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🇨🇭ジュネーブのサマースクール(Cours d'ete de Francais)に参加(Universite de Genève)

2020年8月4日

スイスにあるUniversite de Genève(ジュネーブ大学)では、毎年サマースクールが開催されています。

今年は、規模が縮小していましたが、参加してきました!

サマースクールの内容はフランス語を学ぶことです。

今年は、コロナの影響で6月のセッション1はスキップされました。開催されたのは、セッション2(7月13日〜7月31日まで)と、セッション3(8月3日〜21日まで)でした。

それぞれ3週間コースですが、2つ続けて6週間コースにすることも可能です。支払い期日が決まっており、早く支払うと少し割引があります。

3週間コースは950フラン(早割)(11万くらい)ギリギリで申し込むと1050フラン(12万くらい)で、6週間コースはまとめて払うと1700フラン(19万6000円くらい)でした。

私は3週間コースに参加しました。久々の大学生!とても楽しみでワクワクしていました♪

1日のスケジュールは、

9:00〜12:00 通常授業

12:30〜18:00は自分の能力に合わせて好きな授業を選択する、という感じでした。

午後の授業は、Prononciation(発音)、Grammaie(文法)、Oral(会話)、Ecriture(書き)の他に、紙芝居やイラストを使ったストーリーのクラス、Labpratorieという発音矯正クラス、公園でラフな感じでするクラス(文法、会話、読み)がありました。ただ、それぞれ、参加するのに推奨しているレベルがあるので、初心者の人には、厳しい授業もいくつかありました。

申し込むとレベル分けテストがオンライン上であるのですが、私のように全くフランス語の分からない人はテストを受けず、アンケートだけ答えて一番レベルの低いクラスに行くことになります。

レベルは一番低いクラスがA0、上に上がるにつれて、A1、A1-2、B1、B2、C1となります。

オリエンテーションはオンライン上のZoomにて2回ありました。1回目のオリエンテーションはフランス語での説明で、資料は英語という感じでした。さっぱりわからないw 2回目のオリエンテーションはフランス語の説明で、資料もフランス語でしたが、英語の通訳が付きました。やっぱり訳わからなかったので、資料をリアルタイムでグーグル翻訳にかけて理解していました。ほら、今って写メると翻訳されるじゃないですか!ほんと助かった・・・

早速初日です!わくわくしすぎて少し早く学校に行きました。あと、教室の場所にスムーズに行けるも自信なかったし(笑)

とてもシックな学校です。ジュネーブ大学はここの他にも校舎はいくつかあるのですが、今回はこの校舎がメインとなりました。

校舎の中はこんな感じです。

ステンドグラスもあって、美術館のようでした。

階段なんて、石でできてましたよ!昔からの校舎を大切に使っているのですね〜!

教室に入ると、このセットが配られました。

中には、えんぴつ、メモ、時間割表、かんたんな文法冊子、ドリルが入っていました。

あと、初日だけ大学内にあるカフェで使える、クロワッサンとドリンクの引換券が付いていましたよ。

今年の参加者は総勢190人ほどで、世界中の人が参加していたそうです。ただ、コロナの影響だと思うのですが、アジア人はほとんどいませんでした。

私のA0クラスは最初は12人でしたが、A1から降りてくる人もいて、最終的に14人になりました。

ソーシャルディスタンスを守るとうことで、席は一つ置きに座る感じでした。

授業ですが、まさかのフランス語オンリーでした!!一番下のクラスなのにフランス語だけですよ!?でも、英語での説明は一切なしなので、英語圏の人とそうでない人の間で大きな差が生まれることがありませんでした。

ある意味、これはとてもありがたいことで、もし英語での説明が入っていたら、英語圏の人は圧倒的に有利になってしまいます。私のように英語すら、あんまりよくわかってない人にとってはありがたい環境でしたね。ちなみに、英語で質問すると罰ゲームがあって、その場で踊らないといけませんでした(笑)何人か、つい英語で質問をして踊らされていましたよ(笑)

不思議なもので、フランス語しか使っていない授業なんですが、よく理解できるのです。本当に不思議です。初日から満足度が高かったですね。

午前中の授業は1時間15分経過したところで15分の休憩があります。その休憩時間に、みんなでカフェへ行ってコーヒーを飲みながらお喋りして、仲良くなっていきました。

12時に午前の授業が終わると、あとは自由です。私は事前にスイス人の知り合いからジュネーブ大学の「Labpratorie(発音矯正クラス)」がとてもいいと聞いていたので、お昼を食べてすぐそこに行きました。

このクラスは授業形式ではなく、パソコンに座って、ヘッドホンをつけ、専用のテキストを見ながら聞こえてくる音声を真似するというものです。自分がフランス語を話すと、録音され、またパソコン上にグラフになって現れます。それを先生が聞き、口の形や発音の仕方を個別に直しに来てくれるというものでした。このシステムはジュネーブ大学にしかないらしく、貴重な授業だと思ったので、毎日行きました。

それが終わったら、Prononciation(発音)の授業にも参加したのですが、初日だったので、正直さっぱり分かりませんでした。推奨レベルはA0〜A1の共同クラスでしたが、フランス語のレベルに差がありすぎて、辛かったです。なので、この1回のみでPrononciation(発音)クラスは、もう行かないことにしました。

また、他の日にGrammaie(文法)とOral(会話)のクラスにも参加しました。推奨レベルはA1でしたが、A0の友達が凄くいい!と言っていたので、一緒に行ってみました。確かに、Grammaie(文法)とOral(会話)のクラスは理解しやすくてよかったです。ただ、私が参加したのは、フランス語を学び始めて3週間目だったから、というのが大きかったような気がします。

Ecriture(書き)はB1以上になるので、参加しませんでした。B1以上のレベルになると、フランス語の会話はそこそこ問題ないレベルの人達です。B2までいけば、ジュネーブ大学に入学することもできます。そんなレベルの高い人達と私のようなフランス語赤ちゃんレベルの人が同じ授業を受けても、辛いし時間がもったいないので、一度も行きませんでした。

紙芝居やイラストを使ったストーリーのクラスは、好みが分かれると思います。私は1度授業にでましたが、人気のあるクラスで席が一番後ろになってしまい、紙芝居が何も見えなかったので、この授業に参加するときは早めに行って一番前の席をとることをオススメします!

公園でラフな感じでするクラス(文法、会話、読み)ですが、これは私にとても合っていたので、毎日行きました。16時〜18時までの2時間で、1グループ8人で公園の芝生に座ってやります。ちなみに、このクラスはジュネーブ大学のサマースクールに通っていなくても、誰でも参加できるフリーのクラスだそうです。

ホワイトボードを使って、スイスの食べ物とか体の名前とか、カードゲームなんかもしました。本当にストレスフリーで楽しかったです。

最終日はプチパーティーがありました!そして、この公園での授業は、また別の場所でやるということなので、そっちにも参加してみようかなと思っています。

最後に参加した感想ですが、ジュネーブ大学のサマースクールは本当に素晴らしいです!とても楽しかったし、全くの初心者の私ですら、3歳レベルくらいまで話せるようになったと思います。そして、たくさんの色んな国のお友達もできました。これはとても大きな財産だと思います。そのお友達とのやり取りは、基本英語ではありますが、フランス語を学ぶために、このコースに参加しているので、お互い頑張ってフランス語でやり取りをするようになりました。本当に満足度が高いので、もし参加するか悩んでいる方がいましたら、是非思い切って参加してみてくださいね。

あ!最後にアドバイス?ですが、サマースクールに参加する前に、自分である程度フランス語の勉強はしておいたほうがいいと思います。日本に売っているフランス語の本でいいので、とにかく1冊は予習しておいたほうが、より効果的にサマースクールで習ったことを吸収できると思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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