コロナがなかなか収まらず、旅行に行く場所も限られているため、州の情報を確認しながらスイス国内の日帰り旅行をしてきました。今回は「CFF day pass」というものを使っています!
「CFF day pass」について別の記事で詳しく書いていますので、是非こちらからお読み下さいね↓
スイス日帰り旅行のスケジュールです↓(黒字部分を書いています)
7:00〜 Genève Cornavin(ジュネーブ中央駅)到着
7:05〜 coopで朝食のクロワッサンとコーヒーを買う
7:15〜 Zürich HB (チューリッヒ中央駅)行きの電車に乗る
9:30〜 Aarau (アーラウ)到着
9:40〜 旧市街散策
10:00〜 Aargauer Kunsthaus(アールガウ美術館)鑑賞
10:40〜 Aarau (アーラウ)のキオスクで飲み物を買う
10:45〜 Baden(バーデン)行きの電車に乗る
11:10〜 Baden(バーデン)到着
11:20〜 「愛の不時着ロケ地」のMuseum Langmatt(ラングマット美術館)鑑賞
12:40〜 Limmat Hochbrücke(ホッホ橋)からバーデンの旧市街地の素晴らしい景色を見る
12:50〜 ホルツ橋を渡って旧市街地に散策
12:55〜 Baden(バーデン)のクリスマスマーケットを見る
13:00〜 Manito Badenで絶品ハンバーガーランチ
14:25〜 Olten(オルテン)着、景色を写真に撮る&乗り換え
14:55〜 Solothurn(ソロトゥルン)到着
15:00〜 ゾロトゥルン大聖堂を鑑賞
15:10〜 イエズス会教会を鑑賞
15:30〜 ゾロトゥルン美術館を鑑賞
16:00〜 Biel/Bienne(ビール/ビエンヌ)行きの電車に乗る
16:15〜 Biel/Bienne(ビール/ビエンヌ)到着
16:30〜 Biel/Bienne(ビール/ビエンヌ)のクリスマスマーケットを楽しむ
17:30〜 ジュネーブに戻る
事前に、「CFF day pass」をゲットしたので、旅行当日はスムーズにトラムや電車に乗ることができました。
外はまだ真っ暗です。
朝食を食べてこなかったので駅のスーパーに寄りました。スーパーへ寄った時間は朝7時でしたが、普通にオープンしていました。助かりますね!
私のオススメは、coopのパン屋さんです。1つ1フラン〜2フランくらいで買えて美味しいので、いつもここで買います。駅のcoopを入ってすぐ左のパン屋さんは高いのでご注意を!ただ、高いだけあって、色んな種類があるし、凝ったものが買えます。特にこだわりがなければ、入り口入って右側のクイックレジか、奥のパン売り場のパンでも十分です!
今日は、まず最初にAarau (アーラウ)に向かいます。
時間ぴったりに行ったので、あまり待たずに電車が来ました!寒かったから助かりました><
朝早いので、座席はガラガラです。
途中、雪景色になりました。ジュネーブは積もっていないのに、場所によっては雪が積もっているのですね!
約2時間半後にAarau (アーラウ)到着です!駅を出たら、まずはバス停に向かいました。
バス停の屋根がとてもオシャレでしたよ。バスに乗って、Aarau (アーラウ)の旧市街地に向かいます。バスで5分くらいで着きます。
アーラウ(Aarau)はスイスのアールガウ州の州都です。1798年に、短期間ですがスイスの首都にもなったことがある場所なのです。
家が横にぴったりと並んでいるのが写真から見て分かると思いますが、城壁としての役割を果たしていたそうです。
こちらは、13〜16世紀の後期ゴシック建築の市庁舎です。
少し歩くと、「正義の女神の噴水」があります。1643年に彫刻家のハインツヘンツによって造られました。この噴水は複製で、本物はアーラウ市立博物館にあるそうです。
中央に見えるのは教会です。せっかくなので、教会まで歩いて登ってきました。
中に入ることができなかったのですが、教会からは旧市街を見下ろすことができます。
さて、次は街の繁華街にやってきました。カラフルな街並みが可愛いですね。
Aarau (アーラウ)は、 Giebel(ギーベル)という、日本語で屋根下を意味する場所に、凝った絵が描かれた家がたくさんあることが有名だそうです。ほとんどの家のギーベルに綺麗な絵が描いてありました。
こちらは、13世紀に建設された時計塔の「Obere Turm」です。
「Turm Obertor Aarau」の場所はこちら↓
旧市街を歩いた後は、アールガウ美術館に行きました。
アールガウ美術館は、1959年に設立された、現代美術が中心の美術館です。現代美術についての知識は全くないのですが、実際行ってみて、たくさんの驚きがありました。
中に入ると、既に現代アートを思わせる造りになっていました。入場料は17フラン(約2,000円)です。スイスミュージアムパスがあると無料で入れます。
受付を済ませるとこのようなコインが渡されます。このコインは鞄や荷物を預けるロッカーのコインです。
受付の地下にコインロッカーがあるので、ここでコートと荷物を預けてから美術館の見学を開始します。すぐ横にお手洗いもあります。
ロッカールームと同じフロアに本を自由に読んだり休憩できる場所がありました。
私達が行った時は、エキシビジョンでスイスの芸術家のJulian Vharriere(ジュリアン・シャリエール)さんの作品が展示されていました。彼は、1987年生まれで、私達がなかなか訪れることができない場所をテーマに作品を作るそうです。今回は、南極や、グリーンランド、アイスランドなどの氷河がテーマのようでした。
この作品は、約1億4500万年〜6600万年前に存在したサボテンや植物が氷で凍った状態のものを再現させたそうです。彼は、植物を液体窒素に浸してマイナス196度で瞬間冷凍させてこの作品を造ったのだとか。この作品の狙いは、瞬間冷凍させた瞬間から過去の時間が停止し、これを見た時に、過去、現在、未来が全て平等に存在するということを考えさせることみたいです。理解できるけど、奥が深すぎますね・・・
他のアーティストの作品もたくさん展示されていました。
もはや理解不能です。。。でも、きっと奥深いメッセージがあるはず!
そして、ちょっと笑っちゃったのがこの作品。
これって日本のラブホですよね?(笑)この写真の前に暗いBOXがあって、中に入ってみると・・・
おじさんが一人でカラオケしてました(笑)
ところが、説明を読んで納得!かなり奥深いものでした!
この作品は、marianne halter & mario marchisellaという2人のアーティストの作品です。タイトルは、「休息または滞在」。アジアでよく見かけるラブホテルを中心に構築しています。Rest or Stayというクールな輝き(おそらくネオンのこと?)そして、この写真から街の騒音を感じさせます。ここを訪れる人は、孤独、憂鬱、孤立、などの意識的な心理と複雑な関係を見ることができます。
確かに、その通りかと!!!(笑)作家さんて凄いですね。まさか、ラブホテルやカラオケからそこまで読み取っているとは・・・
現在アートってとても奥深いですね。古典的なものだと、写真がなかった時代なだけに、当時の衣食住が読み取れたり、当時の景色がわかったりして面白いなと思っていましたが、現代アートは正直、理解できていなかったんです。今回この美術館で少しですが現代アートについて理解が深まったような気がしました。
「Aargauer Kunsthaus(アールガウ美術館)」の場所はこちら↓
13世紀に建設された時計塔を見納めして、次の目的地に向かいます。
Aarau (アーラウ)の駅前ですが、素敵ですね!
駅自体は、現代風な建物になっていました。大きな時計が特徴的です!
電車が来るまで時間があったのでコーヒーを買いました。駅構内のキオスクの中にある無人スタバです。
飲みたいものを画面で選んで、タッチすると飲みものが出てきます。カップのサイズを間違えないように!その後、レジにコーヒーを持っていって会計です。後払いって凄いですよね!スイスだから成り立つ仕組みのように思えます。
駅に入りました!次に向かうのはBaden(バーデン)です。まだ朝の10時45分!日帰り旅行はまだまだ続きます。Baden(バーデン)編に続く・・・
最後までお読み頂きありがとうございました。現代アートって難しいけど深いよね!と思った方は、ぜひ「ぽち」っとお願いします♪
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