京都にある「京都市京セラ美術館」でラグジュアリーブランドのグッチが主催するグッチ展「GUCCI COSMOS」が行われていたので見に行ってきました。
グッチの歴史や貴重な品々が展示されているとのことですが、どんな展示だったのか?ご紹介したいと思います。
「京都市京セラ美術館」
「京都市京セラ美術館」は、1933年(昭和8年)に開館、建物は公立美術館として日本で現存する最も古い建築という貴重な美術館です。
毎回京都へ行くたびに魅力的な展示をしているので、何回か行きましたが、今回はなんとも興味深いラグジュアリーブランドのGUCCIが監修の展示でした。
館内は広いので、同時に様々な展示をしています。今回は、「GUCCI展」の他に、「巨匠たちの学び舎」や「ワニのためのフーガ」も開催されていました。
過去には、「エルメス展」も行われていたそうで、世界のラグジュアリーブランドが京都のここなら・・・積極的に話がくるそうです。
また、「ミロのヴィーナス」や「ツタンカーメン」の展示もしたことがあるとのことで、日本でもかなり重要な美術館だと世界から認識されています。
「GUCCI COSMOS」
さて、本題ですが、今回の「GUCCI COSMOS」展はチケットからパンフレットから会場からワインレッドのおしゃれな感じでした。
会場に着くと実際結構並んでいたのですが、10分くらいで入れちゃいました。
と言いますのも、最初のお部屋が全面画面の個室になっており、ここで映像をみてから展示ルームへ入るという流れだったため、映像の関係でちょっと待っただけだったのです。
ここで映像をお見せできないのが残念なのですが、とってもカッコいい映像でした。
京都の竹林とグッチのアイコニックバック「バンブー1947」の持ち手をかけているような内容で、日本とグッチのつながりみたいなのを感じました。
映像を見終わると、あとは自由に展示ブースを見て周るといった流れです。
展示ブースには、このように貴重なカバンや作品が並べられていました。
クロコダイルでできたトランクのオーラはすごかったですよ!
あとは、グッチの創立から年表形式で作品と共に説明がされていました。
1947年は、グッチのアイコ二ックバックの「グッチバンブー1947」ができた年です。持ち手が竹でできているところからこの名前がついたんだそうです。レザーと竹の組み合わせはとてもおしゃれですよね。
1966年には、「フローラ」が誕生しています。1966年にロドルフォ・グッチがモナコのグレース・ケリー大公妃に贈ったのが最初なんだそうですが、このモナコのグレース・ケリー大公妃って凄い方ですよね。
この方の一番有名なブランドの話は、エルメスの「ケリー」だと思うのですが(ケリー王妃が妊婦時代に自身の妊娠を隠すためにケリーをお腹の前に置いて隠したことから有名になり、エルメスがカバンの名前をケリーに改名している)グッチといい、エルメスといい名だたるブランドにインスピレーションを与えるくらい美しさと品と兼ね備えていたのでしょうね。
1960年には、現在のグッチのカバンによくみる「GGパターン」が誕生したそうです。一目みて「あ!グッチだ!」って分かる柄ですよね。
1994年には、トム・フォードがグッチのクエリティブ・ディレクターに就任しています。トム・フォードといえば、イブサンローランのデザイナーとしても活躍し、最終的に自身の名前を冠にしたブランドも出していますよね。グッチにいたことを知らなかったので、驚きました。
他にも、たくさんのストーリーと共にカバンや馬具が展示してあったり、美しいカバンが並べられたお部屋もありました。
最後のお部屋はVRを楽しめるお部屋で人気で並んでいましたよ!
展示のボリュームもストーリーもとても楽しかったです。
まとめ
「GUCCI COSMOS」展はとてもボリュームがあり、映像と作品で楽しむことができました。
グッチといえば、映画の「ハウスオブグッチ」を思い出しますが、壮絶な歴史を持っていますよね・・・
最近は世界中のラグジュアリーブランドの2極化が進んでいるように感じましたが、グッチには頑張ってほしいですね。
現在この展示は終了していますが、京セラ美術館は定期的に面白い展示をするので、是非みなさんもチェックしてみて下さいね♪
私も、また京都へ行ったら、どんな展示がされているのかチェックして行ってみようと思います。
「京都市京セラ美術館(京都市美術館)」の場所
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