5月末の週末旅行で、Crans-Montana (クラン=モンタナ)に行った時、「ミニチュア電車博物館」へ行ったのですが、そこの館長がとても、親切なマダムで、とにかく電車に詳しい&電車に対する熱が凄くて、楽しく過ごせたので、今日は「ミニチュア電車博物館」をご紹介したいと思います♪
この日の旅行記はこちらから読めます↓
🇨🇭コロナ禍の5月最終週の日帰り旅行〜超電車ヲタマダムがいるミニチュア電車博物館、蒸気機関車博物館、ゲーム博物館、イェーニッシュ美術館と「ナルシスの花」リベンジ!!
また、他の電車系の博物館についても書いているので、もしご興味のある方がいればこちらからお読みくださいね!↓
🇨🇭チューリッヒ市内を走る歴史的なトラムが見れる「Tram-Museum Zürich(トラム博物館)」
🇨🇭電車の模型4000台以上を誇る「GALLERIA BAUMGARTNER(鉄道博物館)」
こちらが、「Fondation Suisse des Trains Miniatures(ミニチュア電車博物館)」の入口です。
営業時間は毎日10時〜13時、15時〜19時で、休館日はありません。
入場料は大人12フラン、子供6フランです。それと、この近くのフニキュラーの乗車券もセットになったチケットもありました。乗車券付きだと、大人28フラン、子供13フランです。「Swiss Museum Pass」があれば無料で入れます。(フニキュラーについては後ほどご紹介します)
「Swiss Museum Pass」について詳しく書いた記事がありますので、興味のある方はこちらからお読み下さいね♪↓
入場チケットは、この切符みたいなものでした!
しかも、面白いことに、この昔ながらの機械でチケットの切符に今日の日付を刻印してくれます!凝ってますね〜♪
見学を始める前に、最初の部屋でビデオを見ることを勧められました。せっかくなので、見せてもらうことにしたのですが、ビデオの数が10種類くらいあって、しかも1本20分〜40分くらいと長いものばかり!全部見ていたら4時間半くらいかかるよ!と言われたので、さすがにこの後の予定もあるし、1つだけ見せてもらうことにしました。
スイス中を走るフニキュラーが、なぜ急角度にも関わらず安定して山を上り下り出来るのか?や、昔の電車の映像などが流れ、面白かったのですが、途中から、まわりに展示してある電車が気になりだした主人・・・ちょっと、席を立って展示物を見ていたら・・・
マダムが入ってきて、「ほら!ちゃんとこの映像を見て!」と、主人を席に戻して、テレビ横に立ち、説明をはじめました(笑)まわりの展示物については、「ビデオが終わったら説明してあげるから、とりあえずこの電車の素晴らしい映像を見て!」とのことだったので、とりあえず、全部ビデオを見ました。そう。マダムと一緒に・・・(笑)
部屋の中にあったミニチュアの電車はどれも貴重なものらしく、色々と説明してくれました。全て、実際に走っていた列車らしいです。
ビデオルームで、かなり詳しい説明を受けて、とても勉強になりました!マダムから学んだ知識をもとに、展示ルームへ移動します。と、まさかの、マダムも一緒に展示ルームに来てくれました。
そして、また丁寧に展示されている電車の説明をしてくれたのです。しかも、かなり詳しい・・・年代まで覚えてる!(笑)
展示されている電車の中には、日本の新幹線もありました!
あとは、面白いことに、新幹線のお菓子の箱も展示してありました!まさか、スイスの博物館でこのお菓子の箱を見れるとは思いもしなかったのでちょっと驚きましたね!
こちらは、ナポレオン列車です。確か、以前ご紹介したティチーノ州にあった「GALLERIA BAUMGARTNER(鉄道博物館)」にも、ナポレオン列車の模型がありましたが、こちらは前のとはデザインが違います。
中の様子の写真が飾ってあったのですが、この豪華さを見て下さい!列車の中なのに、内装や家具がゴージャスです!
電車の他にも、電車に関するおもちゃの展示もありました。これは、駅舎のおもちゃですが、面白いことに、電源を入れると窓に明かりがつくのです!その仕掛けにびっくり!!これは、マダムがいなかったから知らなかったので、一緒に周ってもらえてラッキーでした♪
こちらは、館長マダムお気に入り!?の電車の形態で、「クロコダイル」というものらしいです。あまりにも、「クロコダイル」と連呼するので、「クロコダイル」について調べてみました。
「クロコダイル」とは、電気機関車のことで、ボンネットの形がワニに似ていることから、そう呼ばれているらしく、1919年から1927年に製造されたスイス国鉄の機関車に対して用いられたそうです。急曲線の多い山岳路線を走ることが多いんだとか!そうなると、山の多いスイスで主流なのも納得ですね♪
また、「クロコダイル」はオーストリア、フランス、ドイツ、ちょっと離れてインドでも採用されていたそうです!
なるほど、確かにこれはマダムが熱く語るのも理解できます(笑)
さて、「クロコダイル」も素晴らしかったのですが、他にも面白いミニチュアがあったのでちょっとだけ紹介させて下さいね♪
こちらは、象を運んだ列車です。さすがに、重い象を運ぶなんて嘘でしょ〜!と思ったのですが・・・
証拠写真もありました(笑)驚きですね!!
それから、こちらには「MASHIMA, Japon」というタイトルがついているのですが、「MASHIMA, Japon」てなんでしょう・・・!?ちょっと調べたのですが、これだ!というものは探せなかったものの、日本の鉄道モーターの一部を製造している会社のようでした。
この電車の模型に、その名が付けられているということは、フルッカ峠を走る電車のモーターとして重要な役割を果たしていたのが「MASHIMA, Japon」のモーターだったのかもしれないですね♪
あとは、ワイン樽を運ぶ列車もありました。
樽の上に穴が開いているので、上からワインを注いで運んだのでしょうね!
昔は本当に色んなものを電車で運んでいましたね。
列車の他には、車掌さんの帽子や、たくさんの企業のラッピング列車が展示されていました。
さて、たくさんのミニチュア列車をマダムの説明付きで見てきたところで、ジオラマコーナーに来ました!
このジオラマは大きいのが2つ並んでいて、眺めるだけかなぁと思っていたのですが・・・
マダムがなんと!動かしてくれました!!しかも、車掌さんの帽子を被っています(笑)
この機械を実際に動かしながらジオラマを動かすのですが、実際に操作させてくれました!
しかも、マダム、発車する時に車窓さんのようなポーズを取って、笛を鳴らして、ハンドルを操作し、列車を停める時にもポーズを取ってました(笑)
おもしろい車掌さん体験をしたところで、次の部屋に行ったら、フニキュラーの模型がありました。この博物館の近くにあるフニキュラーの模型です。この模型も、マダムが動かしてくれて、フニキュラー同士がすれ違う時に、詳しく説明してくれました!
他にも、小さなジオラマがありました。
どれも、街や峠の特徴が上手く表現してあって素晴らしいですね♪
ここまでが、スイスの列車の模型やジオラマでしたが、地下1階はアメリカの列車のコーナーになっていました。
アメリカコーナーにも、マダムは来てくれるのかな〜と思っていたら・・・
「じゃぁ、私はここでね!」と去っていってしまいました(笑)なので、ここからは主人と2人で見学しましたよ。
アメリカコーナーもアメリカらしいジオラマで面白かったです。
蒸気機関車もカッコいいですね♪
アメリカコーナーはワンフロアだけだったのですぐに見終わりました。
マダムのおかげで本当に、充実した見学でした。気がついたら12時を過ぎていて、ちょっとびっくり!でも、いい経験が出来てよかったです。
さて、博物館を出たら歩いてフニキュラー乗り場まで行きます。
それにしても、まわりの建物がオシャレですね〜!
山の景色も綺麗でした!
歩くこと約10分で、フニキュラー乗り場に到着しました!そして、マダムが力説していたフニキュラーのすれ違いも無事見れました(笑)
それにしても、フニキュラーって本当に面白い乗り物です!全面窓ガラスの車両で、空や葡萄畑、美しい山を見ることが出来るので、スイスに来たら是非乗ってみて下さいね♪
以上、超電車オタクマダムが付きっきり!「Fondation Suisse des Trains Miniatures(ミニチュア電車博物館)」でした。
「Fondation Suisse des Trains Miniatures(ミニチュア電車博物館)」の場所はこちら↓
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