今日は、Aigle(エーグル)にある「葡萄・ワイン博物館(エーグル城)」のご紹介をしたいと思います。
まずは、Aigle(エーグル)駅からバスに乗りました。
1つ目の停留所で降りて、そこから歩いてお城へ向かいます。バス停には、「Château d’Aigle(葡萄・ワイン博物館(エーグル城))」の看板が出ていました。
朝だったので、少しひんやりした空気でしたが、雨が上がって空気がすがすがしく、気持ちよかったです♪
途中で見かけたお花も綺麗でしたよ!
数分歩いたら、葡萄畑が見えてきました。
途中の小さなお店に売っているワイングラスやお皿がとても素敵で欲しかったのですが、日曜日だったのでお店はお休みで買えませんでした(泣)
更に歩いていくと、屋根付きのボコボコ道に来ました。お城に向かってる!って感じがしますね!
屋根付きの石の道を出ると、「葡萄・ワイン博物館(エーグル城)」に到着です!
エーグル城から見える山にトカゲの模様も見えました。この地域で作られている有名なワインのワインラベルには「とかげ」のイラストが書いてあるんですが、「とかげ」はエーグルワインの象徴なんでしょうね♪そのうち、そのワイナリーにも行ってみたいですねぇオンp
こちらが入口です。ここでエーグル城について少しご紹介したいと思います。
エーグル城は、エーグルの騎士の家柄であったミリデ・ド・アリオさんという一族によって12世紀に建築されたお城です。その後、1804年〜1972年にかけて、州の法廷と刑務所として使われていたそうです。今は、エーグル市の所有ですが、1976年〜現在は葡萄とワインの博物館になっています。
入場料は大人11フラン(約1,320円)、学生9フラン(約1,100円)、子供5フラン(約600円)です。「Swiss Museum Pass」があれば、無料で入れます。
営業時間は10時〜18時で、月曜日は休館日です。
「Swiss Museum Pass」について、詳しく書いていますのでご興味のある方はこちらからご覧下さいね♪↓
ちなみに、日本語で書いたお城の解説書もありますので、もらっておくことをお勧めします。
エーグル城内は展示順に番号があるので、その通りに進むと分かりやすいです。
1番では、エーグル城建設の歴史が見れます。
隣の部屋では、当時のワイン作りの機械などが展示されていました。
昔は、こんな風にして葡萄を潰していたのですね!
そして、地下のツボに葡萄を入れてワインにしていたようです。
12世紀に使われていた葡萄潰し機もありました。こんなに大きな木製の機械で葡萄を潰していたんですね!
次の部屋は3番から15番です。
この部屋には、博物館に寄付した方の名前が書いてありました。他には、16世紀〜18世紀に使われていたホテルの看板もいくつか展示してありました。
こちらの男性の顔型の看板は、当時のホテルの看板で、16世紀の最古の木製の看板だそうです。
王冠とか男性とか、いろんな形がありました!
奥には、ワイン貯蔵庫兼ワイン試飲会用の部屋がありました。
コロナじゃなければここで、試飲もできたのかな?
この部屋には、ワイン用の古い樽や蛇口も展示してありました。
さて、階段を登って2階に来ました。
この部屋では、エーグルのワイナリーの紹介や、
たくさんのワインラベルが展示されていました。とにかく数が凄いので、ここだけでも楽しめます。
続いて、3階に来ました。
3階では、当時のお城での様子が分かるようになっていました。
こちらは、「紋章の間」です。この部屋には、1475年〜1685年までエーグル城に住んでいたベルン総督たちの紋章が展示してありました。
他にもお部屋がいくつかあったのですが、その一角に現代的な展示部屋がありました。こちらは、ヴォー地区のぶどうの栽培方法や歴史について6つのブースで学べるようになっていました。
葡萄畑の斜面図もありました。ミニチュアで見てみると面白いですね!それにしても、凄い斜面です・・・!ここでは、19世紀の終わりに流行した害虫のせいで、葡萄の木が危機的状況になったので害虫に強い葡萄の木を接ぎ木をして守ったそうです。
隣の部屋では、ワインの色や香りについて学んだり試飲したりできたようです。ワイン試飲してみたかったな(泣)コロナのせいで試飲とかできずでした。。。
あとは、壁に赤ワイン、白ワイン、ロゼワインの色を比較した表が展示してありました。ワインって、赤とか白とか単純に言っていましたが、こんなに色に差があるんですね!てか、一番右のグラスってもう赤じゃないですね(笑)
次の部屋は「ダイヤモンドの部屋」と書いてありましたが、ダイヤモンドがあるんじゃなくて、ダイヤ柄の壁という意味でした(笑)14世紀のサヴォア領時代の模様だそうです。
裏天井では、当時の衣装なとが展示されていました。また、この剥き出しの梁が見所らしいです。
裏天井まで見たら、一度降りて、違う入口へ行きました。
次は16〜21の展示室です。
入口入ってすぐ、急角度の螺旋階段になっていました。
この部屋は防御部屋で、壁外上に厚いのが特徴的でした。扉も重厚感がありますね。なんと1764年製なんですって!
防御部屋の壁には4個の銃眼の後があるそうです。見つけられなかった(泣)
最上階は拷問部屋になっていました。拷問部屋とか、牢屋?みたいなのがあって、怖かったので写真は1枚も撮りませんでした・・・なので、すぐにまた、下まで降りるのですが、その途中、小さな扉が・・・?!
この先には何があるのでしょうか?!
ここは、順回路としてお城を囲むようにぐるっと半周できる通りでした。
上に屋根がない通りは13世紀〜14世紀に作られた道ですが、このように屋根がある通りは1480年〜1510年にベルンが作ったそうです。
ぐるっと半周できるので、順回路の側面も見ることが出来ました。
途中、石の窓から見える景色が綺麗でしたよ。
どこまでも続く石の道が歴史を感じますね。
まわりの景色も楽しんだら、入口に戻ります。しかし、階段がほぼほぼ90度で降りるのが怖かった!!
最後に入口のお土産さんコーナーを見ました。
ワイングラスやポストカード、
ワインもたくさん売っていました。
ちなみに、エーグルのワインは、このトカゲのラベルがとても有名です!
お城を出ると晴れていました!
お城の隣は「楽園の一杯」という名前のレストラン兼プチミュージアムになってました。
コロナじゃなければレストラン営業をしていただろうに、食べれなくて残念(泣)
また石畳の道というか石の道を歩いてバス停に向かいます。
花壇のお花がとても綺麗でしたよ!
以上、Château d’Aigle(葡萄・ワイン博物館(エーグル城))でした。ワインの歴史を学べるお城であり、美味しいワインを作っている地域なので、ワインを勉強したい方にはオススメのお城です。
「Château d’Aigle(葡萄・ワイン博物館(エーグル城))」の場所はこちら↓
最後までお読み頂きありがとうございました。お城なのにワイン博物館ってユニーク!と思った方は、ぜひ「ぽち」っとお願いします♪
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