週末に日帰りで、イタリアのAosta (アオスタ)という街に行ってきました!
Aosta (アオスタ)は、Genève (ジュネーヴ)から日帰りで行くことができるイタリアの街です。
スイス→フランス→イタリアと国境を2つも超えますが、片道3時間で行けちゃうんです♪
さて、そんなAosta (アオスタ)の街へ行った旅行記をお話していきますね!
Aosta (アオスタ)へ向けて出発!
今回の移動はバスです。モンブラン橋の近くから出発するバスで、さまざまな行き先へ行くことができます。
スイスから乗れるバスについて、まとめた記事がありますので、こちらも合わせてお読み下さいね!↓
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今日は、ジュネーブ から一度フランスへ入り、更に国境を超えて最終的にイタリアの「Aosta (アオスタ)」まで行く、というルートです。
朝7時半に出発する「Flix Bus」に乗って行きました!
バス停「Gare routière」の場所
バスに乗る前に、事前に予約したバスチケットと(私達はアプリに落としていたのでQRコード)と、パスポートのチェックがありました。
「Flix Bus」は、座席指定制になっているので、安心してバスに乗ることが出来ます。(たまに、適当な席に座っている人がいますが、座席番号を見せればどいてくれます)
出発して、しばらく経つとフランス国境があり、ここでパスポートのチェックがありました。バスの中に、国境警察官が2人乗ってきて、一人ずつパスポートのチェックと簡単な質疑応答があります。私達は、「どこから来て、どこへ向かっているのか?何日間滞在するのか?目的はなにか?1000ユーロ以上の現金を持っていないか?」など聞かれました。
今まで何度かバスに乗ってフランスへ行ったことがありましたが、パスポートチェックは初めてでした!
フランス「Chamonix (シャモニー)」に到着
その後バスは順調に進み、まず最初のバス停「Chamonix (シャモニー)」に着きました。
「Chamonix (シャモニー)」では、バスに乗っていた3分の2くらいが降りましたが、また同じくらいの人が乗ってきましたよ。Mont Blanc (モンブラン)を間近に見ることができるAiguille du Midi (エギーユ・デュ・ミディ)へ行くロープウェイに乗ることができる街ですからね♪
以前、「Chamonix (シャモニー)」にバスで行った際の記事もありますので、是非こちらも合わせてお読み下さいね♪↓
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「Chamonix (シャモニー)」では、5分くらいの停車時間があり、次は「Aosta (アオスタ)」までノンストップです!ここからはあと1時間半ですが・・・
大・渋・滞!!!
これは、前に進む気がしない(泣)
この先、モンブラントンネルがあるのですが、このトンネルを通るために通行料を払わなければなりません。一台一台支払う時間がかかるうえに、この先一車線のため、渋滞が起こっているようでした。
ちなみに、通行料は乗用車の場合フランス側から入るなら48ユーロ、イタリア側から入るなら48.8ユーロかかるそうです。私達は、バスなので運転手さんにお任せですが、バスだと174.1ユーロもかかるみたい・・・
トンネルの長さは全長11.8kmなので、結構長いのですが、料金もお高いですよね・・・
ということで、ここで、約40分間渋滞に・・・。でも、前には進んでるからまだマシかぁ〜。
イタリア国境
そして、いつの間にか寝てしまい、起きたらトンネルを抜けてました!
起きて窓の外を見てみると、美しい山がそびえたっています。渋滞も抜けて、「良かった、良かった〜♪」と思っていた矢先、今度はイタリア入国のパスポートコントロールにひっかかりました。(パスポートコントロールはランダムなので必ずではないのですが、今回はフランスとイタリアの2回ともひかかってしまった・・・)
でも、またフランスの時と同じくパスポートを見せて、いくつかの質問に答えるだけだと思っていたのですが・・・
まさかのパスポート回収!そして、そのままバスの中で待機させられることに・・・(泣)
ただでさえ、渋滞して到着が遅れているのに待機とは・・・とは言ってもそんなに時間がかからないよね??と思っていたのですが、何分待ってもパスポートが戻ってこない・・・
この日は、12時からレストランの予約をしていたのに、100%間に合わない〜(泣)
本来なら、10時30分には「Aosta (アオスタ)」に着いてるはずでしたが、現在10時50分・・・
なんと、パスポートを全員返してもらった時刻が12時でしたので、1時間10分も待機させられました・・・
そして、ようやくイタリア国境を抜けて、無事イタリアに入国!ここからは何もないことを願うばかりです。
Aosta (アオスタ)に到着
その後は順調にバスが走り、Aosta (アオスタ)に到着したのが。12時40分でした。当初の到着時刻から2時間10分後の遅延で到着です(泣)
ちらちらっと見えるローマ遺跡が気になるけど、まずはレストランへ直行です!
バスの中から遅れると連絡しておいたので問題はありませんでしたが、お腹も空いてましたしね・・・
「Aosta (アオスタ)」の街中は、可愛らしく、たくさんの路面店がありましたよ♪
レストラン「Osteria da Nando」
ランチは、ミシュラン掲載店「Osteria da Nando」です。ランチ時だったので、ほぼ満席でした!予約しておいてよかった〜!
5コースにワインペアリングをつけて、とても素敵なランチができました♪
ワインもAosta (アオスタ)の地元ワインを飲むことができたのですが、とっても美味しくてびっくりでした!
スイスのヴァレー州と同じように、Aosta (アオスタ)も谷にある街なので、美味しいワインがたくさん作られるのですね♪
ワインについてはレストラン紹介と一緒にしようと思っていますので、是非レストラン記事もご覧くださいね♪↓
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🇮🇹ランチでワインペアリングができる「Osteria da Nando - Aosta」で美味しいイタリアンと貴重な地ワインを飲む
Genève (ジュネーヴ)から日帰りで行けるイタリアの都市Aosta (アオスタ)で、ミシュラン掲載店のレストランへ行ってきましたのでご紹介したいと思います♪ Aosta (アオスタ)旅行の1日の流 ...
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街の散策
大満足のランチを食べたら、街の散策開始です♪
この日は土曜日だったからか、街のあちこちでダンスや音楽の演奏が行われていました。
Arco di Augusto(アウグストゥスの凱旋門)
まずは、レストランから歩いて数分だったので、「Arco di Augusto(アウグストゥスの凱旋門)」へやってきました。
Arco di Augusto(アウグストゥスの凱旋門)は、紀元前25年、街が築かれたときにカエサル・アウグストゥスに捧げられた門だそうです。
紀元前25年に作られた凱旋門が今もこんなに綺麗な状態で残っているなんて、衝撃ですよね・・・
Arco di Augusto(アウグストゥスの凱旋門)の場所
Ponte Romano(ローマ時代の橋)
「Arco di Augusto(アウグストゥスの凱旋門)」から徒歩数分で、今度は「Ponte Romano(ローマ時代の橋)」にやってきました。
ローマ時代に作れらた橋なのに、大きく損傷することもなく綺麗な状態で残っていましたよ!
「Ponte Romano(ローマ時代の橋)」の場所
Porta Pretoria(プレトリア門)
次は、来た道を戻って「Porta Pretoria(プレトリア門)」へやってきました。「Porta Pretoria(プレトリア門)」には、観光案内所があるので、パンフレットなど欲しい方は、立ち寄るとよさそうです。
「Porta Pretoria(プレトリア門)」の場所
Teatro Romano(ローマ劇場)
「Porta Pretoria(プレトリア門)」を抜けたら、「Teatro Romano(ローマ劇場)」にやってきました。今日の一番のメインです!
ここでは、古代ローマの劇場があり、22mもある圧巻のファサード(建物を正面から見たときの外観)を見ることができるのです!
ご覧下さい!この素晴らしい古代ローマのファサードを・・・!
反対側に周ると、劇場の座席を見ることもできました。
歴史を感じますね・・・よく、壊さずにこのまま保存してくれましたよね・・・!
入場料は大人10ユーロですが、他にCriptoportico Forense(地下回廊)、Chiesa Paleocristiana di San Lorenzo(旧サン・ロレンツォ教会)、Museo Archeologico Regionale(州立考古学博物館)、アオスタの巨石地区の合計5箇所を訪問することができます。
「Teatro Romano(ローマ劇場)」の場所
Piazza Emile Chanoux(エミール・シャノー広場)
「Teatro Romano(ローマ劇場)」を見た後は、美しい「Piazza Emile Chanoux(エミール・シャノー広場)」を通って、次の目的地へ向かいました。
この日の広場には、たくさんの出店やイベントが行われていて大賑わいでした!
可愛い手作りのものがたくさん売っていましたよ♪民族衣装を着たクマさん可愛いなぁ〜・・・!
賑やかな広場を抜けて、路地を進みます・・・
「Duomo di Aosta(アオスタ大聖堂)」
広場を抜けると、真っ白な美しい「Duomo di Aosta(アオスタ大聖堂)」がありました!中には入りませんでしたが、11世紀のフレスコ画や、ロマネスク様式の鐘楼など、歴史的なものを見ることができます。
「Duomo di Aosta(アオスタ大聖堂)」の場所
Criptoportico Forense(地下回廊)
「Duomo di Aosta(アオスタ大聖堂)」を横目に、ようやく本日2つ目の目的地に到着しました。
ここは、「Criptoportico Forense(地下回廊)」です。ローマ時代に、聖域を囲んでいた地下回廊で、神秘的な空間らしいのですが・・・
凄かったです!!凝灰岩のアーチがずらっと広がる空間で、噂通りとても神秘的な空間でした・・・!しかも涼しかった!!
こちらは、先ほどご紹介した共通券で入場することができます。
入場料は大人10ユーロですが、Criptoportico Forense(地下回廊)の他にTeatro Romano(ローマ劇場)、Chiesa Paleocristiana di San Lorenzo(旧サン・ロレンツォ教会)、Museo Archeologico Regionale(州立考古学博物館)、アオスタの巨石地区の合計5箇所を訪問することができます。
「Criptoportico Forense(地下回廊)」の場所
さて、「Criptoportico Forense(地下回廊)」で涼んでいたら、時間がなくなってきました・・・!
「まだ、行っていないところが何箇所かある!」ということで、急いで来た道を戻っていきます・・・!
Sant'Orso(サントルソ教会)
次に来たのは、「Sant'Orso(サントルソ教会)」です。こちらは、共通チケットには含まれていないのですが、美しい回廊が見れるそうなので、入ることにしました。
石作りの通路を進んだ先には・・・
まるで、RPGの世界のような回廊が出現!なんて美しいのでしょう・・・
ここは、12世紀のロマネスク様式の彫刻が残った回廊で、全ての柱にその歴史を見ることができました。入って良かった!
入場料は一人2ユーロです。
Sant'Orso(サントルソ教会)の場所
「Chiesa Paleocristiana di San Lorenzo(旧サン・ロレンツォ教会)」
美しい「Sant'Orso(サントルソ教会)」を見た後は、共通券で入ることができる「Chiesa Paleocristiana di San Lorenzo(旧サン・ロレンツォ教会)」へ行きました。
「Chiesa Paleocristiana di San Lorenzo(旧サン・ロレンツォ教会)」は、初期のキリスト教教会だそうですが、中は地下遺跡があり、教会らしさは感じませんでした。殉教者や聖職者の墓地でもあるそうです。
入場料は大人10ユーロですが、Chiesa Paleocristiana di San Lorenzo(旧サン・ロレンツォ教会)の他にTeatro Romano(ローマ劇場)、Criptoportico Forense(地下回廊)、Museo Archeologico Regionale(州立考古学博物館)、アオスタの巨石地区の合計5箇所を訪問することができます。
「Chiesa Paleocristiana di San Lorenzo(旧サン・ロレンツォ教会)」の場所
お買い物タイム!
イタリアンジェラート「Gelato Pazzo」
猛暑の中、遺跡巡りをしたので、クタクタに・・・この辺でジェラートを食べてパワーチャージです!
イタリアンジェラートは最高に美味しいですからね〜♪何を食べよう・・・
悩みに悩んで、ヨーグルトとメロンのジェラートと、コーヒーシェイクにしました♪
2つで5.5ユーロですって・・・!安い〜♪
「Gelato Pazzo」の場所
スーパーマーケット「Gros Cidac」
ジェラートを食べて元気になったので、スーパーマーケットに来ました。
とても大きなスーパーマーケットで、イタリアの食材がなんでも手に入りますよ♪
私は、ハムやチーズ、お菓子を買いました♪
「Gros Cidac」の場所
Aosta駅
スーパーマーケットの近くにAosta駅があったので、見てきました。駅舎も立派ですよね。
また、駅正面には、古代ローマの名残を感じることもできました。街のあちこちに、こうした遺跡があるので何気なく歩いているだけでも楽しい街でした。
帰るよ!
そろそろバスの時間になったので、バス停に戻ってきました。
私達が乗るバスは19時35分でしたが、アプリをチェックしてみると、あれ・・・?なんと40分遅れになっているではありませんか!
でも、本当に遅れてくるのか確信が持てなかったので、定刻にバス停で待機しました。ですが、待てど暮らせどバスは来ません。これは、アプリを信じて、「バスが遅れて来るのだろうと」思い、近くのカルフールマーケットに行って、時間を潰しました。
そして、アプリで更新された時間(約40分遅れ)ぴったりにバスが到着!ただ、いつもの「Flix Bus」の緑のバスじゃないので、最初は違うのかと思いましたが、バスの運転手さんに確認したら、これで合っていました。
確認大事ですね・・・
そして、20時20分ころ、「Aosta (アオスタ)」を無事出発しました!まだ明るい外の景色を見ながらGenève (ジュネーヴ)まで戻ります。
帰りは、Courmayeur→Chamonix (シャモニー)→Genève (ジュネーヴ)だったので、今度はまた、モンブラントンネルとフランスとスイスの国境を超えますが、スムーズに帰れるでしょうか・・・
Courmayeurまではスムーズにバスが進みましたが、やはりモンブラントンネルでは帰りも渋滞に・・・また約40分ほど遅れましたが、フランスとスイスの国境ではパスポートチェックがなく、スムーズに戻ってこれましたよ!
まとめ
ということで、ジュネーブからの日帰りイタリア旅行でしたが、いかがでしたでしょうか?
Aosta (アオスタ)は、渋滞や国境でのチェックに引っかからなければ3時間以内に行ける街ですが、この感じだと、モンブラントンネルの渋滞は必ずと言っていいほどありそうですね・・・。
ただ、40分くらいで渋滞を抜けることができるので、渋滞があるんだと頭に入れておけば、Aosta (アオスタ)に着いてからの予定は立てられると思います。ただし、バスの場合、パスポートコントロールに引っかかると、今回の私達のようにかなりの時間を待つことになりますので、ここは難しいところですね・・・パスポートコントロールはランダムですから、何もなければ早いので・・・
なので、最悪の状況も考えてレストランなどの予約をすることをオススメします!車で行くときは、人数が少ない分こんなに待たされないとはないと思います。
Aosta (アオスタ)の街自体は、美しく、ローマ時代の遺跡が状態よく残っているので、是非見て欲しいです♪
なにもない週末など、日帰りで是非行ってみて下さいね!
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最後までお読み頂きありがとうございました。渋滞+国境のコンボはやばかったね!と思っていただけたら、是非「ぽち」っとお願いします♪押して下さるとブログを更新する活力になります♪
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🇪🇸ナバラ州の郷土料理ベースピンチョスが食べられるバル「Bodegón Sarría」in ログローニョ
今日ご紹介するバル「Bodegón Sarría」ではログローニョの州であるナバラ州の郷土料理をベースにしたピンチョスを食べることができます。 「ナバラ州に来たからには、他とちょっと違ったピンチョスを ...
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