スイスのティチーノ州ルガーノにちょっと変わった展示物をしているミュージアムがあったので行ってきました!
それから、この日の1日の流れはこちらから読めます♪↓
🇨🇭スイスにあるイタリア語圏「ティチーノ州」へ週末旅行1日目〜鉄道博物館、アウトレット、ヘルマンヘッセの邸宅、Museum of Cultures、ルガーノ美術館、世界遺産の要塞〜
🇨🇭スイスにあるイタリア語圏「ティチーノ州」へ週末旅行2日目(でも2日目はフランス語圏)〜ル・ロックル時計博物館、葡萄&ワインミュージアム、グランソン城
今日ご紹介するのは、「Museum of Cultures」というミュージアムです。
このミュージアムは、1930 年から 1985 年の間にイタリア人アーティスト、セルジュ ブリニョーニさん によって収集された民族芸術作品を展示しています。
様々な地域の特徴的な帽子や、衣装、道具などを見ることができました。
これらの展示物を見る他に、今回こちらのミュージアムを訪れた理由がありました。
それは・・・・コチラなんです!
日本の昔のポストカードの展示が特別展でやっていたのです!
なんと、1898年〜1960年の間にマルコ・ファギオリさんという方によって日本のポストカードが収集され、第一次世界大戦〜20世紀初頭までのポストカードを見ることができます。
日本は1873年にハガキを採用したそうなので、採用されてかなり早い段階から収集を初めたということになりますね!
実際、そんな昔の絵葉書を見たこともなかったので、興味があって楽しみにしていきました。
特別展は地下のフロア全てを使っていて、壁一面に様々な絵葉書が等間隔に年代ごとに展示されていました。
絵葉書のイラストの細かさが伝わると思います。
この左の入れ墨の男性ですが、まさかの郵便配達員らしいです(笑)
小判がモチーフの絵葉書もあったのですが、立体的なんですよ。この絵葉書凄いですね・・
こちらは、日本の切手や郵便スタンプを貼り付けた絵葉書でしたが、英語でのメッセージですね。当時の日本人で英語の出来る方が出した手紙なのか、それとも当時、日本に住んでいた海外の方が出した手紙なのかわかりませんが、とても綺麗だったので写真に撮りました。
時代が変わると、絵葉書の色使いがよりクリアになってきます。
舞妓さんの後ろ姿を描いた絵葉書も数多くありました。
こんな感じで約6,000枚も展示してありました。どれも興味深く見ることができました。
日本人でも知らないことってたくさんあるんですね!この絵葉書を収集した方に感謝です♪
それから、これらの「日本の絵葉書を見た、海外の人たちが思うこと」がHPに書いてあったのですが、「日本のポストカードは小さな空間に様々な技法を使ってかかれたアート作品です。例えば、漆を使ったり、顔料や金粉を使った伝統的な手法から、西洋絵画の伝統素材である油絵の具を使ったり、ちりめんを手でしわを作って貼り付けたりと、世界に類を見ない洗練された芸術性を持っています」と称賛していました!
そんな風に見ていなかったので、日本人として嬉しいですね♪
日本の絵葉書特別展の他に、遊牧民によって作られた作品の展示もしていました。NAMADというタイトルが付けられていますが、NAMADはフェルトのことで、フェルトで作られた古代芸術作品の展示でした。
NAMADは、トルクメニスタン、イラン、ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、アフガニスタンなどの広大な地域で、何千年もの間、遊牧民が生活をしながら作り上げたものです。
フェルト素材なので、どこかぬくもりを感じる柔らかい印象がありました。
絨毯だけではなくて、こういった装飾品も飾られていました。
左の飾りを見て「パタポン」を思い出したのは私だけじゃないはず・・・(笑)
※ファミ通.comから画像お借りしてきました。
最後に常設展に行ったら、鎧兜が7体も展示してありました。
どうやって、これらを手に入れて、ここまで運んで来たのでしょう・・・?かなり迫力があったので本物だと思うのですが、まさかスイスで鎧兜を見れると思っていなかったのでびっくりしました。
結構広いミュージアムでしたが、日本のものも多めで知らないものばかりの展示だったので楽しく見学できました。特別展は頻繁に変わるようですので、行かれる際はHPをチェックしてから行って下さいね♪
Museum of CulturesのHPはこちらをクリック!
「Museum of Cultures」の場所はこちら↓
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