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🇨🇭「DELF A2」を受けてきたお話〜リスニングと筆記試験(Compréhension orale,Compréhension écrite,Production écrite)編〜

フランス語の資格といえば、DELFが有名ですよね!

2021年3月に「DELF A1」レベルを受けたお話を記事にしましたが、今回は、「DELF A2」を受けてきたのでどんな感じだったかお伝えしていこうと思います!

ちなみに、「DELF A1」のお話はこちらから読めますので、是非ご覧下さいね♪↓

🇨🇭「DELF A1」を受けてきたお話〜口頭試験(Produntion orale)編〜

🇨🇭「DELF A1」を受けてきたお話〜リスニングと筆記試験(Compréhension écrite,Production écrite,Production orale)編〜

🇨🇭「DELF A1」合格したよー!!!と勉強方法について

前回も書きましたが、「DELF」って何?とお思いの方がいるかもしれないので、今回も説明しますね。

「DELF」は国際的に有効なフランス語資格試験で、世界中で受験することができます。スイスでは3月、5月、6月、9月、11月の年に5回開催されていています。

スイスでの「DELF A2」受験料は一人235フラン(約29,000円)ですが、フランスや日本で受けるともっと安い値段で受験することができます。DELFはA1 、A2、 B1 、B2の4レベルあって、一番下のレベルがA1で、数値とアルファベットが上がるにつれて、レベルが高くなります。また、その上のレベルになるとDALFという試験になりレベルがC1 、C2の2レベルとなっています。

また、試験の内容は聴解、読解、文章作成、口頭面接の4つで構成されており、全てバランスよく出来なければなりません。1科目につき25点の合計100点の試験になりますが、全ての項目で合計50点を取れば合格なので、少しマシです・・・が、一つでも25 点中5点未満の得点を取ってしまうと不合格となります。

ということで、今回は9月に申し込みをして11月の受験でしたので、約2ヶ月の勉強時間で準備しました。

今回は、試験の1ヶ月前くらいに手紙は来ず、メールが届きました。このメールには、試験の日程が記載してあります。私達の日程は、先に聴解・読解・文章作成のテストで、その1週間後に口頭面接とのことでした。

これらの日程を確認したら、メールに付いている「Confirmer」ボタンを押して完了です。

テスト当日

「聴解・読解・文章作成のテスト」の日がやってきました。持ち物はボールペンとIDカードでした。5分前には会場の前に来るようにと書いてありました。

8ヶ月ぶりの会場です!一度来ていると、なんか安心感?ありますね。

今日も、たくさんの試験が同時に開催されています。

今日は10時15分開始だったので、余裕を持って行きました。

教室前には受験生の名前が一覧表で貼ってあるので、確認しておきましょう!

10分前には教室に入れます。アルファベット順に机に名前が書いてあるので、自分で席を探して座ります。

そして、名前が書いてある紙の横にIDカードを置いて待機します。

2020年3月からの変更点!?

実は、A2、B1、B2に関しては、2020 年から3年かけて問題形式を変更するそうで、今回のテストは旧式か新式か分からなかったのです。

日本ではまだ旧式、フランスでは既に新式の問題だったそうなんですが・・・スイスは現在新式ですよ!というアナウンスはなく、当日何がでるか分からないという状況でした。

そして、新式と旧式の違いが結構大きくて、新式になった場合、Compréhension oraleとCompréhension écriteの解答欄から記述が消える、という受験者にとってかなり有利な形だったのです!

旧式だと記述があるので、スペルミスや聞き取れなかった場合何も書けないわけですから、新式を願うばかり・・・。

それから、Compréhension orale(リスニング)の問題形式も大きく変わります。

旧式は大問3つは長い会話を聞いて5つの問題に答える、大題4は短い会話を聞いてそれに該当するものを線で結ぶというものでしたが、新式は以下に詳しく書きますが、文章が短くなるので、混乱するリスクが一気に下がるのです!

なので、とにかく新式であることを祈っていました・・・

そして迎えた試験日、目の前には問題用紙、祈る気持ちで中を開いてみると・・・

!!!!!!!!!!!!!

ヤッター!!新式でした!!!!!

新式なので、Compréhension orale、Compréhension écrite共に記述問題がありません。しかも、Compréhension oraleも余裕を持って問題に挑めます!嬉しい!

Compréhension orale

ということで、私が受けた新式の問題形式ですが、

大題1・・・短い文章を聞いて設問に答える(4択)1問1答形式×6問

大題2・・・短い文章を聞いて設問に答える(3択)1問2答形式×3問

大題3・・・会話を聞いて設問に答える(4択)1問6答形式

大題4・・・短い会話を聞いて、6種類の感情(お礼を言っている?何かを訪ねている?何かの感想を言っている?何かに招待している?何かを提案している?などなど)の中から一つ選ぶ

でした。会話は30秒ごとに2回ずつ流れます。

いつも勉強していたテキストよりもゆっくりに聞こえましたし、とにかく大題1と2は一気に問題を解かなくていいので、本当に楽でした。

Compréhension écrite 

次は、読解です。

【大題1】

6つの掲示板を見て、8人の希望と一致するものにチェックする。

誰々は自然が好き、誰々は新しいメニューの試食が好き、誰々は講義をするのが好き、誰々はスポーツを見るのが好き、誰々は展示会に行くのが好き、誰々はアートが好きなどなど・・・

掲示板は6個しかないので、8人中2人は答える必要がない。

【大題2】

メールの文章を読んで問題に答える。【問題6問】

内容は、子供が産まれた。誕生パーティをするので来て下さいというもの。

問題1・・・これは何を知らせるメールですか?

問題2・・・誰の家でパーティーをしますか?

問題3・・・何時からパーティーをしますか?

問題4・・・両親は何を持ってきますか?

問題5・・・何を助けてほしいですか?

問題6・・・???

【大題3】

短い文章を読んで設問に答える【1つの問題につき2つの設問×3】

大題3−1・・・上司からもらったメールを読む。内容は、新入社員が入ってくるので、その人についてお世話してほしいという内容

問題1・・・誰を歓迎しますか?

問題2・・・どこで契約書にサインすることができますか?

大題3−2・・・会社の規則。内容は何時に出社するか、持ち物は何か、注意点など。

問題1・・・出社したら何をするか

問題2・・・何をしてはいけないか

大題3−3・・・パソコンで何かに登録する仕方。内容はパソコンをどのような順番で操作するか。

問題1・・・最初にすることは何ですか?

問題2・・・最後にすることは何ですか?

大題3−4・・・長い記事を読んで設問に答える(3択)

内容は、レストランのバレンタイン特別クーポンの話。

問題1・・・何のための企画ですか?

問題2・・・???

問題3・・・この記事はla premiere anneeですか? vrai fouxの2択

問題4・・・???

問題5・・・クーポンはどこで買えますか?

問題6・・・質問があった際、どこに問い合わせますか?

Production écrite

【大題1】

あなたは、いとこの結婚式に行きました。その時の出来事を友だちにメールします。どこで結婚式が行われて、参加者は誰で、何を食べましたか?60文字以上

【大題2】

友達からメールが来て、それについて条件付きで返事を書く。60文字以上

内容・・・シネマのイベントに誘われました。一緒に行こう!そして映画を見よう。できるだけ早く返事してね。というメール

条件・・・参加することができない。招待を受けたお礼を言って、なぜ参加できないのか理由を述べ、代替案をして下さい。

【まとめ】

以上が、「DELF A2」のCompréhension orale,Compréhension écrite,Production écriteについての内容と試験内容の変更についてでしたが、新式で受けられると心に余裕ができるので本当に助かりましたね。リスニングとリーディングで記述があるのがいつも本当に嫌だったので、(数字とか聞き間違えるし・・・)、試験中はラッキー♪て感じで問題を解くことができました。

さて1週間後は面接です・・。面接はだいぶ不安なので、ここから1週間、必死に勉強していこうと思います。

以上、「DELF A2」を受けてきたお話〜リスニングと筆記試験(Compréhension orale,Compréhension écrite,Production écrite)編〜でした。

最後までお読み頂きありがとうございました。A2のテストを受ける参考になった!と思って頂けたら、ぜひ「ぽち」っとお願いします♪

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