スイス ティチーノ州 湖船クルーズ

🇨🇭スイスとイタリアの国境をまたぐ!ルガーノ湖クルーズ

2022年9月3日


スイスは面白い国で、4つの言語を公用語としています。

ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語・・・そして、それぞれの言語を話す地域によって、特徴もあります。

例えば、私はフランス語圏のジュネーブに住んでいますが、ジュネーブはフランスの文化が濃いので、ワインの産地が多かったり、フランスの食材を使った料理が多かったりします。

今日ご紹介する場所は、スイスのイタリア語圏ティチーノ州のLugano(ルガーノ)です!スイスのイタリア語圏はどんな場所でしょうか?

今日は、Lugano(ルガーノ)の簡単なご紹介と、美しいルガーノ湖の湖船クルーズをご紹介していきたいと思います!

スイスのイタリア語圏「Lugano(ルガーノ)」

「Lugano(ルガーノ)」は、スイスの南に位置していているティチーノ州最大の都市です。

美術館や歴史的な建物、近代建築などを街なかで見ることができます。また、イタリア語圏ということもあり、ジェラートやイタリア料理店が数多くあるのも特徴です。

「Lugano(ルガーノ)」へ以前遊びに行ったときの記事や、美術館など詳しく書いた記事もりますので、是非こちらもご覧下さいね!↓

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船乗り場への行き方

さて、本題のルガーノ湖クルーズのお話に入っていきますね♪

まずは、船乗り場へ向かいます。スイス国鉄SBBのルガーノ駅から船乗り場までは徒歩約10分です。

こちらが「Lugano(ルガーノ)」駅です。えんじ色に白の縁取りがされた、とてもオシャレな建物です。

駅は高台の上にあるので、駅からの景色はとても素晴らしいものでした!手前には「Lugano(ルガーノ)」の街並み、奥にはルガーノ湖を見ることができます。

先程もちょっと触れましたが、実は「Lugano(ルガーノ)」は坂が多いので、歩くとちょっと大変です。なので、市内を走るケーブルカーが用意されています。

前回来た時は、ケーブルカーに乗って街の中心地まで行きましたが、今日は天気も良かったので、歩いて街の中心まで行くことにしました。

ケーブルカーの線路横に階段があるので、ここを下っていきます。

途中、「Cattedrale di San Lorenzo(サン・ロレンツォ聖堂)」の前を通りました。この真っ白で四角の建物の前を通った時、「ここスイス?イタリア?」と思うほど、イタリアを感じましたよ!

また、ここもまだ高台なので素敵な景色を見ることができます。左の山にたくさんの住宅が見えるのですが、あんなところにどうやって家を建てたのでしょうね!?

更に下って街の中心地まで来ました。街の雰囲気がとても素敵です。

街の中心地まで来てしまえば、あとは平坦な道を進むのみ!約10分後、船着場に到着しました!

ルガーノ湖には、既に船が到着しています!今日はこちらの船に乗りますよ〜!

「Lugano-Centrale」の場所

ルガーノ湖船クルーズの乗り方

船には予約なしで乗ることができますが、乗船券が必要です。

旅行者用の「Swiss Travel Pass(スイストラベルパス)」や、スイス在住者用の「GA Travelcard 」があれば無料でそのまま乗れますし、「Half Fare Travelcard」があれば、アプリで半額で購入することができます。

もし、アプリを持っていない場合は、船乗り場の近くに「Tickets」と書かれた建物があるので、ここで行きたい場所までのチケットを購入するか、船に乗ってから、船の中のカウンターで購入しましょう!

「Swiss Travel Pass(スイストラベルパス)」の記事はこちらから↓

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「GA Travelcard 」などの記事はこちらから↓

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また、乗る時にチケットの確認はありませんので、そのまま乗って問題ありません。

チケットの確認は、ある程度時間がたったら、船のスタッフさんが一人ずつ確認に回ってきます。

ルート

今回のルートは、ルガーノ湖を回るルートです。この地図を見てお気づきかもしれませんが、ルガーノ湖の一部はイタリア領になっています。

また、ルガーノ湖というのは通称で、正式名称はCeresio (チェレーズィオ)です。

今日は、「Lugano-Centrale」を出発して、途中で船の上から「Gandria (ガンドリア)」を見てから、「スイス税関博物館」まで行きます。その後は、また「Lugano-Centrale」に戻ってくるルートです。

船の中を探検!

さて、今日も船の中をご紹介していきますよ!

過去にブリエンツ湖クルーズ、レマン湖クルーズをご紹介していますので、合わせてこちらもご覧下さいね!↓

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いつものように、船には一等席と二等席がありました。一等席は2階、二等席は一階です。階段を登ると、まずは一等席用の室内の席があり、向かい合った6人〜8人のプライベートな感じの席がいくつかありました。

そしてテラスです。テラスは広々としています。やっぱり、湖沿いの席は人気でした!

2階の逆側にも席があります。こちらは先頭なのでちょっと狭めになっています。

いつも思うのですが、テラスの先頭座席って空いているんですよね・・?なんでかな?

船には、「SAN GOTTARDO」と書かれた鐘が置いてあったのですが、これはあのゴッタルド峠のことですかね?

現在では、そのゴッタルド峠の下にトンネルが作られおり、その長さは57.107kmと世界最長のトンネルです。このトンネルは、ウーリ州エルストフェルト〜ティチーノ州ボディオを結んでいます。

そのおかげで、交通の便等、非常に便利になり快適になった一方、たくさんの犠牲者がでました。その犠牲者に敬意を表して、ベルが置かれているのでしょうか。

常に感謝の気持ちを忘れることがないよう、こうして記念碑的なものがあるのは大切なことですよね。

さて、船の室内に戻ってきました。こちらの船にもレストランがついています。ただ、この日は、食事を提供するというよりは、カウンターで飲み物やアイスを買うみたいな感じになっていました。

船から色んな景色を楽しもう!

ルガーノ湖からの見どころは、何と言っても山の斜面に建てられた住居です!いつ見ても、不思議でたまりませんが、こういった住居をよく見かけますね。

レマン湖が山の斜面に葡萄を植えるように、ルガーノ湖周辺は家でしょうか・・・?

船に乗って約30分後、スイス国内にある「Gandria(ガンドリア)」が見えてきました。とても、綺麗な街ですよね。

「Gandria(ガンドリア)」を船の上から確認したら、すぐ隣の停船所で降りました!

「Museo delle dogane svizzero(スイス税関博物館)」

停船所が見えてきました!

「Cantine di Gandria」で降ります。ここに来た目的はある博物館ですが、そのある博物館の目の前に停まる船は便数が限られているのでここで降りました。

本当に小さな船着場で、私達以外誰も降りませんでした。

ここから、歩くこと約5分・・・

そのある博物館とは、「Museo delle dogane svizzero(スイス税関博物館)」のことでした!

イタリアとの国境近くにある博物館で、国境マニアの主人からしたら行きたくて仕方なかった場所だったのです。来ることができてよかったね(笑)

詳しくは、別記事でご紹介していますので、是非こちらをお読み下さいね!

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また、国境について書いた記事もたくさんあるのですが、特にオススメをご紹介しますので、是非こちらもお読み下さいね(笑)↓

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「Museo delle dogane svizzero(スイス税関博物館)」の場所

「Museo delle dogane svizzero(スイス税関博物館)」を見たら、また船着場まで戻ります。

それにしても、なんて綺麗な水の色なんでしょうね・・・!

しばらく待っていると、船がやってきました!

そして、また約30分間船の旅を楽しんで、「Lugano(ルガーノ)」まで戻ってきました。

時刻は15時半・・・もうお腹がペコペコです・・・

せっかくイタリア語圏にいるということですし、「美味しいパスタが食べたい!」ということで、評判のいいお店を探して行ってきました♪

スイスのイタリア語圏で食べるパスタはいかほどでしょうか・・・!?

また別記事に続く・・・↓

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