクの他に軽食も食べられます。

更には子どものプレイルームもありましたよ!(ここにはRagusaのジェンガもパズルもなかった・・・残念)

4種類購入!

完全に「Camille Bloch」に心を奪われた主人と私はとりあえず4種類買ってみました。

どれも見たことはあっても食べたことがなかったので、気になっていたのです!

実際に食べた感想としましては、とっても美味しかったです!特に「MOUSSE」が美味しくて、リピ確定となりました(笑)

まとめ

ということで、「Camille Bloch」のチョコレート工場レポでしたがいかがでしたでしょうか?

Camille Blochの歴史やチョコレートの特徴がわかりやすく展示されており、体験型コーナーも試食も多く、とても楽しい場所でした。

1歳の息子も本当に楽しめたようで来てよかったです。

チョコレート好きのみなさん!是非こちらの工場へも行かれてみてくださいね!

「Chocolats Camille Bloch」の場所はこちら

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